昨日数ヶ月ぶりに久しぶりに夫と喧嘩しました。
年度末飲み会で5時間も酒を飲んできた夫
疲れてクタクタで、すぐ寝てしまいました。
私はずっと帰りを待っていて心配で寂しくて、やっと帰ってきたときはとっても嬉しかった。
のに、、、夫は疲れて早々と寝てしまいました。
私は少しでも相手してほしくて甘えて起こして、疲れてる夫はイライラし、酔っているので、冷たい言葉を吐いてその後私を無視していました。
でも、不倫していたとき、夫は飲み会のあと不倫女と平日も夜中の2時まで会っていたので、そういう過去がある以上、私は遠慮なく夜中2時までならたまにワガママでも自分の気が済むまで起こすことにしています。
無視されればされるほど無理やり起こす!
「不倫してたときは不倫女と夜中2時まで遊んでたくせに!」と容赦なく起こします。
不倫発覚するまでは付き合ってたときから夜10時以降は連絡もせず睡眠重視でお互いに仕事も考え思いやりをもって接していて、夜10時以降はあまり起きられない夫をまじめな人だと単純に解釈していました。
が、それはどうやら気遣いすぎてただけのようなので、
不倫発覚後からは、遠慮なくワガママを通すことにしています。
しかし人間クタクタに疲れてるときに理不尽なことされると怒りがわいてくるのが自然な行動です。
なのでもちろん疲れている夫は私に怒り、私の顔を平手打ちしてきました。
夫は酒が入ると力の加減なく殴ってきます。
でも私は悔しくて必ずやり返します。
馬鹿な夫婦ですが、そんな喧嘩になってしまいます。
私は甘えるだけなのに、少しでもわずかに関心をむけてくれて少しでも話をしてほしいだけなのに、
殴られると悔しくて惨めで、大喧嘩に発展します。
夫が見境なく殴り、そのあと罪悪感から私を抱きしめようとするのですが、
私は怒りで近づいて欲しくなくて抵抗して、それを押さえつけてでも自分の思い通りにしようとする夫に、それにさらに抵抗してさらに大怪我する私。
相反する2人はとっくみあいの大喧嘩に。
だいたいこのパターンで最悪な結末になります。
まぁ女の甘えを受け入れられないほど奥さんのことは女ではないしそうでもいい存在なんでしょう。
そして私はそれを怒りという形で夫の無関心な態度を許せないし、フラバがあるので、無理にワガママを通そうとする。
お互い幼い精神年齢です。
結局、大喧嘩で大怪我をして、その後疲れ果てて眠ったのですが、朝になると
私の左顔、側頭部は青く腫れ、胸も痛いし両腕も抵抗するときいためて筋肉痛で上がりません、左足も打撲で引きずるようにしか歩けません。
そして夫は私が抵抗したときに引っかいた傷が顔に無数残り、とても会社にいける状態ではありません。
朝、夫は出勤前、私にファンデーションを貸して欲しいと言ってきました。
適当に試供品のファンデをあげたけど、結局迷った末に使わず出社しました。
その後出社して1時間後、
家にいないはずの夫が、いきなり家の玄関に現れ突っ立ってました。
今回で離婚を決意した私が本日離婚の手続きを開始することを恐れ、代休を急遽とってきたとのこと。
同居を再開してから穏やかで幸せな日々を過ごしていたのに、こんな酷い喧嘩をして、
男の力で力いっぱい女を酷く殴るというのは愛情の無さを痛感したので、離婚するしかないと私は決心しました。
それをわかってか、会社を急遽休んで償いに優しい男に変貌する夫
こうやってなし崩しで結局暗い気持ちのまま仲直りしてとりあえず子育て優先に過ごしておりました。
夕食時、これからの将来をきちんと話し合い、向きあおうと話し合いをもちかけましたが、
夫は「これからどんなことがあってもずっと2人で生きていくって決めたの!理由なんかない!ずっと2人でいるの!そうやって嫌なことがあっても折り合いをつけていくのが大人でしょ!」
と発言してなんだか腑に落ちないまま、子どもの寝かしつけに振り回され、夫と子どもが寝たあと、食器を洗い洗濯物を干して、今にいたります。
諦めても折り合いを付けてやっていくのが夫婦なんだろうか。
でもそれではすまされないほど体中が痛くてDVだと思うし悪化していく気がして早めに別れたほうがいい予感がする。
なんだか疲れたなぁ。
子どもの教育に奮闘している日々ですが、一番大事なのは穏やかな家庭で温かく見守って育てることだと思うので、もう二度と子どもにこんな酷い醜態は見せたくない。
もっと親としてちゃんとしなきゃいけない。
ただなんとなくつれづれと日記を書き残すことで、のちに客観的に自分を見れる気がして、悲惨な話でも日常を書き残すようにすることにしました。
今福島原発でチェルノブイリに次ぐ重大な事故が起こっています。
