杉浦太陽・辻希美夫妻を悩ます「不肖の父親」
【芸能】
ヤクザが「借金返せ」と大暴れ
「息子の事務所に押しかけたところで、カネを回収できるはずもないし、居場所を知っているはずもないのは百も承知の上の犯行です」というのは芸能プロ関係者だ。しかし、それにもかかわらず事務所に押しかけたのは父親の借金が億単位で、息子にプレッシャーをかけてでもカネを回収するためになりふり構わない行動に出たという見方が強い。
この父親は杉浦三六という元南海ホークスの選手で、一軍登録がないまま退団。その後は不動産ブローカーや広告代理店業務のような仕事をしていたという。93年には詐欺容疑で逮捕されて懲役3年、執行猶予5年の有罪判決。その後は妻(杉浦の実母)と離婚し、大阪・ミナミの有名クラブのママと同棲した。
「星野仙一(現楽天監督)が阪神の監督時代は阪神グッズの販売も手掛けて羽振りが良かった。が、いつも返済は後回し。暴力団関係者からも多額の借金をしているのに、行方をくらましてしまった。杉浦にとっては頭の痛い存在で、事務所には以前から“父親の居場所を教えろ”という債権者が押しかけていました」(芸能プロ関係者)
もちろん、父親の借金は保証人でもない限り息子には関係ない話。なのに、組員が押しかけたのは杉浦がウハウハだからだ。杉浦は07年に辻希美(24)と“できちゃった婚”。家事や育児を積極的に手伝う様子をブログで頻繁にアップし“育メン”として好感度が急上昇、多忙な日々を送っている。ママドルの辻も売れっ子で2人とも主婦層などから人気が高い。その矢先の父親の不祥事である。
親は選べないとはいえ、ちょっと気の毒か。