
1991年ミュンヘン生まれ。ドイツ人と日本人の両親を持ち、2歳からピアノを始めて4歳で初舞台を踏む。早くから天才ピアニストとして知られ、グロートリアン・シュタインヴェーク・コンクール第1位、EPTA欧州ピアノ教育者連盟国際コンクール第1位等受賞歴も多数。2004年リンダウの国際青年ピアノ音楽祭へ招かれてより、ミュンヘンのガスタイクやプリンツレーゲンテン劇場、ウィーンのコンツェルトハウス、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ルール国際ピアノ音楽祭、キッシンゲン夏の音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭、メックレンブルク・フォアポメルン音楽祭等へ出演して高い評価を得る。2009年にはバイロイト音楽祭でリサイタルを行い、同年、2010年と南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団の欧州、日本、各ツアーへ参加して注目を集めた。巨匠エド・デ・ワールトや権威誌「フォノ・フォルム」が賞賛する女流ピアニストのライジングスター。現在はヴュルツブルク国立音楽大学特別奨学生として名ピアニストのベルント・グレムザーに師事している。