文部科学省は29日、福島第1原子力発電所から半径100キロメートル圏内の土壌に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果を発表した。同原発が立地する福島県大熊町でセシウム134が1平方メートルあたり約1400万ベクレル、セシウム137が同1545万ベクレルと、いずれも最高濃度を測定した。原発の北西部にある浪江町などでも高い数値となった。
土壌は6月6日~7月8日に約2200カ所で採取した。雑草などとともに表層から5センチの土壌をすくい取り、放射性セシウム濃度をゲルマニウム半導体検出器で測定。濃度を色分けして示す「濃度マップ」を作成した。
浪江町ではセシウム134が1平方メートルあたり759万ベクレル、137が同825万ベクレルと高濃度の地点があった。双葉町でもセシウム134が同624万ベクレル、137が同664万ベクレルの地点があった。文科省は調査結果を今後の除染計画に生かす。
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