NHK福岡のニュース　福岡放送局

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３隻転覆の原因は“突風”

今月２１日、山口県下関市の沖合で、漁船など３隻の船が相次いで転覆して２人が死亡しましたが、海上保安本部は、救助された１人の証言などから、突風が転覆の原因だったとみて、詳しく調べています。
今月２１日、山口県下関市の蓋井島の沖合で、航行していた漁船２隻とプレジャーボート１隻が相次いで転覆し、あわせて７人が海に投げ出され、２人が死亡しました。第７管区海上保安本部によりますと、３隻の転覆は、いずれも午前７時すぎとみられ、当時の状況について救助された１人は、「強い突風で一瞬で転覆した」と証言しているということです。
また、当時、蓋井島の住民も、突風があったと証言しているということで、海上保安本部は、３隻の転覆は、いずれも突風が原因だったとみています。
転覆によって海に投げ出された７人のうち、死亡した２人は、救命胴衣を着用しておらず、救命胴衣を着用していた４人は、いずれも救助されたということです。
第７管区海上保安本部は、救命胴衣を着用せずに死亡事故に至るケースが相次いでいることから、船に乗る際には、必ず着用するよう改めて呼びかけています。

08月30日　18時36分

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