政治野田新首相、指名早々男を下げた! 輿石氏の幹事長起用は信を失う+(2/3ページ)(2011.8.30 23:47

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野田新首相、指名早々男を下げた! 輿石氏の幹事長起用は信を失う

2011.8.30 23:47 (2/3ページ)
(左から)野田新首相との会談に向かう輿石参院議員会長、役員人事後に記者の質問に答える野田新首相、野田新首相との会談を終え記者の質問に答える前原前外相=いずれも30日午後、東京・永田町の民主党本部

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(左から)野田新首相との会談に向かう輿石参院議員会長、役員人事後に記者の質問に答える野田新首相、野田新首相との会談を終え記者の質問に答える前原前外相=いずれも30日午後、東京・永田町の民主党本部

 かつて新首相は道徳心の重要性を強調し「やりたかったのは文部科学相」と語っていた。まさか道徳教育を否定し、文部行政をゆがめてきた日教組と仲良くやりたいから文科相を望んだわけではなかろう。

 新首相が平成21年7月に出した著書「民主の敵-政権交代に大義あり」(新潮新書)でも「自衛官の倅(せがれ)」として小学校時代の体験をこう振り返っている。

 「自衛官の子供に対して『あなたの父親は人殺しを仕事にしている』と言った教師がいた、というような話はよく伝えられていますが、実際にそういう雰囲気がありました」

 自衛官の子弟である弊社記者も小学校時代に日教組の教師から「○○君のお父さんは自衛官です。自衛隊は人を殺すのが仕事です」と言われて不登校となった。新首相も日教組の卑劣さを誰よりも分かっているはずだ。

 新首相はこれまで何を主張してきたか。北朝鮮には「断固たる態度をとるべきだ」と主張し、いわゆるA級戦犯は「戦争犯罪人ではない」とする政府答弁書を尊重してきた。

 政府が「権利は保有しているが行使はできない」と矛盾した見解をとる集団的自衛権の解釈見直しを訴え、新憲法制定を提唱する。永住外国人への地方参政権付与についても明確に反対の立場だった。

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