3D市場が盛り上がりをみせている―――。電子情報技術産業協会(JEITA)の発表によれば、4月から6月期の3Dテレビ国内出荷台数は、毎月前月比の伸び率を更新。3D映画も好調で上半期の興行収入ランキング上位のベスト3は、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』と、すべてが3D作品である。
また同じエンタメ業界では、さきごろニンテンドー3DSが、年末商戦に向け以前の価格から1万円プライスダウンの新価格を発表したことも記憶に新しい。いよいよテレビ、映画、ゲームと「見る3D」の普及が本格化してきたようだ。
一方で「撮る3D」はどうか?もちろん、3Dデジタルカメラや、3Dビデオカメラなど録画機器も、3D対応機器は登場しはじめている。デジカメ市場においては、メーカー各社が3Dフォト撮影機能搭載モデルを競って発表しているが、しかし3Dビデオカメラのラインアップは、アイコンとなるアイテムがなくお寒い状況が続いていた。

世界で初めて(※1)、フルハイビジョンでの3D動画撮影を可能にした
左右のレンズは、ともに開放F 1.2の業界最高の明るいレンズを使用しているほか、高感度の裏面照射型「B.S.I. CMOSセンサー」を左右独立して搭載しており、暗いシーンに強く、画像のノイズを低減しクッキリと表現でき、立体感ある3D撮影を実現した。画像の処理には、HDカメラ用次世代ハイスピード・プロセッサーの「FALCONBRID(ファルコンブリッド)」が活躍、左右の画像を同時に取り込み、これを1チップで高速処理することによって、様々に変化するシーンへの追従性を高め常に最適な画質を表現することができる。
また、左右ともにフルHDの3D動画記録方式とサイドバイサイド方式(AVCHD)の3D動画記録方式に対応している民生機はビクターのみ(※2)である点にも注目したい。サイドバイサイド方式(AVCHD)は3D放送にも用いられる互換性の高い方式だが、一方でフルHD画面1コマに対して左右2面分の映像を記録するため必然的に解像度はハイビジョンの半分になってしまう。これに対し、フルHDの3D動画記録方式(MP4(MVC)モード)は、最高約34Mbpsという高ビットレートで、臨場感あふれる高精細な映像を記録することができる。つまりは民生機の域を超えたビデオカメラと言っても過言ではないのだ。
また今後、付属ソフトウェアをアップデートすることで、先ごろ規格化された「AVCHD ver2.0」に対応するBDレコーダーで再生できるブルーレイディスクの作成も可能になる予定、ということがいち早くアナウンスされている。

ふたつの3D録画フォーマットに対応
そもそも2011年8月現在、3Dビデオカメラはパナソニック、ソニーとビクター・JVCの3社しか製品を投下しておらず、一見未成熟な市場という印象をうけるが、しかし「GS-TD1」に対する専門家らの評価は高い。全国有力家電量販店の投票や、家電・AVライターらの審査による映像技術のコンテスト「ビジュアルGP 2011 SUMMER」において、「GS-TD1」は金賞と技術賞の二冠を達成しているほか、オーディオビジュアル専門誌「HiVi」でも、「Hivi 夏のベストバイ2011」においてカメラレコーダー部門で堂々の第1位を獲得している。
さて、ここまで撮影機材は充実してきているが、はたして3D撮影した動画は魅力的なものなのだろうか。百聞は一見にしかず、YouTubeで人気の3D動画を紹介しよう。
また「GS-TD1」であれば、AVCHDモードで撮影した3D動画を、そのままYouTubeへアップロードすることが可能なので、「GS-TD1」とパソコンが1台あれば「見る3D」も「撮る3D」も一挙に堪能することができるようになる。
とはいえ3Dというテクノロジーについては、どこか一過性のブームを繰り返す流行りものと考える方も少ないないはず。
そこでlivedoorHOMME編集部では、そんな方向けに必見の3D動画をご紹介したい。これらは、すべてYouTubeで見つけたもの、ひと目見てもらえれば3D動画の新たな可能性を感じでいただけるだろう。(と、その前に簡易3D、つまり赤青メガネのアナグリフ方式でYouTubeを視聴する場合は、3Dメガネの用意が必須だ。ひと手間かかるが、こちら「3Dメガネを作ってYouTubeの3D動画を見てみよう」で作り方をチェックしてほしい)
シャボン玉と戯れている女性の3D映像。浮遊するシャボン玉がモニタから飛び出してくるように見える。
首都高速を走る車載カメラの3D映像。YouTubeの560×349ピクセルの映像配信枠に奥行きが生まれ、無限に続くような感覚に。
東京を空撮した3D映像。パソコンモニターの中に箱庭が誕生する様は、まるでリアル・シムシティといった感じだ。
いかがだろうか。撮る3Dの面白さ、その片鱗でも味わっていただけただろうか。見るのも、撮るのも、身近なテクノロジーとなった3D映像だが、livedoorHOMME編集部では今回、ビクター・JVC の3Dビデオカメラ「GS-TD1」を使った3D映像撮影にチャレンジすることにした。
そこで、みなさんから3Dビデオカメラで撮影して欲しいシーンを募集したい!
