大分・別府市看護師殺害事件 33歳の男に逮捕状 女性のなくなった携帯電話を使用
大分・別府市で温泉地めぐりをしていた看護師の女性が殺害された事件から1年、神奈川県で別の事件を起こした33歳の男が捜査線上に浮上し、捜査本部は、死体遺棄容疑で逮捕状を取った。
事件発覚後から、大分県警はこれまでに、延べおよそ4万人の捜査員を投入して捜査を続けてきた。
当初は、現場が秘湯につながる人けのない山道だったため、目撃情報が少なく、捜査は難航していた。
しかし、現場からなくなっていた横手宏美さん(当時28)の携帯電話を、神奈川県内で別件で逮捕された安藤健治容疑者(33)が使用していたことがわかったほか、現場に残されていたDNAと安藤容疑者のDNAの型が一致した。
こうしたことから、捜査本部は、事件への関与が強まったため、死体遺棄で安藤容疑者の逮捕状を取っていて、31日にも身柄を別府警察署に移し、容疑が固まり次第、逮捕する方針。
情報によると、安藤容疑者は大分県の出身だという。
(08/30 17:15)