出澤 | 「亀(亀高)は入社当時から目立ってたよ。いつも大きな声で笑って・・・バラエティ志望なだけあるなって感じだった。」 | |||
亀高 | 「え!?私そんなに目立ってた?」 | |||
松崎 | 「今まで会ったことのないタイプ。私の周りにはいなかった人種だね。」 | |||
亀高 | 「それ、"スニーカー"の話し?私、内定者研修にスーツにスニーカーで行ったら、ドナ(松崎)に『何でスニーカーなの?』って聞かれた記憶がある。笑」 (亀高は、松崎の口がドナルドダックに似てることから『ドナ』と呼んでいる。) |
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松崎 | 「男とか女じゃないんだよね。"亀高"っていう新しいジャンル!みたいな・・・」 | |||
出澤 | 「そうそうそう!"弾けてる人"、"パワフルな人"って印象が強かったな。」 | |||
松崎 | 「"パワフル"でも足りないよね!?」 | |||
出澤 | 「そうだね~。とにかく亀(亀高)は、同期で一番の"元気印"って感じだったね。」 | |||
亀高 | 「私はドナ(松崎)のことは、『凄くきれいな人だな~』って思ってたよ。私とはジャンルが違う! って・・・笑」 |
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松崎 | 「でも私、入社当時は剣道をやってた時の名残もあって、"黒髪にショートカット"でちょっと硬い感じだったよね?新人時代は、一度会ったら忘れないような個性的な先輩や後輩に囲まれていて・・・社外の方たちと名刺交換しても、私だけなかなか名前を覚えてもらえなかったの。 だから『なんとか覚えてもらわなくちゃ!』と思って、サングラスを頭にのせるようになったの!かれこれ、(頭に)のっかること十数年。笑」 |
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亀高 | 「そんなエピソードがあったんだ!」 | |||
松崎 | 「真理(出澤)は、高校の同級生なんだけど、初めて会った時は『お嬢さんっぽいなぁ~』って思ったよ。」 | |||
出澤 | 「本当?」 | |||
松崎 | 「高校や大学の卒業アルバムにも、社内報新入社員紹介号にも!お嬢さんっぽい写真が残ってるよね?」 | |||
出澤 | 「あ~!私、ラクロスやってて真っ黒に日焼けしてて。大学の卒業アルバム用に撮って もらった、極力日焼けが目立たない写真を選んだからじゃない?」 |
亀高 | 「私も一応就職活動の時は、写真とか気にしてたよ。 渋谷の写真館行って、高いお金だして修正してもらったもん!」 |
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松崎・出澤 | 「あはは~!やっぱり変わってるね!笑」 | ||
亀高 | 「私は1年だけドラマ制作センターにいたことがあるけど、それ以外の17年間はずっとバラエティなんだよね。」 | |||
松崎 | 「私は、初期配属は事業部。『MoMA展』(※1)や『LIVE UFO』(※2)の他、 音楽チームでglobeや米米CLUBなどのコンサートの制作を担当してた。 亀(亀高)の結婚式も担当したよ!」 |
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亀高 | 「私の結婚式は全部ドナ(松崎)が仕切ってくれたよね!」 |
松崎 | 「イベント運営のノウハウをフルに生かして、フロアにもちゃんとインカムをつけたディレクターを用意したんだ。 いい結婚式だったね~。」 |
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亀高 | 「本当良かった!ありがとね。ドナ(松崎)は、事業部のあと秘書室に異動したよね? 私が思っている『オホホホホ』っていう"秘書"のイメージとあまりにもかけ離れてるから、すごい意外だったよ!笑」 |
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松崎 | 「私もびっくりしたよ! 1999年から3年間副社長秘書をつとめた後、2002年に今いる編成部に異動になったの。 真理(出澤)も一緒に編成部にいたよね?」 |
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出澤 | 「懐かしいね~。私は編成部に行く前に1回、編成部のあとに2回、異動したよ。 最初は、情報制作センターへ配属になって『おはようナイスデイ』(※3)のディレクターをしてた。」 |
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松崎 | 「 "皇室関係の取材"とか担当して、これまた真理(出澤)のお嬢さんっぽいイメージにぴったりだったね。」 | |