放射能というのを身近に感じない方が多いかもしれませんが、実は私たちの生活にはありふれていて自然界にも存在します。
世界では温暖化対策のためにも原子力発電のエネルギーにシフトしていく傾向がありますが(日本、中国、アメリカetc)、ヨーロッパ(フランス除く)ではチェルノブイリの影響も多大に受けた経緯もあり脱原発の動きが多くあります。
これからの未来を考えると、原子力が使えないとなった場合、なら、その代替エネルギーはどうすべきか、と問われると、私のような凡人には考え付きません。
電気需要はあきらかに増え続ける一方で、原子力に替わる、実用的で需要を満たす地球環境に良いエネルギーが開発されるまでは、どうしても原子力と隣り合わせに生きていかなくてはいけないのかもしれません。
私たちの生活には身近な食品でもじゃがいもの発芽抑制など、医療においても放射能を使う医療機器はたくさんあるし、世界のどこかで小さな原発事故は日常的に起きているし、世界のどこかで常に起こっている戦争でも核兵器(例えば劣化ウラン弾など)が使われているという時代です。
そんな放射能と隣り合わせの生活である以上、全ての国民に放射能についての最低限の知識が必要であると私は思います。
チェルノブイリなど歴史上の事故からたくさんの人体に及ぼす影響データも明らかになっているので、科学的な基礎から人体影響まで学ぶべきだと思います。
とくにこれからの核と隣合わせの時代を生きなければならない子ども達は、特に。
中学で化学式を習うなら、放射能の科目があってもいいと思います。
私はたまたま国家資格をとるときに放射能についての科目があったので、いくらかかじったことがあり、研究や仕事で実際に扱ったこともあります。
学んで初めて、理解することで、その恐ろしさと取り扱いと安全性がわかり、たとえば今回のような避けることのできない重大事故のときの防災にも生かせるのだと思います。
大まかなかじる程度の知識なら中学生でも理解でできるものなので、NHKのJCOの臨界事故のドキュメンタリーなども見せながらとか、人間の体にどういう影響を及ぼすのか、被曝してもはじめは見た目なんともないのにDNAが破壊されてじわりじわりと体の内部から破壊されていく被曝の恐ろしさ、も映像も教材に、学んでいく必要があると思います。
戦争の原爆だけではなく、これからは日ごろ私たちが使っている電気という身近なエネルギーの原発によっても事故が起これば誰でもいつ被害にあってもおかしくないし、日常にありふれたでものであるという認識をもち、これをきっかけにエネルギーについても世界中で見直すきっかけになればいいな、と思います。
私のようなちっぽけな人間がこんなことを書くのもおこがましいですが、今回の福島原発の事故は福島だけの問題ではなく、もはや地球規模での大問題なので(ジェット気流や食物連鎖など国境を超えて何年も影響を及ぼします)、これを機にもっと放射能について、エネルギーについての意識が変わっていくことを願います。
以下引用ですが、99年の時点でこんなに予測されてたのですね。
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日本の原子力発電所で重大事故が起きる可能性にM0X燃料の使用が与える影響
エドウィン・S・ライマン (Ph.D.) 核管理研究所(NCI)科学部長 1999年10月
序
東海村のJC0の燃料転換工場における臨界事故という日本最悪の核事故から学ぶべき教訓は数多い。中でもおそらく最も重要なのは、核技術が関係する場合には、慢心は危倹だということである。科学技術庁は、すぐさま、事故の責任が、不幸にもそのきっかけを作ってしまった労働者たちにあるとしたが、実際の犯人は、臨界事故は起こり得ないと考えた工場の責任者たちや政府の規制担当者らである。このような態度こそが、この事故を可能にした異常なまでの不注意な雰囲気の元凶である。
残念ながら、同じようなばかげた態度が、日本の原子力計画の他の側面でも--大量の放射性物質の頻繁な海上・陸上輸送から、原子力発電所の規制に至るまで--蔓延しているようである。
