父がなくなり、丸三年がたちました。
その間、多くの方にブログを読んでいただき、また書籍出版など父が語り残した言葉が様々なメディアとなって広がっていることに家族一同、大変感謝しております。 このブログもそろそろ役割を終える時期が来たと判断し、8月末をもって閉鎖させていただきます。 長い間のご愛読、ありがとうございました。 戸塚 few more monthsの家族のものです。 皆さんすでにご存じのとおり、父は7/10に亡くなりました。 最後まで見守った家族としては、その壮絶な経過を記したいところですが、 本人はきっと嫌がるでしょう。 ただ、がんと正面から向き合い最後まで戦い抜いたということは言って良いと思います。 07年8月から始まったこのブログは、結局forth-three monthsで閉じることとなりました。 これまで皆さんに読んでいただき(時として更新することがプレッシャーともなっていたようですが・・・)、少しでも皆さんのお役に立てたのであれば、本人も喜んでいるものと思います。 これまでお読みいただき、誠にありがとうございました。 本人に代わりここで御礼申し上げます。 ※ブログのコメント・トラックバックは勝手ながら、閉鎖させていただきました。 (昨年頂いたコチョウ・ランが満開。6月27日、妻によって撮影。) Tさん、昨年コチョウ・ランを頂きました。ありがとうございました。今年4月19日のブログの写真に、オリズル・ランが開花したところを紹介しました。 だいぶ前から満開になりました。今も元気に咲いています。ランというのは、花の咲いている時期の長い草ですね。当分楽しむことができそうです。昨年と比べると、花の数はずっと少ないのですが、それでも部屋を華やかせてくれます。 今日、病院に外来で来ましたが、残念、そのまま入院になりました。 (ブラック・クローバーの花。6月17日撮影。) 今日の花は「ブラック・クローバー」です。2月21日に珍しい黒い葉っぱを紹介しました。 黒い葉っぱは珍しかったので、以下のようなことを書いています。 「黒色の葉では表面で光を吸収してしまい、葉の内部に届く光の量はずっと少なります。光合成はうまく出来るのでしょうか。多分葉緑素のある部分は黒ではないのでしょう。いつか顕微鏡で葉の表面を観察してみましょう。」まだ宿題をやっていません。 「私はブラック・クローバーをこの冬初めて見ました。春以降、葉や株がどのように成長するか楽しみです。もちろん花も楽しみです。まさか黒い花が咲くことはないのでしょうが。」 上の花の写真を見てください。何の変哲もないクローバーの花ですね。以前に「植物の種子はいい加減ではない」という記事を書きました。子孫を残すにはしっかりとした戦略が必要だからです。種子だけでなく、花にもしっかりとした戦略が必要でしょう。花の色を黒くして遊ぶわけにいかないのでしょう。 葉っぱまだほとんど黒ですが、ちらほらと緑の葉っぱが出てきました。夏の暑さを越す戦略かもしれません。もう少し観察すると面白いかもしれません。 (チョコレートのお菓子みたい、スカビオーサ。6月19日撮影。クリックすると小さな花がよく見えます。) 今日の花は「スカビオーサ」です。冬が去って気温が高くなると、どんどん大きくなる草がありました。茎の長さが1メートルを超えると、花を咲かせました。 丸い花球は結構重いらしく、雨が降ると水を吸って重くなり垂れてしまいます。妻の作る花は行儀の悪いものが多い。 スカビオーサにはいろいろな色の花が咲くようですが、我が家にあるチョコレート色は好きですね。丸い形もチョコレートのお菓子にそっくりで本当においしそうです。 スカビオーサはたくさんの小さな花が集まって球状になっていることが分かります。似た花に白いコデマリやスィート・アリッサムがありましたが、スカビーオーザの花はもっと小さく、構造はあまりよく似ていません。コデマリやスィート・アリッサムはぜんぜん違う種ですから。
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