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[ライフ]ニュース
大阪市「創電」ビジネスに本格参入へ 5年以内に夢洲にGTCC
2011.8.26 11:52
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「脱原発」を掲げ、エネルギー政策の専門部署も新設した大阪市では8月上旬、同発電所に視察団を派遣するなど本格導入に向けて始動した。
すでに大規模太陽光発電(メガソーラー)事業を展開している夢洲の一角を、新たにGTCCの建設予定地とし、発電量は、真夏の市域内の消費電力全体の1割程度に相当する80万~90万キロワットの規模を想定。
生み出した電力は、地下鉄やバスを運営する交通局など電力使用の多い部署に優先使用させたり、余剰電力を関電に販売したりすることも検討している。建設費は数百億円規模と試算。民間企業にも事業参加を呼びかける方針で、今年度内にまとめる「エネルギービジョン」でも、GTCCを創電ビジネスの中核事業と位置づけたい考えだ。
平松市長は「GTCCが今一番新しい技術。エネルギーの『地産地消』を、どう積極的に展開していくことができるのか検討する」と意欲をみせている。
■GTCC 「ガス・タービン・コンバインド・サイクル」の略称。天然ガスを燃料に、ガスタービンで発電するだけでなく、その排ガスの余熱で蒸気を生み出し、蒸気タービンでも発電する。使用後の蒸気も海水などで冷やして再利用し、低コストで高効率な発電を実現した。コストや発電効率などに課題を抱える太陽光や風力などの自然エネルギーに比べ、現時点で最も実用可能性が高いと注目されている。
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