総合格闘技のUFC134が27日、ブラジル・リオデジャネイロであり、ミドル級タイトルマッチで、岡見勇信(30)が王者アンデウソン・シウバ(36)=ブラジル=に挑戦したが、2回2分7秒、レフェリーストップによるTKO負け。日本人初のUFC王者誕生はならなかった。
1回終了間際に岡見は左ハイキックを後頭部に浴びてグラリ。2回には右のジャブで尻もちをつき、立ち上がったものの、右フックで崩れ落ちたところにパンチの連打を食って万事休す。
「悔いはありますが、今日の試合の僕が今の僕。UFCのチャンピオンベルトは遠ざかってしまいましたが、今日感じたな事を整理して、また戻ってきたい」と岡見。シウバはUFC14戦全勝で9度目の防衛に成功。この模様は、WOWOWで9月4日午後11時から再放送される。 (国際電話)
この記事を印刷する