sociallearning
Google+ Hangoutはソーシャルラーニングの速攻ツール
by TARO MATSUMURA - 2011.07.06 11:51
Google+をとりあえずリアルな人の集まりの前で使ったのは先週の金曜日、7月1日の午前中にCastaliaのオフィスで、だった。とりあえず新しいサービスは面白い使い方で試してみよう、というのがCastaliaの会議の日常的な風景なのだが、Google+ Hangoutの可能性についても試してみた。
もしも、Google+でダイエットサークルを作ったら。
多分一目見ればすぐ分かるとは思うのだが、Google+のサークルで複数人でビデオチャットをすることができるクラウドサービスHangoutを立ち上げ、YouTubeビデオを共有して遠隔地間で集まって(?)エクササイズをしている、と言う風景だ。教則ビデオはYouTubeにあったビリーのWii版のCM。音声が入ってないのは失敗でしたね。
Castaliaはご存じの通り、ソーシャルラーニングプラットホームであるiUnivやSchoolyを開発している。ウェブ上にオープンにされている動画や音声などの教育コンテンツを、ソーシャルメディアのコミュニケーションを行いながら学習するツール群だ。ビデオにコメントを残すことで、同じビデオに興味を持った人通しで相互学習が行えるようにしている。
そんなプラットホームを日々考えていると、Google+のHangoutでビデオを共有しながらじわっと汗を流した瞬間、同じことが教育動画でも行える、と考えてしまうわけだ。いや、別にExerciseしなくてもそれくらい気付くべきではあるのだが、アクション型のメンバーなので。
最近、Redboardというフラッシュモブ+ソーシャルラーニングの活動をスタートしている。おそらく明日の夕方、第2回目をフィールドワークで開催し、第3回は金曜日の夕方、とある企業で開催する予定になっている。(第2回目については、ジョインフリーにしたいので、またご連絡します)。これを、人が集まらなくてもやれるかも知れない、というのが、もう1つの気づきであった。
いずれにしても、ファシリテーターやテーマ、アジェンダの設定がとても大切なわけで、それを十分エンパワーメントしてくれるツールとして、Google+は楽しみだ、と言うわけです。
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact
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