春先の黄砂が飛来する時期に、市民に役立つ情報を提供しようと設置された福岡市の黄砂検討委員会の初会合が、きょう開かれました。

福岡市の黄砂検討委員会の初会合はきょう午後、福岡市役所で開かれました。

日本には、春先に中国大陸から黄砂が飛来しますが、福岡市では黄砂の飛来が多く、花粉症の悪化など、健康被害の報告もあることから、委員会はアレルギーを専門とする医師らで構成されています。

きょうの初会合では、黄砂が社会生活に与える影響や黄砂の予測、健康被害などについて議論しました。

福岡市は、来年3月には検討会の意見を取りまとめることにしていて、北九州市や佐賀市など、ほかの自治体との連携も視野に、市民生活に役立つ黄砂の情報を提供したいとしています。