ライフシー・シェパード、イルカ漁妨害を再開へ 和歌山県太地町に活動家を送り込み+(1/2ページ)(2011.8.31 14:17

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シー・シェパード、イルカ漁妨害を再開へ 和歌山県太地町に活動家を送り込み

2011.8.31 14:17 (1/2ページ)
日本の調査捕鯨妨害事件で国際指名手配されているシー・シェパード代表のポール・ワトソン容疑者(AP)

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日本の調査捕鯨妨害事件で国際指名手配されているシー・シェパード代表のポール・ワトソン容疑者(AP)

 9月1日から解禁される和歌山県太地町の追い込みイルカ漁について、米国の反捕鯨団体、シー・シェパード(SS)が、活動家を太地町に送り込み、漁の妨害を行う準備を進めていることが31日、わかった。SSは昨年も9月から幹部を太地町に長期常駐させ、妨害キャンペーンを展開。和歌山県警や第5管区海上保安本部は今年、現地での警備態勢を強化することにしているが、SS以外の反捕鯨グループの動きもあり、妨害活動はさらに激化することが予想される。

 SS関係者によると、SSは今年3月まで行われた昨期の妨害キャンペーンに引き続き、今期も「コーヴ・ガーディアンズ」(入り江監視隊)を組織。団体の主要メンバーを常駐させた上で、世界中からボランティアを募り、来年3月までの6カ月間、漁師らに圧力をかけるという。

 SS代表のポール・ワトソン容疑者(60)=傷害容疑などで国際指名手配=は、Eメールでの取材に応じ、「鯨やイルカを殺戮(さつりく)する残虐で野蛮な慣習は、21世紀の現代にはふさわしくない」と回答。さらに、「昨期は、われわれのコーヴ・ガーディアンズのおかげで、イルカの捕殺数を前年の半分に減らすことができた。捕殺が打ち切りになるまで、恐ろしいイルカ殺戮への反対は続ける」と答えた。

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