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<落とし穴転落死>近くに友人ら 救出までに2時間

毎日新聞 8月28日(日)20時21分配信

<落とし穴転落死>近くに友人ら 救出までに2時間
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夫婦が落ちて死亡した落とし穴付近を調べる捜査員ら=石川県かほく市の大崎海岸で2011年8月28日午前11時26分、本社機から後藤由耶撮影
 27日午後10時ごろ、石川県かほく市大崎の大崎海岸の浜辺で、金沢市湖陽1、会社員、出村裕樹さん(23)と妻で事務員の里沙さん(23)が、波打ち際から約30メートルの砂浜に掘られた穴(約2.4メートル四方、深さ約2.5メートル)に転落した。2人は約2時間後、駆け付けた救急隊員に救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。県警津幡署によると、里沙さんと友人が落とし穴として掘ったという。死因は砂に埋まったことによる窒息死とみられる。

【写真特集】なぜこんな大きな穴を 落とし穴転落死事件

 同署によると、里沙さんは同日午後から、友人の男女5人と遊びに来ていた。友人の話では、裕樹さんが来月上旬に誕生日を迎えることを機に落とし穴で驚かそうと、里沙さんと友人が昼過ぎに掘り、シートをかけて上から砂をかぶせたという。現場にはスコップや、穴から出るためのはしごが残されていた。

 一度、金沢市内の自宅に戻った里沙さんが裕樹さんと現場に戻り、落とし穴まで案内したが、浜辺が暗いため誤って2人で転落したとみられる。シートの上にかぶせてあった砂が転落に伴って穴に向かって落ち込む形となり、2人は砂に埋まったらしい。同署は、落とし穴の深さなどから危険性を予測できなかったかなど、友人らから事情を聴いている。

 夫妻が転落した際、友人らは近くにおり、悲鳴を聞いて現場に駆け付けたという。約45分後に119番通報し、数分後に救急車が到着。隊員らは、既に砂を掘り始めていた友人らと一緒に救助を進めたが、救出までに到着から1時間かかったという。【松井豊、橘建吾】


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最終更新:8月28日(日)22時23分

毎日新聞

 

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