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04/15(金曜日)
昨日、第一回の東日本大震災復興構想会議を開いた。急なお願いにも関わらず、委員の皆さんから参加を快諾いただけたことは、本当にありがたかった。
被災地の知事に加え、多くの東北にゆかりのある方々に参加いただいた。特別顧問に就任いただいた梅原猛先生も、京都人のように思われているが、実は仙台市のお生まれで、漁民の血を引いておられるという。梅原先生は、報道陣のカメラの放列の前で冒頭挨拶され、「この老骨の命を、国のために捧げても良いという気持ちになっております。」「一週間に1回の会合のために京都から東京に来るくらい、何でもないのです。被災地で苦しむ人たちを見れば、そんなことは朝飯前です。」とおっしゃってくださった。大先輩からこのような強い決意と熱意を表明いただき、胸が熱くなった。(政府インターネットテレビでも紹介しているので、ぜひご覧いただきたい。)
初回から活発な意見交換があったが、今後も委員の皆様には、忌憚なく、それぞれの考えておられること、描いておられることをそのまま出していただきたいとお願いしている。夢のある、希望を抱ける提言をいただけるよう、私も会議に参加して自分の思いや質問をぶつけていきたい。単に元に戻す《復旧》ではなく、前より素晴らしい東北、そして日本を、必ずや《創造》するのだ。