- |
- |
08/15(月曜日)
今日は、66回目の終戦記念日です。
「戦後の焼け野が原から、私たちの先輩の世代は雄々しく立ち上がり、世界が驚く復興を成し遂げました。私たちも、この戦争のときの復興の気持ちを改めて思い出し、かみ締めて、今回の大震災の復興に当たろうではありませんか」と、震災1ヶ月の際の記者会見で、私は国民の皆さんに呼びかけました。8・15を迎え、今、その思いを新たにいたします。
その震災からの復旧・復興は、着実に前進しています。「大震災に取り組むことに一定のメドがついた段階で、私がやるべき一定の役割が果たせた段階で、若い世代の皆さんに色々な責任を引き継いで頂きたい」と、私は6月2日の民主党代議士会で言明しましたが、先週の民主・自民・公明の3党幹事長間合意で、特例公債法案を成立させる事が確認され、その後、再生可能エネルギー法案も成立する見通しとなりました。これを受けて、メドとしていたそれらの法案が成立したら政権を譲る、という6月以来の約束を実行することを明らかにしました。
社会保障と税の一体改革案がまとまり、大震災からの復旧・復興や原発事故の収束、原子力行政の抜本改革など、私が何としてもやろうとした事は、逆戻りできないところまで進めることができました。しかし、放射性物質による汚染問題など進行中の課題もなお多く、ここで徐々に減速していくことなど出来ません。菅内閣が続く最後の一秒まで、引き続き全力で責任を果たしていく覚悟です。