別府女性旅行者殺害 男に逮捕状
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別府女性旅行者殺害 男に逮捕状

8月30日 15時6分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

去年9月、大分県別府市の温泉を訪れていた28歳の女性が殺害された事件で、警察は別の事件で起訴された神奈川県の男が事件に関わっていた疑いが強まったとして、死体遺棄の疑いで逮捕状を取り、近く逮捕する方針です。男は事件への関わりを否定しているということです。

この事件は、去年9月、大分県別府市の山の中で、神戸市の看護師、横手宏美さん(当時28歳)の遺体が見つかったものです。現場はいわゆる「秘湯」として人気があった温泉の近くで、警察は、女性が温泉を行き来する途中に殺害されたとみて、捜査を進めていました。その結果、遺体に付着していた遺留物のDNAの型が、神奈川県内で傷害事件などを起こしたとして起訴された33歳の作業員の男のDNAの型と一致したことが、警察への取材で分かりました。また、当時、男が使っていたものとよく似た車が、現場周辺で目撃されていたということです。警察は、男が事件に関わっていた疑いが強まったとして、女性の遺体を放置した死体遺棄の疑いで逮捕状を取りました。警察は、近く、男の身柄を神奈川県から捜査本部のある別府警察署に移し、容疑が固まりしだい、逮捕する方針です。捜査関係者によりますと、男は事件への関わりを否定しているということです。