ここから本文エリア 続・岡山女児誘拐/ブログに書込2011年08月27日 ■ブログに「子可愛い」と容疑者が書き込み 岡山市で4歳女児を車で連れ去ったとして、未成年者誘拐容疑で逮捕されたホステス中川沙貴子容疑者(21)が、子どもへの執着を伺わせる書き込みをブログにしていたことがわかった。県警は、動機について慎重に調べている。 6月下旬、中川容疑者は勤め先のブログに「(友人の)赤ちゃん可愛い」「子どもが大嫌いだったけど、最近は可愛く思えてきた」といった趣旨の書き込みをしていた。 また、女児を連れ込んだ岡山市内の市営住宅の部屋の住民が「お互いの髪をときあったり、女児がお母さんと呼んだりしていた」と証言している。女児が37度の熱を出した際には「保険証も持っているし、大丈夫」と母親のようにふるまい、女児も中川容疑者によくなつき、本当の母子のようだったという。 中川容疑者が住民に誘拐を打ち明けた際には、「本当の子どもがいるけど、会えれん」と話したという。 しかし中川容疑者をよく知る関係者によると、中川容疑者に子どもや夫がいる様子はなかったという。 中川容疑者は事件直前の22日午後8時ごろ、普段通りラウンジに出勤したが、目の周りが腫れていたため、同11時半ごろに早退した。店には「階段から落ちた」と説明したが、翌日、市営住宅の住民には「DV(家庭内暴力)にあった」と話している。 退店から約4時間半後の午前4時ごろ、岡山市北区で女児を見つけ、車で連れ去ったとされる。ただ、中川容疑者は免許を持っているが、店にはタクシーで通っており、「車は持っていない」と話していたという。前夜もラウンジで飲酒はしていないというが、女児を連れ去った際に、車の運転手が別にいた可能性は消えていない。 また岡山南署は、女児が発見された市営住宅の部屋を「自宅」と発表したが、そこで子ども3人と暮らす住民は「中川容疑者とは事件の日に初めて会った。私の祖父の代から住んでいるが、容疑者の自宅がここなんてありえない」と怒っている。(藤原学思)
マイタウン岡山
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