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これはすごい!WordPressでGoogle+をブログ化して過去ログを検索できるようにする方法

皆さんはGoogle+をどのように使っていますか?

Google+を始めたばかりの時は、Google+の情報源として利用している人も多かったのですが、最近では利用者も増えてきていろんな面白い話題がストリームに流れるようになってきました。

コメントや+1をたくさんもらえるようになってきたので、ますます楽しくなってきています。

個人的には今のところ
「Google+が最も居心地の良いソーシャルネットワーク」
になってきています。

最近では、人気ジャーナリストの津田大介さんが

「Twitterはもう終わり感が漂い始めてきたので、これからはGoogle+で頑張っていきたいと思います!」

脱Twitter宣言をされたぐらい、Twitter、Facebookユーザーを取り込みつつあります。
(結果的には、Twitterに戻っていったようなのですがw)

まだGoogle+も試験期間中なので一部の人しか利用できていないのが残念ですが、筆者は完全にGoogle+をメインストリームとして利用しています。

しかし問題もあります。

「自分の投稿が検索できない」

Google+で投稿した内容が、Google+のプロフィール画面でしか確認できず過去のログが追えないのです。

Google Plus Search」というサービスもあるようなのですが、筆者が試した限りまったくといっていいほどヒットしませんでした。(Google+内のページをインデックスできていないのかもしれません)

TwitterのようにAPIが提供されていれば、TwilogToggeterなどのアーカイブ系サービスも作られてくると思いますが、今のところはありません。

なんとかGoogle+の投稿をアーカイブできないか調べた結果、すごい方法を見つけたのでご紹介したいと思います。

Google+の投稿をアーカイブする仕組み

アーカイブするために、以前ご紹介したGoogle+の投稿をRSSに変換できる「PlusFeed」を使います。

投稿をためておく場所としてWordPressを使い、FeedWordPressプラグインを使ってRSSをWordPressに取り込みます。

WordPressであれば、日付毎にアーカイブして検索も行えるので、Google+の投稿をコンテンツの一部として扱うことができます。
(WordPressのインストール方法は今回ご紹介しませんので、予めインストールしておいてください)

筆者のGoogle+の投稿をWordPressに取り込んでブログ化したものが下記になります。

ネタ画像プラス

一瞬、WordPressなのかGoogle+なのか分からないかもしれませんが、これはWordPressで動いているページです。
筆者が投稿した内容がアーカイブされ、カレンダーから日別で確認したり、投稿を検索することもできます。

それでは、実際にGoogle+の投稿をブログ化する手順を説明していきます。

Google+のRSSフィード

PlusFeedは、Google+のID毎にRSSフィードを提供してくれています。(会員登録などは不要です)

RSSフィードは下記のアドレスになります。

http://plusfeed.appspot.com/(Google+のID)

このアドレスをRSSリーダーに登録すると、Google+の投稿をRSSリーダーで読めます。
(筆者のRSSフィードはこちらになりました)

RSSフィードをWordPressに取り込む

FeedWordPress」プラグインを使って、RSSフィードをWordPressに取り込みます。

ダウンロードしたプラグインを「wp-content」の下の「plugins」フォルダにアップし、FeedWordPressを有効化すれば使えるようになります。

FeedWordPressを有効化すると、Syndicationメニューが表示されるので、メニューのSyndicationを選びます。

Syndicated sourcesのNew Sourceの欄に先程のGoogle+のRSSフィードのURLを入力し、「Add」をクリックします。

一覧から追加したフィードをクリックして設定を確認します。
フィード名や、更新周期を設定できます。

次に上の方にある「投稿」リンクをクリックすると、取り込み後にすぐに公開するのか、下書きにしておくかなどが設定できます。
フィードのリンクを元のページにするか、WordPress内にページを用意するかが設定できます。
筆者は、取り込み後すぐに公開して、WordPress内にページを用意するように設定しています。

「Author」のリンクをクリックすると、投稿者の設定ができます。

「カテゴリー」のリンクをクリックすると、投稿時のカテゴリーやタグが指定できます。

その他にも細かな設定ができますので、いろいろいじってみてください。

Google+デザインテンプレート

せっかくなので、WordPressのテーマをGoogle+のデザインにしてみましょう。

Google+ WordPress Theme – WP Plus

からテーマファイルをダウンロードして、「wp-content」の下の「themes」フォルダにアップし、テーマ管理で「WP Plus」を有効化します。

投稿ページに+1を表示する

Google+の中で自分が発言したものに対して+1されているカウントをWordPress側でも表示しておきましょう。

テーマファイルの中にあるsingple.phpを修正します。

<g:plusone size="medium" count="true" href="<?php the_syndication_permalink(); ?>"></g:plusone>

を表示したい場所に追加します。

次にheader.phpを修正します。

<script type="text/javascript" src="http://apis.google.com/js/plusone.js">
  {lang: 'ja'}
</script>

をheadタグの中に記述します。

これで+1のカウントをWordPress側に反映することができます。

+1のカウントはどこにされているかというと、実際にはGoogle+の個別ページにされているので、フィードのパーマリンクをカウント対象のURLで指定することで実現しています。

TwitterやFacebookの連携元をWordPress側に切り替える

前回の記事で、dlvr.itを使ってTwitterやFacebookに同時投稿を設定しましたが、RSSフィードのURLを今回設置したWordPressのフィードに切り替えることで、WordPress側に流入させることができます。

まとめ

WordPressを活用することで、Google+の投稿を簡単にアーカイブしてブログ化することができます。

ブログ化することにより、次のようなメリットが生まれます。

  • Google+の投稿が検索できる
  • Google+の投稿が日別に確認できる
  • 検索エンジンにインデックスされるので、GoogleやYahooなどで見つかるようになる
  • Google+ユーザー以外にも読んでもらいやすくなる
  • 自分の好きなデザインにできる
  • アフィリエイトを貼ることができる
  • TwitterやFacebookなどの流入元にできる
  • プラグインをいれて自由にカスタマイズできる

Google+のAPIが公開されればもっと簡単にアーカイブできるサービスがでてくると思いますが、それまではこの方法でアーカイブするのがベストだと思います。

たぶん今回のようにブログに外部のRSSを取り込むことは、重複コンテンツが増えるのでよくないという意見はあると思います。

賛否両論ありますが、

「Google+の過去ログが検索できるようになる」

これだけでも十分価値はあるんじゃないかと思います。

筆者のGoogle+の投稿は、Google+で話題になっているオモシロ画像やネタのアーカイブとして
ネタ画像プラス
で公開していますので、こちらもよろしくお願いします。

それでは、また!

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