リクエスト方法はいたってシンプル、Twitterで@ld_homme宛か、あるいは「#3Dで見たい」を付けてツイートしてくれればOKだ。(今すぐツイートする)集まったリクエストから、livedoorHOMME編集部が面白そうなシーンを選んで撮影にチャレンジする。撮影結果は後ほど記事でお知らせしたい。
ちなみに、リクエストとは別にlivedoorHOMME編集部では「彼女とのデートシーン」を3D撮影するつもりなので、そちらの公開も期待して欲しい。
■関連リンク
・3Dハイビジョンムービー Everio GS-TD1
・GS-TD1スペシャルサイト

・「エブリオ(Everio)」GS-TD1 製品情報
・GS-TD1スペシャルサイト
※1: 2011年2月発売、家庭用ビデオカメラとして、2011年8月24日現在(ビクター社調べ)。
※2: 2011年8月現在
また同じエンタメ業界では、さきごろニンテンドー3DSが、年末商戦に向け以前の価格から1万円プライスダウンの新価格を発表したことも記憶に新しい。いよいよテレビ、映画、ゲームと「見る3D」の普及が本格化してきたようだ。
一方で「撮る3D」はどうか?もちろん、3Dデジタルカメラや、3Dビデオカメラなど録画機器も、3D対応機器は登場しはじめている。デジカメ市場においては、メーカー各社が3Dフォト撮影機能搭載モデルを競って発表しているが、しかし3Dビデオカメラのラインアップは、アイコンとなるアイテムがなくお寒い状況が続いていた。
ついに登場した本格的3D撮影の旗手
そんな中、ビクター・JVC の3Dビデオカメラ「GS-TD1」が、確かな目をもったユーザーから強い支持を集めている。「GS-TD1」は、ハイビジョンムービー“Everio (エブリオ)”シリーズの3D対応モデルであり、世界で初めて(※1)、1920フルハイビジョンでの3D動画撮影を可能にしたビデオカメラだ。特徴は2つのレンズと2つのCMOSセンサーで、左目用、右目用それぞれにフルHD(1,920×1,080ドット)解像度の3D映像を撮影することができる。世界で初めて(※1)、フルハイビジョンでの3D動画撮影を可能にした
左右のレンズは、ともに開放F 1.2の業界最高の明るいレンズを使用しているほか、高感度の裏面照射型「B.S.I. CMOSセンサー」を左右独立して搭載しており、暗いシーンに強く、画像のノイズを低減しクッキリと表現でき、立体感ある3D撮影を実現した。画像の処理には、HDカメラ用次世代ハイスピード・プロセッサーの「FALCONBRID(ファルコンブリッド)」が活躍、左右の画像を同時に取り込み、これを1チップで高速処理することによって、様々に変化するシーンへの追従性を高め常に最適な画質を表現することができる。
また、左右ともにフルHDの3D動画記録方式とサイドバイサイド方式(AVCHD)の3D動画記録方式に対応している民生機はビクターのみ(※2)である点にも注目したい。サイドバイサイド方式(AVCHD)は3D放送にも用いられる互換性の高い方式だが、一方でフルHD画面1コマに対して左右2面分の映像を記録するため必然的に解像度はハイビジョンの半分になってしまう。これに対し、フルHDの3D動画記録方式(MP4(MVC)モード)は、最高約34Mbpsという高ビットレートで、臨場感あふれる高精細な映像を記録することができる。つまりは民生機の域を超えたビデオカメラと言っても過言ではないのだ。
また今後、付属ソフトウェアをアップデートすることで、先ごろ規格化された「AVCHD ver2.0」に対応するBDレコーダーで再生できるブルーレイディスクの作成も可能になる予定、ということがいち早くアナウンスされている。
ふたつの3D録画フォーマットに対応
