Google+のiPhoneアプリは使いやすいのだろうか?
私の場合SNSを利用するのは圧倒的にiPhoneが多い。
でもあんまりGoogle+アプリを使ってなかった。
ってことでGoogle+のiPhoneアプリを使ってみました。
さて、どうでしょうか?
Google+ プロジェクト
GoogleアカウントとGoogle+のアカウントを持っていることが前提。
まずはアプリをダウンロードしよう。
Google+ 1.0.2.1966(無料)
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
販売元: Google – Google Mobile(サイズ: 5.7 MB)
アプリの起動からサインイン
アプリ起動。
サインインしよう。
アプリからGoogleのアカウントを作成することもできるようだが、Google+が未だβ版の招待制なのでここからGoogleアカウントを作成してもGoogle+にサインインすることはできないだろう。
正式版になった場合のためと思っておく。
サインインした画面が右。
すでにweb版で利用していたProfile写真が表示されている。
まずは設定してみよう
左上の設定ボタンをタップ。
「Stream」「Huddle」「その他」の設定を行う。
使用する前から設定してもわかりづらいかもしれないけれど便宜上先に設定の説明を行う。
「Choose stream views 」で真っ先に表示するサークルを選択する。
サークルの管理がGoogle+を上手に楽しめる秘訣のような気がする。
右横の3本線をドラッグすることでStreamを表示した時の順番を変更できる。
私はStreamを開いた時に「興味ある人(自分で作成したサークル)」が一番先に表示されるように設定した。
次はHuddleと呼ばれるチャットメッセージの設定。
誰からのメッセージを受け取るかの設定ができる。
私は今のところ「Extended circles」にチェックを入れている。
上記では自分をサークルに入れている人と書いてあるが、そのユーザーをさらにサークルにいれている人まで含まれるそうだ。
いわゆる友達の友達ってやつらしい、笑ってい○ともの精神だね。
Helpはモバイルで扱う際のヘルプが見られる。
わからないことがあればこちらで調べてみるといいだろう。
こちらはアンケート。
私はまだ答えてない。
プライバシーポリシー。
ってか、一言物申したい。
先日行われたアカBAN祭り、あれは酷かった。
全くもって理由が不明瞭。
で、Googleリーダーの共有など他のサービスにも影響が出るとか、なんなんだ?
本名でアカBANされた人もいるみたいだし。
今は通名ってことに改変されたようだけどBANされた人はたまったもんじゃなかっただろうなぁ。
たのんますよ、Google!
こちらでは言語の選択。
以上でアプリ版での設定は終了。
「設定」のまとめ
- 最初に表示させたいサークルをすぐに表示されるようにしておく
- Huddleの設定はお好みで
- 困ったらHelpを確認しよう
Stream
それではTwitterで言うタイムラインであるStreamから。
タップすると先ほど設定していた一番上のサークルが表示される。
私の場合は興味ある人。
他の登録したサークル表示は左右のフリックで変更できる。
これはなかなか便利。
共有する際は右上のペンをタップ。
ちなみにGoogle+では投稿することを共有と言うらしい。
「Google+テスト中」って共有してみた。
公開範囲をサークル毎に設定できる。
ここがGoogle+のキモの部分。
Public…自分をサークルに入れてくれている全てのユーザーのStreamで表示される
あなたのサークル…自分が選択したサークル(複数選択可)内のユーザーのStreamで表示される
友だちの友だちサークル…自分をサークルに入れてくれているユーザーのStreamと、さらにそのユーザーをサークルにいれているユーザーのStreamで表示される
特長としては共有したものを見ることができるユーザーを自分で細かく決められるってこと。
Google+で個人情報とプライバシーを管理するためのガイド : ライフハッカー[日本版]
そして、位置情報をONにしておくことで現在地情報を付与できる。
さらに写真を撮影して添付したりカメラロール内の写真を添付することもできる。
このあたりはTwitterやFacebookを利用している人は直感的に操作できるだろう。
画面の右上左の√は位置情報をONにしておけば自分の位置情報をもとに周囲のスポットを検索表示して、その情報を共有できる。
Foursquareみたいな感じ。
位置情報の「ON」「OFF」はアプリ内ではなくiPhoneの「設定」から行おう。
また、自分で共有したものにコメントが付くこともある。
コメント管理も自分で行える。
今回は私自身がコメントしているが他の方からのコメントでも私が削除したり報告をすることができる。
以上がStream。
ストリーム – Google+ ヘルプ
Streamのまとめ
- Stream表示するサークルの変更はフリックで行えて便利
- 共有したものを閲覧できるユーザーは自分で決められる
- 写真や位置情報の共有、周辺情報検索からチェックインもできる
- 共有したものに付いたコメントは自分で管理できる
Photos
- 「From you circle」サークル内のユーザーが共有した写真。
- 「Your album」自分が共有した全ての写真がアルバム毎に整理。
- 「Photos of you」自分もしくは他ユーザーによって私の名前タグが付けられた写真。
- 「From your phone」自分のiPhoneのカメラロール内の写真。
ここで表示されているサムネイル画像は一定時間おきにスライドショーされる。
スライドショー時間の法則性はちょっとわからなかった。
From your circles
「From your circles」をタップすると右の画面のようにサムネイル表示される。
気に入った写真にはコメントも付けられる。
もともと付いていたコメントは画面を上にフリックすることで表示できる。
Instagram的な雰囲気もちょっと感じた。
右下の∨をタップすると右の画面。
公序良俗に反した写真はこちらから報告できる。
Your albums
