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2011年8月29日(月) 19:04 |
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中戸氏岡山テルサ白紙撤回強く示す
岡山県の宿泊研修施設「岡山テルサ」の譲渡を最大の争点に行われた早島町長選挙は、受け入れ撤回を訴えた新人の中戸哲生氏が初当選を果たしました。 岡山テルサの問題の行方はどうなるのでしょうか。
新人と前職の一騎打ちとなった早島町長選挙―。 初当選を果たした中戸哲生氏は、支援者を前に、あらためて岡山テルサの受け入れを撤回する考えを述べました。 今回の選挙は、県から岡山テルサを無償で受け入れることを進めていた町長に対し、財政負担を懸念して受け入れに反対するグループの起こしたリコール運動がきっかけとなりました。 受け入れ反対グループの要請を受け立候補した中戸氏は、受け入れの白紙撤回を主張し、受け入れに意欲的だった前の早島町長・佐藤友彦氏におよそ2000票の差つけ当選しました。 当選から一夜明け中戸氏は、岡山県に受け入れの白紙撤回を早急に求めるとともに、施設そのものは残して欲しいと要望する考えも示しました。 早島町が岡山テルサについて、今後どのような手続きを進めていくかが焦点です。 一方、早島町が譲り受け撤回を決めた場合、岡山県も新たな受け入れ先を探すか、施設を廃止するか対応を問われることになります。
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