出澤 | 「1998年サッカーW杯フランス大会や、ワイドショーでおなじみの年末年始のハワイ取材にも行ったよ! 1998年からは、広報部でドラマ・バラエティなどの番組広報を担当して、2003年に編成部に異動したの。」 |
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松崎 | 「編成部にいた時は、番組の企画・調整の他に、地上デジタル放送に向けての調整とかもやってたよね?」 | |
出澤 | 「そう。それを4年間担当した後、2007年から現・クリエイティブ事業局で社内調整や携帯コンテンツの制作をしてたよ。 2009年に現職の営業推進部に異動して、ローカル&スポットの調整を担当している・・・って感じかな。」 |
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松崎 | 「いろんな部署に行ったね~。でも、現場のこと、営業のこと、放送事業外収入のこと・・・ 色々分かるからいいね!」 | |
出澤 | 「社内調整の仕事もたくさんやったから、社内で知り合いが増えたよ!人脈がどんどん広がっていくから、単純に話しやすいのもあるし、相手がやってる仕事を自分も昔担当した経験があったりして、『こう言われたら嫌だろうな』『ここまでだったらきっとやってくれるだろうな』っていうのがわかるんだよね。」 | |
松崎 | 「なるほどね。『知っている』っていう面でいうと、同期同士も仕事はしやすいよね。 最近私達、結構一緒に仕事してるよね?」 |
出澤 | 「そうそう。正にカウンターパートナー。私と亀(亀高)も今、一緒にお仕事してるよね。」 | |||
亀高 | 「『はやく起きた朝は』だね。 荒波に飲み込まれそうになった時も あったね~。」 |
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出澤 | 「ねぇ~。その度に何度も亀(亀高)に助けてもらって・・・」 | |||
亀高 | 「なんか、同期は『絶対裏切らない!』っていう自信があるよね。」 | |||
松崎 | 「いつも一緒にいる訳じゃなくても、困ってる時は『何とかしてあげなきゃ! 同期のためなら!!』って思うね。 |
AD時代とかは、『ちょっと聞いてよ~!』って世間話程度にお互いの悩みを言うくらいだったけど・・・皆それぞれプロデューサーや各チームのチーフになった今、意見交換やジャッジを的確にし合って、『仕事がしやすい!』『同期って大切だな~!』って思うことが、本当に増えたよね。」 | ||
亀高 | 「仕事じゃないところでも結構同期と会ったりしてた?」 | |
松崎 | 「うん。私昔、真理(出澤)と一緒に通勤してたよ。2人とも都立高校だったから元々家が近くて。 真理(出澤)のお母さんが『新鮮なとうもろこし頂いたからようちゃんにもお裾分け』なんてこともあったよ。 その後、真理(出澤)が実家を離れて一人暮らしをする時に、私も真理(出澤)をおっかけ引っ越して・・・笑」 |
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出澤 | 「そう。笑 交差点を挟んで目と鼻の先ぐらいの距離に住んでたね。」 | |
松崎 | 「朝は 『今家でるよ~』『はいは~い!』っていう電話をして、一緒に会社に向かってた。」 | |
亀高 | 「へぇ~。そうだったんだ!本当に仲いいね。」 | |
松崎 | 「自分がプロデュースしたアニメ『マグニチュード8.0』の登場人物に真理(出澤)の名前を借りたこともある! 主人公中学生の女の子とその弟がお台場でマグニチュード8.0の地震にあい、ある"女性"に助けられ、成城の自宅まで帰るという話なんだけど・・・ その"女性"の名前を決める時、私はずっと真理に助けられてたから、『やっぱりこの"女性"の名前は"真理"しかないな』と思って!笑」 |
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亀高・出澤 | 「いいはなし~!!!笑」 | |
松崎 | 「今度ね、韓国で『マグニチュード8.0』を、実写化をしたいって話がきて。楽しみにしててね~。」 | |
亀高 | 「すごーい!海外進出~!『サザエさん』や『ちびまる子ちゃん』のドラマもプロデュースしてたよね?」 | |
松崎 | 「『ちびまる子ちゃん』は2006年4月18日の初回放送時に視聴率が22.8%で!次の日の午後には、もうパート2の制作が決定されたんだよね。フジテレビはこういうジャッジは早いよね。『サザエさん』は2011年1月2日にも放送する予定だよ!」 | |
出澤 | 「この2つはまさに、家族全員で食卓を囲んで見られるような、本当にアットホームなドラマだよね。」 | |
松崎 | 「『ちびまる子』には、私が姉とケンカした時のこととか、松崎家の出来事をふんだんに盛り込んだんだよ。」 | |
亀高・出澤 | 「そうだったんだ!」 |
(※1)MoMA展:ニューヨーク近代美術館の名作展。フジサンケイグループ主催で3回開催したことがあり、松崎は1996年の開催時に担当。