「Your albums」をタップすると右のようにPicasa管理の写真が表示される。
Google+で共有した写真とプロフィール用写真が「album」として別々に表示されている。
自分の写真にもコメントできる。
Google+のストリームに流す際に共有した言葉はコメントにはならない。
Streanに共有した「新横浜ラーメン博物館」というコメントは右の写真では表示されない。
Photos of you
Photos of youは自分の名前タグが付けられた写真が表示される。
私はPicasaも使い始めたばかりということもありタグ付けを行っていない。
ってゆうかほとんど写真をアップしていないのでタグが付けられるはずも無い。
これからゆっくり使っていこうと思っている。
タグを付けることはGoogle+のアプリからはできない。
写真にタグを付ける : 検索 – Picasa ヘルプ
From your phone
iPhoneのカメラロール内の写真をサムネイル表示。
選択した写真は共有できる。
最高4枚までの共有も可能だが、iPhoneでStreamを見てみると2枚の表示。
ただ、表示は2枚だが写真をタップすると全画面表示となり左右のフリックで4枚目まで見ることができる。
共有は4枚きちんとされている。
Photosの説明は以上。
Photos – Google+ Help(翻訳版)
Photosのまとめ
- iPhoneでまとめられている写真の括りは4種類
- From your circleはInstagramっぽい
- タグはiPhoneでは付けられない(承認や削除はできる)
- 1度に写真は4枚まで共有できるがStreamでは2枚表示
Circle
「Circles」をタップすると自分の全サークル内ユーザーの一覧が表示される。
画面下部の切り替え「In circles」は全サークル内のユーザーを表示。
「Suggested people」はGoogle+から推薦されたユーザーを表示する。
+タップでサークルに追加、×で表示を消すことができる。
TwitterやFacebookの似た物ユーザーのようなものだ。
画面上部「Circle」をタップしてサークル毎での表示。
右上の+○をタップするとサークルを作成できる。
サークル内の人数が増えてくると特定のユーザーを表示するのに手間がかかる。
そういった時は検索を利用しよう。
検索窓にユーザー名を入力してゆくとサークル内にユーザーが絞り込まれてくる。
下の「Search Public profiles for tachi」をタップするとサークル外のユーザーも検索できる。
タチさんHit!(すいませんすいません)
検索してヒットしたユーザーをタップするとプロフィール等の確認ができる。
共有したものに対してコメントを残したり写真を閲覧したりできる。
もしそのユーザーをブロックする場合は右上の設定ボタンからブロックしよう。
ちなみにiPhoneからは他ユーザーのサークル状態は全く知ることができない。
サークルについては以上。
サークルについて : サークル – Google+ ヘルプ
サークルのまとめ
- ユーザー単体やサークル毎で表示できる
- Google+から似たもの同士的なユーザーがオススメされる
- ユーザー検索はサークル内外で検索できる
- ユーザーが誰をサークルに入れているかは確認できない
Huddle
Huddleはテキストでのグループチャット。
右上の「Start a new huddle」をタップして始めよう。
+をタップして個人ユーザーやサークルを選択。
サークルを選択すると一斉送信ができる。
Huddleに関しては多くの記事が出ているのでそちらも参考に。
Google+のHuddleを簡単に始める方法 | nanapi [ナナピ]
HuddleでGoogle+ユーザーとチャットを楽しむ方法 | nanapi [ナナピ]
Google+でHuddleにタイトルをつける方法 | nanapi [ナナピ]
Google+の利用者がもっと増えてくるとHuddleの利用者も爆発的に増えて便利になってゆきそうな気がするがどうだろうか?
Huddleのまとめ
- ユーザー名やサークル名でメッセージの送信先を選択できる
- サークルを利用すると一斉送信できる
- 現時点(2011.8.21)ではテキストのみのメッセージチャット。
Profile
最後にProfile。
自分の共有したPostやらプロフィールやら写真やらを確認できる。
自分のアカウントの「About」画面ではGoogle+のサインインに用いたGmailアドレスが表示されている。
最初、メールアドレスを公開している設定にしているのかと思ったがそうではなかった。
他のユーザーからメールアドレスは見えていない。
右は自分のアカウント以外から表示した状態。
メールアドレスは表示されていない。
気になる方はプライバーシー設定をWebから確認しよう。
Google+のプライバシーの設定は以下のヘルプから。
プロフィールのセクションごとに公開設定を選択する : プロフィール – Google+ ヘルプ
プロフィールは以上。
プロフィールまとめ
- サインイン状態で自分のプロフィールを自分で見たらメールアドレスが表示。
- 他のアカウントから自分のプロフィールを見るとメアドは非表示。
現時点で弄ってみての感想
iPhoneアプリとしてはFacebookのiPhoneアプリよりシンプルで使いやすく感じる。
アプリ内でできることがわかりやすいってことが個人的には使いやすい。
Google+はβ版の招待制にも関わらず既に2000万人以上のユーザーがいると言われている。
サービス自体はβ版でもiPhoneアプリはユーザーの操作性を考えて作られていると感じた。
アーリーアダプターは既にアカウントを持っているGoogle+。
しかし、飛躍的に増え続ける登録者とは裏腹にまだまだ穏やかなStream。
Google+がさらに激しい嵐となるきっかけとはなんなのだろうか?
そのあたりにも注目して楽しんでみたい。
Google+についてはこちらのブログがめちゃめちゃ詳しいです。
もうね、ものすごい情報量。
いつも参考にさせていただいております。
Over the Vertex of Technology by 朝山貴生 (Takao Asayama)