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強盗:タクシー連続被害 刃物見せ 大阪

 28日午後11時35分ごろ、大阪市西成区花園北1の路上で、兵庫県尼崎市内からタクシーに乗ってきた男が男性運転手(62)に「小便したいので止めてくれ」といったん降り、助手席に乗り込んで刃物を見せ「金を貸してくれ」と要求。売上金2000円を奪い、運賃6800円を踏み倒して逃げた。

 29日午前0時15分ごろには、この現場近くから別のタクシーに乗った男が、東南東へ約700メートル離れた西成区山王2の路上で、同じ手口で助手席に乗り込み、男性運転手(55)に出刃包丁のような刃物(刃渡り約15センチ)を見せ、「金を16円しか持っていない。悪いけど5000円貸してくれ」と要求。運賃700円を踏み倒し、売上金5000円を奪って逃げた。

 いずれも運転手にけがはなかった。西成署によると、男はともに身長160~165センチの細身で、野球帽に眼鏡をかけ、柄に白いタオルを巻いた刃物を持っていた。同署は連続強盗事件とみて調べている。【林由紀子】

毎日新聞 2011年8月29日 10時53分(最終更新 8月29日 11時36分)

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