バスケ青春の詩

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自分の想いの言葉を綴っています。

フライング…今!を大事に

2011-08-30 05:07:54 | 記事一覧
平成23年8月30日 火曜日
 
「フライング…今!を大事に」


世界陸上競技、世界最速を争う…

男子100m決勝で、大会2連覇をねらう

ジャマイカのウサイン・ボルトが、トラックで競う前にフライングで失格しました。


世界が注目する中で、
ドラマのような事が起きたのです。

誰もが、あり得ないと思いながら、

誰もが心の片隅に、
ふっとかすめたものであったのも確かかもしれません。

しかし、それが現実になることなど誰もが思ってもいなかったでしょう。

小説よりも奇なる事実
が目の前で起きたのです。

しかも、シナリオのない最高の舞台で起きたのです。

何故? 何が?
誰も真実を説明出来ないことですが…

何らかの教訓を学ぶことはできると思うのです。


これは一言で言えば、
『ミス』です。

意図しないミスです。

伝説に成り得たか否かの人生最大のミスでした。

しかし、小さなミスでも重なれば…

大きな結果を逃す、
大きな原因になるのです。


なぜミスをするのでしょうか?


私が思うのは、
次をねらうからです。

今をヤりきる前に、
次をねらうからです。

バスケを指導したり、
観戦していて思うのは、

そのチームは圧倒的な強さを感じさせないのですが、

負けないのです。

それはミスがほとんどありません。

しかも、ロスという無駄な動きもなく…

ボールとプレーヤーがとめどなく川の流れのように動き続けるのです。

それは負けないチームの原点であり…

指導する者とプレーヤー自身が求める原点だと思っています。

さて、ミスは、スキルが高いプレーヤーにも起こります。

まさにボルト選手のような世界超一流のアスリートでさえ起こすのですから…

ミスを無くすこと、
無くすことは無理でも極限する意識を持たすことは指導によって出来るものです。


流れるようなプレーと言いましたが、

一つ一つの結接では、
その瞬間のプレーをキッチリヤりきって、

次のプレーに移るのです。

その瞬間のプレーをキッチリヤりきることなく、

次のプレーを焦るからミスをするのです。


ひとつの例として、

後ろから飛んできた
ボールをパスレシーブする時に、

ゴールを焦ることから、身体はゴールに行き、
手を残して、手だけで、

さらに最後の一瞬に
ボールから目を外すから…

ファンブルやパスカットされるミスをするのです。

この場合、意識する今のプレーとは…

キッチリとパスミートすること、

キャッチングハンドをしっかり作ること
…でしょうか、


ミスを無くすための意識は…

『ホットハート
(熱き心)

クールヘッド
(冷静な一瞬の判断)

ワイドビジョン
(広い視野)』

…この言葉を言い続けています。

ミニバスの子供達に、
また語る時がきたようです。

チーム力がステップアップするごとに必要な言葉だと思っています。
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