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「うめきた」に健康産業拠点 関西再生の原動力期待JR大阪駅北側の再開発地区「うめきた」に介護ロボットや予防医療など「ライフイノベーション(健康革新)」産業を創出するための拠点が整備されることが24日、分かった。大阪の次世代産業を育て、関西経済再生の原動力となることが期待されている。2013年春に開業する産官学の研究開発施設「ナレッジ・キャピタル」の中核となる。 イノベーション拠点には、大阪大など15機関でつくる「臨床医工情報学コンソーシアム関西」、淀川キリスト教病院(大阪市東淀川区)の健診センター、大阪市立大の疲労・癒やしメカニズム研究施設の3組織が進出する。専門知識や技術を融合させ、研究開発を加速させる狙いがある。 具体的には、大阪駅などターミナル駅に隣接する地の利を生かし、淀川キリスト教病院が実施する健康診断などで利用者を集める。データは疲労回復や睡眠、ストレスなどをテーマに研究を進めている大阪市大の渡辺恭良教授らが分析し、メーカーなどと連携して疲労の軽減に役立つ商品やサービスの開発につなげる計画だ。 また、医療、工学、情報技術の高度な専門知識を併せ持つ人材の育成を目指すコンソーシアム関西を中心に、介護ロボットの技術開発を進める。コンソーシアムに加盟する大学や国立病院機構大阪医療センターなどが参加を予定している。 ナレッジ・キャピタルは、オフィスや商業施設、ホテルなどが入居するビルの13階〜地下2階部分(延べ約8万8200平方メートル)に入る。企業や研究者、投資家などが交流する会員制サロンや、3000人収容できる国際会議室、先端技術を展示する「サイバーアートセンター」などもある。 うめきた JR大阪駅北側の再開発区域で関西最後の一等地とされる。対象区域は、もとは旧国鉄梅田貨物駅で「梅田北ヤード」と呼ばれていたが、今年2月、公募により新しい名称を「うめきた(梅北)」に改めた。広さは24ヘクタールで、東側の7ヘクタールを先行開発区域とし、2013年春に開業させる。先行区域は3ブロックに分かれており、ナレッジ・キャピタル、オフィス、ホテル、商業施設、分譲マンションなどが入る。残る17ヘクタールの開発区域の利用方法は未定で、緑地公園とする案などが浮上している。 (2011年8月25日 読売新聞)
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