インターワークスは3日、全国の大学生・専門学生300名を対象に、L.L.Planningとおこなった「ソーシャルメディア利用と社会人基礎力」の調査結果を公表した。
調査期間は4月21日から6月30日。ソーシャルメディアの利用実態の調査と併せて、社会人基礎力の診断をおこない、ソーシャルメディア上の学生の社会人基礎力を調べた。
なお、「社会人基礎力」とは、2006年から経済産業省が提唱している“ 職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力 ” 。前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力の3つの能力(12の能力要素)から成る。
今回の調査によると、Facebookを利用している学生の社会人基礎力は、ソーシャルメディアを利用していない学生に比べて、全体的に高い傾向にあることが分かった。とくに主体性(9.1ポイント)、創造力(7.9ポイント)、課題発見力(6.7ポイント)、発信力(6.2ポイント)の能力要素で顕著に現れた。

また、mixiやTwitterを利用している学生に関しては、ソーシャルメディアを使用していない学生との大きな差異はみられなかった。


なお、利用頻度の高いソーシャルメディアについては、mixi(56%)、Twitter(33%)、Facebook(11%)の順となっている。


ソーシャルメディアと社会人基礎力調査報告書 2011年8月
http://bluepage.jp/socialstudentsurvey.pdf
株式会社インターワークス
http://www.inter-works.jp
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