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06/29(水曜日)
ブログが中断していたこの一週間は、会期の延長、新大臣の任命などで忙殺されていました。この間、私がずっと考えていたことは、震災の復旧・復興の歩みを一刻たりとも止めてはならないこと、そして原発事故の再発防止体制に道筋をつけることです。
震災の復興担当大臣を松本龍さんが引き受けてくれたことは、本当に良かったと思っています。松本大臣は震災発生以来、防災担当大臣として、寝食を忘れて震災対応の指揮を執り続けてきました。被災地のこともよく理解しており、被災地の首長はじめ関係者から信頼されています。今後は、6月25日に復興構想会議からいただいた提言を尊重しながら、復興本部として指針をまとめ、更に本格的復興に取り組んでゆくことになります。
原発事故再発防止については、細野豪志君を原発事故担当大臣に任命しました。細野大臣は事故発生以来、総理大臣補佐官として、東電や原子力安全・保安院、更には米国をはじめとする諸外国との関係、またIAEAに対する報告書作成の責任者など、私の特命を受けて原発事故対策に全力で取り組んでくれていました。その中で、現在の原子力行政の問題点を、最も実感してきています。将来に禍根を残さない原発事故の再発防止体制を作るため、39歳の若い細野君の頑張りに期待して、任命したものです。