何十年もに渡って、米国の原子力発電所の設計、立地、建設の基礎となってきた(産業側の)信念は、封じ込め機能(コンテインメント)を破り、大量の放射性物質の放出を招くような重大な事故は、基本的に起こり得ないというものだった。この信念は、1970年代半ばに揺さぶられることになった。新しく設置された米国原子力規制委員会(NRC)が「原子炉安全性研究(RSS)という膨大な報告書を出したためである。RSSは、炉心溶融と封じ込め機能の損失又はバイパスをもたらすような原子力発電所事故のシーケンス(一連の事象の流れ)があり得ることを示して見せた。しかし、RSSは、このような事故の可能性は、ゼロではないが、極めて低いと論じることによって、若千の安心をもたらすことにもなった。そのため、NRCは、既存の原子力発電所における安全システムを改善するために措置を講じる緊急の必要性があるとは考えなかった。ただ、NRCは、このような事故の結果がどのようなものになるか、また、原子力発電所周辺に住む人々を守るのにはどのような措置(立ち退き避難、建物内避難など)を講じることができるかについての分析を始めた。
それから5年もたたない1979年、RSSが100万年に1度しか起こらないとしていた種類の事故が、ペンシルバニア州のスリーマイル・アイランド原子力発電所で起きてしまった。NRCは、ついに、これらの事故を真剣にとらえざるを得なくなり、既存及び新設の原子力発電所に新たな規制を課すことになった。NRCは、さらに、重大事故の可能性に基づいて、公衆のための非常事態計画を立てた。
今日、米国では、原子力発電所の重大事故は、大きな放射能放出につながり、大量の被曝による何十人もの急性死(PF)や、何百、何千人もの潜在的ガン死(UCF)をもたらす可能性があることは、よく理解されている。これらの事故は、激しい事象(たとえぱ、蒸気爆発、水素爆発、あるいは燃料の破砕)を伴うものである。これらの事象は、非常に激しいもので、ヨウ素131、セシウム137などの揮発性及び半揮発性の放射性核種だけでなく、溶融から簡単に気化することのないランタン140や、アクチニドの核種(プルトニウム、アメリシウム、キュリウム)などの低揮発性の放射性核種も放出される可能性がある。
アクチニドの放出は、とくに憂慮すべきものである。なぜなら、これらのほとんどは、吸入または経口摂取した際に、比較的放射能毒性の強いアルファ粒子を放出するからである。米国のNRCによると、重大事故の場合、軽水炉の中にあるアクチニドのうち最高5%までが放出される可能性があるという。
重大事故とM0X使用
日本の電力会社は、既存の軽水炉にプルトニウム・ウラン混含酸化物(MOX)燃料を装荷する大規模な計画に乗り出そうとしている。すでにM0X燃料の福島3号機と高浜4号機への輸送が終わっており、M0Xの装荷が近く実施されることになっている。そのつぎにM0Xを使用することになっているのは、柏崎刈羽である。
原子炉級の(MOX)燃料を装荷した軽水炉の場合、通常の低濃縮ウラン燃料を装荷した軽水炉と比ベ、炉内に含まれるアクチニドの量が相当多くなる。これは、未使用の燃料の中の多量のプルトニウムの存在によるものである。照射の過程で、アメリシウム241やキュリウム244などのような重い核種が蓄積されていく。
表1は、米国のコンピューター・コード0RGENS-Sを使って行った計算結果を示したもので、これを見れぱ、炉心全体に原子炉級MOX燃料を装荷した原子炉と、低濃縮ウランだけを装荷した原子炉との中に、運転サイクルの最後の時点で存在するアクチニドの量が比較できる。計算は、一般的な原子炉級プルトニウムの同位体組成(1)に基づくもので、燃料のプルトニウム富化度{転載者注;ウラン燃料にプルトニウムを混ぜる度合}を8.3%と想定している。日本では、ブルトニウムの富化度13%までが認められている。炉内のアクチニドの量は、アクチニドのすべて核種で、M0X炉心の方が、5倍から22倍近く多くなっている。例外は、ネプツニウム239である。しかし、ネプツニウム239は、ベータ粒子放出体で、アルファ放出体より危険がずっと少ない。
(注:1).Pu-238、2.3%、Pu-239、56.2%、Pu-240、24.2%、Pu-241、9.0%、Pu-242、6.9%、Am-241、1.4%
表1:サイクル終わりの時点での低濃縮ウラン炉心及びMOX炉心内のアクチニドの量
低濃縮ウラン炉心 原子炉級MOX炉心 MOX/低濃縮ウラン
(単位:MCi;百万キュリー) (単位:MCi)
Actinides(アクチニド)
Np-(ネプツニウム)239 1754 1443 0.82
Pu-(プルトニウム)238 0.2150 2.667 12.4
Pu-239 0.0267 0.1368 5.12
Pu-240 0.0348 0.3532 10.1
Pu-241 10.60 86.51 8.16
Am-(アメリシウム)241 0.0097 0.2600 26.8
