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2011年8月29日(月) 19:04 |
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美作が沸いた、なでしこジャパン合宿
先週美作市で行われたロンドンオリンピックアジア最終予選の直前合宿、世界一となったなでしこ達を一目見ようと集まった観衆は延べ3万2900人。 美作が沸いた6日間を振り返ります。
今月22日、美作ラグビーサッカー場には、かつてない人の波が押し寄せました。 世界のなでしこがついに登場です。 なでしこの選手達、そして県内外から訪れるサポーターを歓迎しようと、地元では合宿開始前から準備を進めてきました。 澤選手が楽しみと語る温泉。 なでしこを見ようと美作を訪れるサポーターも気持ちは同じでした。 湯郷温泉観光協会には、合宿開始前から多くの問い合わせが寄せられました。 2日目の23日は、初日を2000人上回るおよそ5500人の観衆が練習場に駆けつけました。 3日目は、それをさらに数千人上回る8600人。 なでしこフィーバーは日増しに熱を帯びていきます。 練習場の前には、地元の観光協会などが飲食の販売テント村を設けました。 フィーバーの中、美作をPRしようと、こちらも必死です。 今回の合宿期間中に、美作市は何度か大雨に見舞われるハプニングがありました。 そんな中でもなでしこを一目見ようと、全国からやってきた人たち。 なでしこフィーバーは、雨にも負けませんでした。 迎えた合宿最終日。 この日はおよそ6000人の観客が集まり、6日間合計の入場者数は3万人を突破しました。 合宿の締めくくりは、実戦を想定した紅白戦です。 選手達は、集まったサポーターに感謝の気持ちを示そうと、世界の技を次々と披露します。 熱気は最後まで冷めないまま、なでしこの美作合宿は幕を閉じました。 そして28日の岡山空港。 およそ600人のサポーターの見送りを受ける中、なでしこジャパンはアジア最終予選が行われる中国に向かいました。 さわやかな闘志で美作に元気をくれたなでしこたち。 曇りなく全力で勝利だけを見つめています。 ロンドンオリンピックアジア最終予選は、来月1日に始まります。
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