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02/10(木曜日)
昨日、総理になって初めての党首討論に臨んだ。
社会保障と税の一体改革は、本当に国を挙げて知恵を結集し、取り組まなければならない瀬戸際まで来ている。政局より大局だ。だからこそ私は、党派を超えて与謝野さんをも迎え、担当大臣に就くことをお願いした。
「案も示さず協議に乗れるか」と言っていた谷垣さんは、昨日私が「4月に方向性を示し、6月に提案を出す」と何度表明しても、やはり「議論に乗ってくれるか」という私の問いかけには応じなかった。
本格審議を急がねばならないという私の思いに対し、解散総選挙が先だと繰り返す谷垣さんは、「急がば回れ」という表現をした。しかし、解散こそ「急ぐ」べきでなく、じっくり国会で改革の形を練り上げてから実行前に国民の判断を仰ぐのが順序ではないのか。
次は入口から中身に入れるように、党首討論はまた開き、広く議論を進めていきたい。その点では、国民の皆さんも、各党首も、思いは一致していると思う。
【関連リンク】
・国家基本政策委員会両院合同審査会(党首討論)(動画)(写真)
・社会保障改革