Cm-(キュリウム)242 2.964 58.29 19.7
Cm-244 0.1754 3.801 21.7
原子炉級MOX炉心のアクチニドの量が大きいということは、重大な封じ込め機能喪失事故から生じる影響(急性死や潜在的ガン死)が、低濃縮ウランだけを使った炉で同じ事故が起きた場含と比ベ、ずっと大きくなる可能性があることを意味している。重大事故の際に発生すると推定されている放射性核種放出割合の数値を使って、影響の増大の幅を計算することができる。
表2は、高浜4号機に似た電気出力87万キロワットの加圧水型炉の周辺113キロメートルの地域でこのような事故の影響がどうなるかを、米国のコンビューター・コードMACCS2{NRCのものと聞いた}を使って計算した結果を示したものである。使用した放出割合は、最近の米国NRCの出版物(2)からとった。人口密度は、高浜周辺の半径110キロメートルの地域の平均人口密度に近い平方キロメートル当たり550人とした。
検討した3つのケース--M(中)、H(高)、L(低)--は、プルトニウムの放出割合の大きさの3つのレベルに対応したものである。それぞれのケースにつき、炉心全部をMOXとした場合と、炉心の4分の1をM0Xとした場合とを検討した。関西電力は、最初は、炉心の4分の1だけをM0X燃料とする計画だが、最終的には、炉心の3分の1をM0Xにする方針である。しかし、日本は、将来、炉心全部をM0Xにすることを計画しており、炉心全部をMOXにする改良沸騰水炉を青森県に建設する計画を進めている。
(注:2).R.Davis, A.Hanson, V.Mubayi and H.Nourbakhsh, "Reassessment of Selected Factors Affecting Siting of Nuclear Power Plants," NUREG/CR-6295,February 1997, P.3-21.
表2:原子炉級MOX炉心の重大事故の影響
低濃縮ウラン 原子炉級MOX 原子炉級MOX/低濃縮ウラン
ソースターム フル炉心 1/4炉心 フル炉心 1/4炉心
ST-M(Pu RF=0.01)
潜在的ガン死 11,770 56,800 24,200 4.85 2.09
急性死 75 265 133 3.53 1.77
ST-H(Pu RF=0.035)
潜在的ガン死 31,900 155,000 70,700 4.86 2.22
急性死 417 2,420 827 5.80 1.98
ST-L(Pu RF=0.0014)
潜在的ガン死 6,090 15,900 8,630 2.61 1.42
急性死 40 64 44 1.60 1.10
RF:放出割合
{この結果は半径16キロからの待避計画を実施する前提での評価結果であり、沸騰水型の方が加圧水型より炉内から外部に放射能が漏れやすいと聞いた}
表2のデータは、軽水炉に原子炉級M0Xを装荷すれば、日本の公衆に対するリスクが大幅に増大することをはっきりと示している。炉心の4分の1にMOXを装荷した場合、低濃縮ウランだけの炉心の場合と比ベ、重大事故から生じる潜在的ガン死は、42~122%、急性死は10~98%高くなる。数値の幅は、アクチニドの放出割合の取り方による。炉心全部をM0Xとした場合、潜在ガン死の数は、161~386%、急性死の数は、60~480%高くなる。炉心に占めるM0Xの割合と、放出されるアクチニドの割合により、原子力発電所の半径110キロメートル以内の地域で、何千、何万という数の潜在的ガン死が余分にもたらされることになる。(この距離は、計算上の便宜のために選ばれたものであり、この地域の外でも影響が生じることはいうまでもない。)
これらの計算は、放出割合(炉内にある総量のうち事故の際に放出される割合)が、低濃縮ウラン燃料の場合と、MOXの場合とで同じだとの想定の下に行われたものであり、事故から生じる影響の差は、炉内にある総量の差からのみくるものである。しかし、実際はそうではないかもしれない、セシウムのような揮発性の核種の放出の割合は、40ギガワット日/トン以上の燃焼度に照射されたM0X燃料の場合、同様あるいはそれ以上の燃焼度の低濃縮ウラン燃料の場合と比ベ、相当大きくなることを示す証拠がある。とくに、フランスて行われたVERCOURSという実験では使用済み燃料を1780k(摂氏約1507度)の温度に1時間保った場合、燃焼度47ギガワット日/トンの低濃縮ウラン燃料の燃料棒からのセシウムの放出の割合が18%でしかなかったのに対し、燃焼度41ギガワット日/トンのM0X燃料の燃料棒では、58%に達した(3)。
