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[エンタメ]ニュース
【時代劇の灯火(ともしび)】(上)「黄門」の終焉
2011.8.29 08:15
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■個人視聴率が招いた“落日”
「突然ズバッと後ろから斬られたような思いで、残念というよりも、痛い」
7月15日、東京・赤坂のTBSで開かれた記者会見。42年間続いた時代劇「水戸黄門」(月曜午後8時)の年内終了が決まったことについて、主人公・水戸光圀(みつくに)を演じる俳優の里見浩太朗(74)は、沈痛な面持ちでこう語り、そして首をかしげた。
「昔と同じものをやっていても、視聴率は10%くらい。台本の中身は今の方がよくなっていると思うことが多いのに。何が、どう変わったというのか…」
◇
「水戸黄門」のスタートは昭和44年。テレビが一家に1台だった時代に、分かりやすい勧善懲悪の世界は、家族の集まるお茶の間で人気を呼んだ。
昭和40~50年代のテレビは時代劇で彩られていた。各局ともレギュラー時代劇を「週2~3枠は抱えていた」(関係者)という盛況で、「水戸黄門」は54年2月5日に自己最高となる視聴率43・7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ。以下同)をマークした。
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