(※2)LIVE UFO:フジサンケイグループ主催で1993年から1995年にかけてゴールデンウィーク期間に国立代々木競技場付近で行われていたイベント。
(※3)おはよう!ナイスデイ:フジテレビ系列で1982年から1999年にかけて放送していた平日朝のワイドショー・情報番組。
松崎 | 「うちの会社って性別によって出来る仕事が変わる訳じゃないから、『女性だからこそ成し遂げたいこと』ってあんまりないよね!?」 | |||
出澤 | 「しいて挙げるとすれば、"女性目線の番組が作れる"ということかな?」 | |||
亀高 | 「そうね!私もそう思った。やっぱり、『お家にいて、テレビを見て・・・』っていう生活が長いのは、女性だからね。"女性目線"の番組を作ることは大切だと思うんだけど、これがまた、企画を通すのも、O.A.でいい反響を得るのも、なかなか難しいんだよね。 |
やっぱりね、男性が"女性目線"で考えるものより、女性が"女性目線"で考えたものの方が、視聴する女性もすんなり受け入れられると思うの。"女性目線"の番組ってありそうでなかなか他局にもないから、その"目線"を理解してくれる編成ウーマンがいたらいいなと思う。よろしくね!笑」 | ||
松崎 | 「なるほどね。私には無理だわ(笑) 他に何か『女性ならでは』って何かあるかな?飲み会もそうだけど、みんな男性さながらに頑張るもんね。若い頃の亀(亀高)とか凄かったんだから!今も変わらず?」 | |
亀高 | 「うん。つい先日も・・・笑」 | |
出澤・松崎 | 「現役だねぇ~!」 | |
亀高 | 「後輩がね、それはそれは優秀な盛り上げ方するのよ。 それを見て、『ココ今かぶせたらウケるだろう!』と思って、私も張り切っちゃって・・・笑 後輩には『終わりの時間に合わせて盛り上げてくれ』ってお願いしたの。 私ももう41歳だから、あんまり最初から飛ばしすぎちゃうと、最後までもたないんだよね・・・笑」 |
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出澤 | 「でもさすが2児の母!パワフルだわ!私、ここ何年か出産する女性社員が増えた気がする。ママさんプレイヤー、増えてるよね?」 | |
松崎 | 「そうだね。みんな出産したあと、戻ってきて仕事してるもんね。亀(亀高)、産休とってた?」 | |
亀高 | 「産休は取ってたよ!1人目の時10ヶ月、2人目の時は14ヶ月とか?」 | |
出澤 | 「休んでたイメージ無いわ!笑」 | |
松崎 | 「あぁ~!でも確かに復帰が早かったね。昔、亀(亀高)が『SMAP×SMAP』の編集作業をしている時に会って、『おぉ~!元気~?』とか言って近くのソファーに座ろうと思ったら、そこで子どもが寝てたことがあって!笑」 | |
亀高 | 「うちの子だ。よく編集所にいたよね。物心つく前から編集所に行き慣れてるから、打ち合わせに入ったりする時に『じゃあちょっとここでいい子にしててね!』って言うと、黙ってビデオ見たり、おもちゃで遊んで待ってるのよ。あとは、スタッフがみんないい人達だから、子どもの相手をしてくれてたりするんだ。」 | |
松崎 | 「本当いい子!よく出来た子だね。」 | |
出澤 | 「そうだね。亀(亀高)もこんなにバリバリ働いて、子どもも2人も産んでて、本当にすごいと思う!」 | |
松崎 | 「正に"ママさんプレイヤー"の道を切り開いた女だね。子どもと遊んでくれたりする人達の話とかも聞くと『やっぱりうちはいい会社だな、いい社員・スタッフに恵まれてるな』って思うね!」 |
松崎 | 「真理(出澤)は、休みの日何してるの?」 | |
出澤 | 「私ね、乗馬。」 | |
松崎 | 「いつだっけ?始めたの?」 | |
出澤 | 「2007年から。編成部にいた最後の方だよ。週末は馬に癒されてるよ。容ちゃん(松崎)はよく歩いてるよね!?」 | |
松崎 | 「うん。平均約20~25kmくらいウォーキングとかジョギングをしてるよ。」 「すげ~それがスタイルを保つコツか~。私、運動とか最近全然してなくて・・・ |
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亀高 | この前息子の保育園の運動会のビデオを旦那が回してたんだけど、『オレ今、"世界衝撃映像社"に出せるような映像を撮った』って言うのよ。『どれどれ?』って見せてもらったら、私が走っている画だったの・・・笑」 | |
出澤・松崎 | 「アッハハハハハハハハハハ!!」 | |
亀高 | 「(旦那は)本職のカメラマンだから撮るのは凄く上手なんだけど、バウンドしてるお肉にすぅ~とズームで寄って くるんだよね。」 |
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松崎 | 「お休みの日は?家族でお出かけ?」 | |
亀高 | 「うちで今流行ってるのは、近所にある大きな公園で『逃走中!』ごっこするの。携帯電話で指令を出し合って、家族でやるんだ。」 | |
出澤・松崎 | 「おぉ~!いいね~それ!」 |