MOXの使用に伴って増大する危倹の大きさからいって、県や国の規制当局はどうしてこの計画を正当化できるのだろうかと問わざるを得ない。その答えは、原子力産業会議が発行しているAtoms in Japanという雑誌の中に見いだすことができる。『通産省と科学技術庁、福島でのM0X使用を説明』という記事はつぎのように述べている。
「M0X使用に関する公の会合に出席した市民が、『MOXを燃やす炉での事故は、通常の炉での事故の4倍悪いものになるというのは本当ですか』と聞いた。返答は、事故が大規模の被害を招くのは、燃料が発電所の外に放出された場合だけだ、というものだった。MOXのペレットは焼結されているから、粉状になってサイトの外に運ばれていくというのは、実質的にあり得ない。だから、事故の際のM0X燃料の安全性は、ウラン燃料の場合と同じと考えられる。」
この返答こそが、MOXの使用を計画している電力会社は、プルトニウムのサイト外への放出に至る事故の影響について評価する必要はないと判断した原子力安全委員会の間違った論理を要約しているといえる。この論理を使えば、日本の当局にとって都合のいいことに、M0X装荷の炉心にある通常の炉心よりずっと多量のアクチニドに関連した深刻な安全性問題を、無視することができるのである。上述の通り、M0X燃料は、低濃縮ウラン燃料と同じく、炉心損傷を伴う重大事故の際には、細かなエアゾールの形で拡散しうるのである。米国で研究されているメカニズムの一つは、高圧溶融噴出(HPME)で、これは、炉心溶融発生の後、原子炉容器が高圧で破損するというものである。このような事態となると、炉心が破片の形で格納容器の内部に噴出し、その結果、格納容器の温度が急激に上がり、封じ込め機能が失われ、放射性物質の放出が生じる可能性がある。
M0Xの使用はまた、重大事故の発生の確率を大きくする可能性もある。たとえぱ、冷却材喪失事故や発電所停電などの事象がある。これらは、米国の加圧水炉では、初期段階での封じ込め機能の損失のリスクをもたらす最大の要因と考えられている。これらの事象が炉の損傷にまで発展する確率は、炉心の緊急冷却が始まるまでに燃料棒の被覆管がどれだけ損傷しているかによるところが大きい、MOX燃料の熱電導率は、低濃縮ウランの場合よりも約10%小さくなっている。一方、MOX燃料の中心線の温度は、50%高くなっている。このため、M0X燃料の燃料棒に蓄えられている熱は、低濃縮燃料の場合よりも大きい、MOX燃料の中央線の温度と蓄えられたエネルギーとが低濃縮ウラン燃料よりも大き
いため、冷却材喪失事故の初期段階における燃料棒の被覆管の温度の上昇と、被覆管の酸化率が、低濃縮ウラン燃料よりも大きくなる可能注があり(4)、冷却材喪失事故の影響の緩和のためにNRCが設けている規定を満足させることはM0X炉心の方が難しくなるかもしれない。
結論
米国では、地域住民の避難が実施できる前に大量の放射性物質の放出に至るような原子力事故の平均的リスクは、100万炉年に5件ないし10件と見られている。米国には約100機の発電用原子炉があるから、これは、年間0.1%のリスクに相当する。NRCは、最近、原子力発電所で許されるリスク増大の幅を低く制限するガイドラインを導入した。原子炉級MOXの使用に関連した大きなリスク増大が、米国のこれらのガイドラインの下で受け入れられるかどうか極めて疑わしい。
日本の規制担当者にとって、日本の原子力発電所が米国のものよりリスクが相当低いと考えるのはばかげている。したがって、日本は、軽水炉にM0X燃料を装荷し始めるというその計画を再検討しなければならない、米国の例にならって、重大な封じ込め機能喪失事故が--他の国におけると同じく--日本でも起こりうるという事実を受け入れ、その文脈においてM0X燃料の使用のリスクを評価すべきである。このような評価を厳密かつ正直に行えば、日本の当局は、M0X使用に伴うリスクの増大は、日本人にとって受け入れることのできない重荷であり、将来の日本の原子力産業の焦点は、通常の低濃縮ウランを使った既存の原子力発電所の安全な運転におくべきだ、との結論に至らざるを得ないだろう。
注:
3.U.S. Nuclear Regulatory Commission, Proceeding of the 461st Meeting of the Advisory Committee on Reactor Safeguards, April 9, 1999.
