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2011年8月28日20時31分

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落とし穴に落ち夫婦窒息死 妻と友人、夫驚かそうと掘る

写真:夫婦が転落死した穴を実況見分する捜査員ら=28日午前9時43分、石川県かほく市大崎、大野晴香撮影拡大夫婦が転落死した穴を実況見分する捜査員ら=28日午前9時43分、石川県かほく市大崎、大野晴香撮影

図:夫婦転落の状況図拡大夫婦転落の状況図

図:大崎海岸地図拡大大崎海岸地図

 27日午後10時45分ごろ、石川県かほく市大崎の大崎海岸で「ひとが穴に転落した」と119番通報があった。津幡署によると、夫婦が穴(約2.4メートル四方、深さ約2.5メートル)の中で砂に埋まっており、約1時間15分後に病院に搬送されたが、死亡が確認された。穴は妻と友人が掘ったといい、同署は過失致死の疑いもあるとみて、妻の友人らから事情を聴いている。

 亡くなったのは、金沢市湖陽1丁目、会社員出村裕樹さん(23)と妻の事務員里沙さん(23)。いずれも窒息死とみられている。

 同署によると、穴は、誕生日が近づいた裕樹さんを驚かせようと、里沙さんと友人数人が同日の昼間にスコップなどを使って掘った落とし穴だったという。穴の底にはマットを敷き、上をブルーシートで覆った上に海岸の砂をかぶせていた。夜になって、里沙さんが裕樹さんを付近まで連れてきて、2人一緒に転落したという。

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