〒105-0001
東京都港区虎ノ門一丁目22番13号秋山ビル3階
電話：03-3580-1331 FAX：03-3580-1333
事務所所在地・連絡先
組織と概要
当事務所では，現在，弁護士2名（男性），事務職員5名（＝男性3名＋女性2名），外部委託職員1名（IT部門・男性）が在籍していますが，司法修習生やロースクール生も随時受け入れて体系的に指導しており，将来的には弁護士も増員する予定です。
また，当事務所では，依頼者の方々の多種多様な問題に対して総合的な見地から考察・対処するため，弁護士だけでなく，税理士，司法書士，不動産鑑定士等，多くの隣接専門士業と密接な提携関係にあり，「総合法律事務所」として幅広い法律サービスを提供しています。
当事務所は，「秋山ビル」の３階フロア全部を占めており，階段及びエレベータ部分を除くと，約２００uが事務所の面積となっています。南北８ｍ×東西３０ｍの「鰻の寝床」のような細長い絨毯敷きスペースに，弁護士室（応接付），事務局室，会議室３室（大・中・小），給湯室・男女別トイレ及び倉庫がありますが，それらを本棚や家具等で仕切り，トイレ以外にはドアがないのが自慢(？)です。西向きの正面は「桜田通り（国道１号線）」に面しており，喫煙所でもある東向きの裏側ベランダからは，新橋・虎ノ門地区の再開発に伴い，汐留ビル群が眺望できます。東京地方裁判所等の裁判所へは，官庁街の真ん中を，徒歩１５〜２０分，自転車５〜７分。ブラブラ散歩するには格好な距離であり，スイスイ自転車で走るには爽快な道のりです。
なお，営業時間等につきましてはＱ＆Ａのページをご覧ください。
沿 革
| 昭和47年4月 | 弁護士栃木義宏が「平本法律事務所」（東京都中央区銀座八丁目 湯浅ビル6階）に入所 |
| 昭和49年5月 | 事務所移転（東京都港区琴平町（現・虎ノ門一丁目）第二興業ビル6階） |
| 昭和59年4月 | 弁護士平本祐二との共同事務所として「平本・栃木法律事務所」となる |
| 平成9年11月 | 平本祐二の死去により，「平本・栃木法律事務所」は解散し，栃木義宏の単独事務所として「栃木法律事務所」となる |
| 平成9年12月 | 事務所移転（東京都港区虎ノ門二丁目第15森ビル別館2階） |
| 平成12年10月 | 弁護士柳澤憲が参加し，共同事務所として「栃木・柳澤法律事務所」となる |
| 平成15年5月 | 事務所移転（東京都港区虎ノ門二丁目アネックスビル4階） |
| 平成19年7月 | 事務所移転（東京都港区虎ノ門一丁目秋山ビル3階） |
理念と特色
当事務所は，個人・法人の依頼者の方々からの様々なご依頼に対して幅広く対応する「総合法律事務所」として，民事・刑事・家事等，ひと通りを手掛ける一般的な法律事務所です。そして，民事の依頼事件が圧倒的に多い実情の中にあって，中小企業・零細企業の債務整理，それもマイナス（清算）志向の破産手続ではなく，プラス（再建）志向の民事再生手続の支援を最重要視し，これを「お家芸」としています。企業は経済社会の礎であり，それ自体が社会の動力源であると同時に，多くの従業員とその家族に生活の糧と活躍の場を与えるものだと，そう信ずるからです。
「企業は，存続すること自体に価値がある」――これが，当事務所の理念です。
企業が経営に行き詰まる原因は多々ありますが，多くの場合，その原因となっているのが，経済活動の中で抱えてしまった負債の蓄積です。負債が大きくなると，いくら利益を上げる力があっても，その成果が全て負債の返済に消費されてしまい，企業の活力を維持・成長させるための投資にまで資金が回らなくなります。その結果が，やがて企業の「自然死」を招くのです。自力で負債を解消するのが本来あるべき姿ではありますが，そのような「自己責任」の論理を貫いてばかりでは，企業の「大量死」という結果を招き，経済社会全体の停滞につながります。そこで，法律に基づき，その蓄積された負債をある程度強制的効力をもって整理・縮小し，企業の活力を引き出す。それが民事再生や会社更生といった法的企業再建手続です。
私たちは，この法的企業再建手続のうち，中小企業・零細企業にも適した民事再生を最大限に活用し，これまで多くの企業の再建を支援してきました。その数は，民事再生の前身である和議も含めると，優に100社（従業員及び家族では１万人）を超えており，そのほとんどが，もはや破産するしかないとサジを投げられた企業です。法律事務所にはそれぞれに特技なり特色がありますが，私たちの特技は民事再生であり，民事再生においてはどこにも負けない。そこに当事務所の特色があると自負しています。