4.U.S. NRC, "Mixed-Oxide Fuel in Light-Water Reactors," April 1999, op cit.
プルトニウムの怖さについてわかりやすい本がありました。
◆だいぶ前に読んだ本です。この本を紹介するのは人体実験なので極端な話ですが、とりあえず被爆にはかなりの個体差があることがとてもよくわかります。実際DNAレベルで言うと放射能障害を修復する遺伝子の数が多いから、個体差がおきやすいということがすでにわかっています。
著者不明と書かれていますが、きちんとした米国のAlbuquerque Tribune紙でプルトニウム人体実験について詳細に調査した内容を記事としたことでピューリッツア賞を受賞したEileen Welsomeの"The plutonium experiment"を翻訳した本です。
第1部はプルトニウムを注射されて人体実験された18名に関する内容(執筆はEileen Welsome記者担当)、第2部は医師や放射性物質取り扱いの現場などで働いた人々の事故などを中心に解説(執筆はAlbuquerque Tribune)。
夫の不倫から怒りと憎しみが消えることはありませんでした。
今は徐々に弱くなってはいるけれど、諦めることで弱くなっているので、いい結果とはいえません。
自分の人生にどんなに苦しいことがあっても、怒りと憎しみに支配されると、
幸せは遠のきます。
私は夫との再構築約1年についてはストレスによる不眠で、0歳児の乳児をかかえて、体が疲れ果ててボロボロでした。
毎晩激しい喧嘩の毎日。
ときに警察まで介入するほどのひどい夫婦喧嘩を繰り返してきました。
毎日ボロボロで、表情もなく、嬉しいという感情や子どもがかわいいという感情もあまり感じられず、
怒りに満ちていました。
結局は不倫相手と終わったとしても、職場で毎日当人同士が顔を合わせる限りは、被害者パートナーの苦しみは続きます。
私は会社の偉い人への相談ということで、転勤させてもらうことができて、やっと今平穏な日々を過ごしております。
今振り返ってみると、あの苦しかった日々は、
鬼になっていたのだなぁ、と何もいいことはなかったこと、怒りに囚われて不幸を自分からさらに呼び寄せていただけです。
もしも怒りや憎しみから脱することができていたら、人生の大事な1年を無駄にすることはなかったでしょう。
でも私は未熟者だから怒りと憎しみに囚われて苦しい苦しいと訴えながら生きることしかできなかった。
夫と離婚調停も控えていたし弁護士にもたくさん相談していたし、もしも本当に離婚していたら、早くに切り替えて怒りと悲しみ憎しみから立ち直って、私はこんなに苦しみながら多くの時間を無駄にすることはなかったのかもしれない。
だけど私の場合は別居の期間あまり実家の助けは得られなかったので、一人っきりの「子育て」に苦しみました。
私は男の人が常にそばにいないと生きていけない性格というのもあって、己の弱さもあり、
離婚に踏み切ることはできませんでした。
今でもそれが良かったかどうかはわかりません。
どうせ夫の不倫癖は病気だから治らないと思うので、子どもがもう少し大きくなって手が離れたら子育てに余裕もできて、そのときには探偵をやとってきちんと証拠をとって、有利な離婚ができたら離婚するだろうと考えています。
再構築の期間は泥沼で、夫と私と夫の実家で諍いが絶えずいろんなことがありました。
そのうち書いていこうと思います。