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民主党の代表に野田氏に!(菅首相は最後の抵抗?朝鮮学校無償化再開指示)

佐藤正久オフィシャルページ
○ 民主党の代表に54歳、野田氏に!
(菅首相は、最後の抵抗?朝鮮学校無償化審査再開を指示)

決戦投票の結果、野田氏が海江田氏に勝ち、民主党の代表になった。票数は野田氏215票、海江田氏177票で、第1回目の投票結果と順位が逆になった。

先ずは野田氏におめでとうと言いたい。

野田氏のお父さんは元自衛官で空挺隊員でもあり、佐藤も自衛隊関係の行事でも一緒になることもある。今年の1月の「空挺降下はじめ」でも隣同士で降下訓練を見学した。安全保障関係でも、民主党内のアンチ自衛隊GPになびくことなく、愚直に、あるべき姿から力量を発揮してほしい。

ただ、党主催の討論会でも、昨日の日本記者クラブでの共同記者会見ではあまり「国家観」があまり聞かれなかったし、これまでの震災対応についても民主党政権・菅内閣の反省・評価も聞かれない。野田氏は菅内閣の重要閣僚であったわけだから、震災対応の評価と、これからのビジョンを明確に訴えてほしい。今後に期待したい。

繰り返すが、挙党一致とか党内融和とかは、朝日新聞の社説ではないが、それは党内、内輪の話だ。政権与党の代表選であればは、国家観とか領土・主権に係わる基本理念も発表すべきだ。候補者は日本国の総理大臣になるんだという自覚と他民主党議員は総理を選ぶ選挙だという意識を強く持って貰わないと困る。

今後、小沢・鳩山連合が敗北したことを受けて、党内融和に動くのか、党内分裂含みの動きになるのか、人事に関心が高まるだろ。ただ、人事はともかく、民主党の政策はマニフェストを修正したものになるのは間違いないので、来年の予算編成はマニフェストを修正したものを基本として行うことになる。であれば、3次補正後に国民の信を問うのが筋だろう。国民の信を受けた政権が、その民意を受けて予算を編成すべきだ。

その一方で、今回の代表選の陰で、許されないことが発生した。それは、菅首相が、本日、高木文部科学大臣に対して、朝鮮学校の無償化の審査再開を命じたということだ。最後の最後で、何をやっているのか?今、無償化手続きを再開する理由はどこにあるのか?昨年11月27日の延坪島への北朝鮮による砲撃から何の環境変化があったのか?何もないではないか?

唐突過ぎるし、何故、辞める直前の今なのか?姑息すぎる、自ら国民に説明する機会も作らずに、やってしまおうという魂胆。菅首相は最後まで国民を舐めているとしか思えない。

北朝鮮と縁のある団体との関係が問題視されている中での、朝鮮学校の審査再開、誰が見ても変だ。おかしい。野田氏が新首相になれば、直ぐ、審査を止めるべきだ。本問題は、菅首相を参考人として呼んで、真意を糺したいくらいだ。

せっかくの民主党の代表選挙の日に、汚点を残すかのような菅首相の行動、常軌を逸している。野田氏のリーダーシップを強く求めたい。

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