水元公園、今日の朝日新聞の社説
 今日は抗がん剤注射の休息日です。本来ならもう採血も済み、診察までの時間をつぶしているところです。今日は自宅にいて、年金生活の利点を生かそうと思います。
 先週の土曜日(8月18日)、関東は涼しかったですね。最高気温が27℃で曇り空。実に久しぶりに、庭にあるツルバラの枝を剪定し、玄関脇に伸び放題になっていたジャスミンを切りそろえました。途中で息が切れてしまい、酸素吸入。ゴミの整理は妻の仕事になりました。
 午後、まだ涼しかったので、これも実に久し振りに、東京金町にある水元公園に散歩に行きました。足がだいぶなえているので、少し鍛える必要があります。広い水辺と森林。メタセコイヤの林に入り、風に当たって涼みました。久し振りに新鮮な空気を吸った気がしました。
 水元公園にも多くの種類の木々があります。公園で始めて出会った木では、トネリコが印象的です(モクセイ科。奥日光にあるヤチダモの巨木も同じ仲間です)。特徴的な実がいっぱいついていますが、葉はほとんど虫に食われ、葉脈しか残っていないようなかわいそうな木もありました。ナンキンハゼの実もまだ緑色ですがだいぶ大きくなっていました。
 それにしても、最近の猛暑といい、突然の涼しさといい、やはり気象は異常な段階に入りつつあるかな、と感じます。NHKニュースによると、北朝鮮と中国は大雨と洪水で数百人が亡くなった、また、カリブ海には巨大ハリケーンが誕生して、テキサス州に非常事態宣言が出されたとか。今日のNHKニュースでは、ネパール、インド、バングラデシュで大雨と洪水があって、少なくとも2500人以上が亡くなったとのこと。
 年金生活の利点を生かして、ちょっと地球温暖化の勉強をしようと思います。もちろん、情報をインターネットで取り出して、自分なりの解釈をつけるだけですが。
 私見ですが、わが国も含めて各国が行っている地球温暖化への対策は既に手遅れになっているのではないかと危惧しています。むしろ重要なのは、今後、科学者の予想通り温暖化が起こるという前提の下に、世界各地の気候変化、それによる生活可能性、農業への影響、疫病の発生予測等を正しく推定して、わが国民を守る対策はもちろんのこと、国際的な共同作業の対策を立てることがぜひとも必要でしょう。
 わが国は、自国の対策に追われ、他国のことを省みる余裕がなくなるのではないか、と恐れています。生活ができなくなる地域の住民は、さぞ悲惨な将来が待っていることでしょう。

 話は変わりますが、今日の朝日新聞の社説の一つは、「アフガン―復興をもう一度軌道に」というタイトルで書かれていました。一部を紹介すると、

 「揺らぎ始めたアフガンの治安と復興をもういちど軌道に乗せなければならない。そのためには、周辺国の協力が欠かせない。とりわけ重要なのがパキスタンの役割である。
 アフガン国境沿いに広がるパキスタンの部族地域は、タリバーンやテロ組織アルカイダの避難所になっている。ここを制圧できれば、アフガン情勢は劇的に好転する可能性がある。
ところが、ムシャラフ政権は部族地域に派兵したものの、制圧に本腰を入れようとはしていない。
米国内では、部族地域への米軍の投入を求める声が出始めた。だが、イラクの惨状やイスラム圏での反米感情の高まりを考えれば、パキスタンでの軍事行動など論外と言わなければならない。
苦境にあるアフガンのために、日本に何ができるのか。テロ特措法の延長問題も、複雑な情勢を踏まえつつ、幅広い視点で論じられなければならない。  (下線は筆者。)」

 下線の部分が、論説者の結論ですが、読者にとって学ぶことのまったくない結論ですね。もし論説者が、アフガン復興に具体的な提言を持っていればそれを書き、将来その提言がうまくいかなかった場合には、謝罪の論説記事を書いて責任を取る必要があるでしょう。もし具体的な意見がなければ、このような社説は、読者にとって何の意味もありません。
 8月11日のブログで、「論説委員は気楽な稼業」と失礼なコメントをしましたが、格好な例なので紹介しました。


by FewMoreMonths | 2007-08-20 10:14 | その他


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