8月20日に美元(ミヲン)ちゃんLisaちゃんによるチャリティーワークショップが行われました。
素敵なお姉さん2人と行われたワークショップは「咲幸プロジェクト」と
言って、世界中に幸せの美しい花を
咲かせたいというプロジェクト。
綾子姐さんが主催する、釜石サポートプロジェクトが、私たちの住む仮設住宅に彼女達を連れて来てくれたのです

来る前に綾子姐さんから お話しを聞いた時は、キレイなお姉さん達とバックをつくるの?
楽しそうで良いんじゃない~

くらいに思っていまいした。
だってね…すごく申し訳ない話しなんだけど、子供達は自分で作ったバッグを大切に使うのはほんの数回なの。
贅沢病だけど、いくら被災者だって
今の子供はそんなものよね。
でもね、直接お二人から咲幸プロジェクトのお話しを聞いてビックリ!
話はこうよ。
このイベントをするにあたり、
トートバッグ専門ブランドのルートートさんがバッグを提供してくれたそうです。
ルートートさんは 真っ白なキャンバスバッグをお絵描きのキャンバスに見たてて、それを好きな絵やデザインで自分なりのバッグを描く。
それを持った人達が街に行き交えば
街がさながらのギャラリーのようになって楽しいのではないか…
(これはホームページより抜粋ね)
咲幸プロジェクトでは、あらかじめ
元気なれる花の美元花(これは架空のお花よ

)をデザインしてくれて、それに装紙やリボン、ご祝儀袋などの廃材で貼り絵にしました。
コレは子供達に真っ白なバッグを
手渡して、何を描くか迷っている間に作業終了なんてことになったらかわいそう!
子供達の集中力にも限度があるし…
っていう優しい配慮からなの。。
そしてね ここなのよ大事なのは

バッグは子供達のお持ち帰りではないの!
一人一人がバッグ屋のデザイナーで社長さん
出来上がったバッグはmy boxという
ネット上のチャリティーフリーマーケットで売るそうです。
自分が作ったバッグを人に売る。
みんなで楽しみながら頑張って作ったものから収益が生まれ、それがキャマイシの支援金になる。
実際には、あなたのバッグが500円で売れました手数料を除いたお金はあなたのおこずかい

っていうのは難しい話しね。
だけど、まとまったお金で仮設住宅に何か贈り物を…という形で色々検討してくださるみたい。

なんだか話しを聞く子供達の目がギラギラ輝いていました。

「俺、1万円で売る!」
「あたし、100万円♪」
ってね

このイベントではデザインナーと社長という2足のわらじを履いた子供達。
自分のイメージの紙やリボンを選び、
切ったり貼ったりして楽しそうに作業は進みました。
でも想像通り、子供の集中力は予定通りの3時間弱。
それでも、納得のいくところまでやり遂げた感がいっぱいで満足気な子供達

今回作ったバッグは2人が仕上げをしてくださって、いずれmy boxでフリーマーケットに出品します。
出品されたらお知らせしますね
子供達の作品を探してみてくださいね!
そして気にいったものがあればお買い上げくださいね

確かに多くも物を失った私達ですが
それは大切にしていた家だったり、
愛着のある物だったり…
キャマイシ港も楽しく遊んだ海水浴場も荒れ果てている。
街は廃墟のようで夜に歩くと恐ろしくなる。
変わり果てた街にやってきた
咲幸プロジェクトは多くのことを
教えてくれました。
色のなくなった街に色や輝きを取り戻すコツを。
捨ててしまうようなリボンや紙だって
工夫すれば可愛いものに変身しちゃう
から工夫した物は自分の新たな愛着の品になる

生きる希望と楽しむ力があれば、私達にだって何かできると…
時々弱気になり折れそうになる…
そんな時に勇気を奮い起こしてくれる出会いに心から感謝をします

素敵な2人と過ごした3日間は楽しいコトや考えさせられるコトがいっぱい

それについては 又次のブログでね

iPhoneからの投稿