そもそも2011年8月現在、3Dビデオカメラはパナソニック、ソニーとビクター・JVCの3社しか製品を投下しておらず、一見未成熟な市場という印象をうけるが、しかし「GS-TD1」に対する専門家らの評価は高い。全国有力家電量販店の投票や、家電・AVライターらの審査による映像技術のコンテスト「ビジュアルGP 2011 SUMMER」において、「GS-TD1」は金賞と技術賞の二冠を達成しているほか、オーディオビジュアル専門誌「HiVi」でも、「Hivi 夏のベストバイ2011」においてカメラレコーダー部門で堂々の第1位を獲得している。
さて、ここまで撮影機材は充実してきているが、はたして3D撮影した動画は魅力的なものなのだろうか。百聞は一見にしかず、YouTubeで人気の3D動画を紹介しよう。
3Dは果たして一過性のテクノロジーか
最近では3D映像対応機器でなくとも、手軽に3D映像を楽しむことができるようになった。例えばYouTubeでは、3D動画のアップロード、配信にも対応しているが、3D対応ではないパソコンモニターでも赤青メガネを使うことで、いわゆるアナグリフ方式と呼ばれる方法で簡易的に3Dを楽しむことができる。また「GS-TD1」であれば、AVCHDモードで撮影した3D動画を、そのままYouTubeへアップロードすることが可能なので、「GS-TD1」とパソコンが1台あれば「見る3D」も「撮る3D」も一挙に堪能することができるようになる。
とはいえ3Dというテクノロジーについては、どこか一過性のブームを繰り返す流行りものと考える方も少ないないはず。
そこでlivedoorHOMME編集部では、そんな方向けに必見の3D動画をご紹介したい。これらは、すべてYouTubeで見つけたもの、ひと目見てもらえれば3D動画の新たな可能性を感じでいただけるだろう。(と、その前に簡易3D、つまり赤青メガネのアナグリフ方式でYouTubeを視聴する場合は、3Dメガネの用意が必須だ。ひと手間かかるが、こちら「3Dメガネを作ってYouTubeの3D動画を見てみよう」で作り方をチェックしてほしい)
シャボン玉と戯れている女性の3D映像。浮遊するシャボン玉がモニタから飛び出してくるように見える。
首都高速を走る車載カメラの3D映像。YouTubeの560×349ピクセルの映像配信枠に奥行きが生まれ、無限に続くような感覚に。
東京を空撮した3D映像。パソコンモニターの中に箱庭が誕生する様は、まるでリアル・シムシティといった感じだ。
いかがだろうか。撮る3Dの面白さ、その片鱗でも味わっていただけただろうか。見るのも、撮るのも、身近なテクノロジーとなった3D映像だが、livedoorHOMME編集部では今回、ビクター・JVC の3Dビデオカメラ「GS-TD1」を使った3D映像撮影にチャレンジすることにした。
そこで、みなさんから3Dビデオカメラで撮影して欲しいシーンを募集したい!
リクエスト方法はいたってシンプル、Twitterで@ld_homme宛か、あるいは「#3Dで見たい」を付けてツイートしてくれればOKだ。(今すぐツイートする)集まったリクエストから、livedoorHOMME編集部が面白そうなシーンを選んで撮影にチャレンジする。撮影結果は後ほど記事でお知らせしたい。
ちなみに、リクエストとは別にlivedoorHOMME編集部では「彼女とのデートシーン」を3D撮影するつもりなので、そちらの公開も期待して欲しい。
■関連リンク
・3Dハイビジョンムービー Everio GS-TD1
・GS-TD1スペシャルサイト
3Dハイビジョンムービー Everio GS-TD1
2本のF1.2高解像度レンズと2つの高感度B.S.I.CMOSセンサーを搭載した本格2眼3Dハイビジョンムービー「エブリオ(Everio)」GS-TD1。・「エブリオ(Everio)」GS-TD1 製品情報
・GS-TD1スペシャルサイト
※1: 2011年2月発売、家庭用ビデオカメラとして、2011年8月24日現在(ビクター社調べ)。
※2: 2011年8月現在