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    11.8.25 [THU]

    小林賢太郎テレビ3

     年に1度のお楽しみ、小林賢太郎のコントの番組『小林賢太郎テレビ』。早いものでもう3作目となりました。変なコントばっかりですが、なかなか気に入っています。
     大活躍の敏腕ディレクターO氏との二人三脚。着てるものまで似てきて、最近スタッフからは「兄弟?」と言われています。今回も素晴らしい仕事ぶりを見せてくれたチームNHK、はっきりいって全員すごい!オーシャンズ11みたいでした。みなさん本当にお疲れさまでした。
     しばらくはNHKオンデマンドでの視聴もできますので、見逃した方はそちらで是非。

     もう10年以上前になりますが、何度かテレビでコントをやらせて頂いたことがありました。けれども、テレビという媒体はなかなか肌に合わず、自分の力を発揮できなくてもどかしい思いをしました。
     その後考え抜いたすえ、その場で結果が出る「舞台」というフィールドを選びました。舞台はナマモノ、後から加工なんて出来ません。面白ければお客さんは笑うし、そうでなければ笑わない。満足してもらえればまた次の作品も観に来てくれるし、そうでなければもう来ない。これを今日まで繰り返してきました。
     そして今、何の因果か僕はテレビで自分の名前のコント番組をやらせてもらっています。コントの為になるかならないか、全てをこれだけで判断してきた結果、自然な流れでここに至りました。僕は変わってませんし、これからだって変わりません。コントの為になると思ったら、どんなフィールドでものこのこ現れますよ。

     この『小林賢太郎テレビ3』を終えたところで、僕はしばらく皆さんの前には現れません。次の舞台の準備にとりかかります。まだ内容は言えませんが、新たな挑戦になることは確かです。発表できる日が来たら、このサイトでお知らせします。

     泣いちゃうようなことが多いけど、大丈夫。きっと笑えます。僕の作品がそのきっかけになれたら、こんなに嬉しい事はありません。芸人としてやるべきことは、目の前の人を楽しませる事だと信じて。ではまた、いつか、どこかの劇場で。

    小林賢太郎

    『小林賢太郎テレビ3』はNHKオンデマンドで配信中です ▶

    11.8.20 [SAT]

    『THE SPOT』千秋楽!仙台公演

     『 THE SPOT 』仙台公演にご来場ありがとうございました。ずいぶんお待たせしてしまいましたね。ごめんなさい。一生懸命がんばりました。約束を果たせてよかったです。

     震災は全国ツアーのスタート3日目に起きました。東京の僕のいた所は震度5強。交通網は麻痺、公演は中止。日をおうごとに明らかになる東日本の甚大な被害。はっきりいって「舞台どころではない」という事態。僕にできることは主催の指示を待つことだけでした。
     発生から8日後の3月19日。予定されていた山口公演から上演が再開されることになりました。所属事務所のコントライブや知り合いの劇団など、舞台公演は全て自粛されていました。その中で僕のライブがの震災後最初の興行ということになり、なにかこう、責任を感じました。
     「まずは筋を通す」これが僕の仕事だと思いました。日本はこれから大きく復興しなくてはならない。健康で働ける僕たちが経済活動をストップさせてはもともこもない。そんな考えのもと、僕は舞台に立ちました。
     けれども、あの惨状を知った上で人を笑わせるという気持ちにはなかなかなれません。力づくで自分をねじ伏せ、本番に挑みました。本番が終わったら、葛藤するだけ葛藤して、疲れて、寝ました。
     でも、次第に分かってきたんです。その苦しさは正義感のようで実は無意味なものだと。だって、僕は何も失っていない。揺れたときちょっとは怖かったけど、命も、家も、ちゃんとある。自然の猛威にすべてを奪われた方の気持ちは、どんな想像力を使っても計り知ることはできません。それに、僕が気持ちを沈ませることは、被災者になんの足しにもならないのだから。
     そう思ってからの公演は、とにかく厳しくいきました。「もっと面白くするには、もっと楽しんでもらえるには」毎日毎日、疑って疑って、作品の完成度を上げることに全力を注ぎました。つまり、いつもどおりの僕です。そして『 THE SPOT 』は、自分でも納得いく作品へと成長していきました。

     震災直後の日本列島の12もの都市を旅するという経験は、僕に多くのことを教えてくれました。「大震災」という僕たちに投げかけられた問いに対して、こんなにも多くの視点や立場があるものだと知りました。人は考えの角度を決めつけてしまうことで、見失い、かたより、食い違いを生むものなのですね。
     コントもそうなんですけど、考えを決めつける事なく、自分をしっかり疑って、あらゆる違う角度から何度でも考え直すことが大事なんだと思います。そしてその中から、一番ハッピーなやつを選ぼうじゃありませんか。ネガティブな情報をコレクションするのは、もうやめましょう。
     あれから5ヶ月。確かな事は、僕はずっと笑い声を聞いていた、ということ。山口も、広島も、大阪も、新潟も、福岡も、静岡も、京都も、札幌も、横浜も、名古屋も、東京も、仙台も、みんな同じものを見て笑ってました。「繋がってる」って思いました。
     復興は始まったばかりです。全員で乗り越えてやりましょう。僕も、僕に出来ることをやり続けます。
     昨年『SPOT』として始まった『THE SPOT』全98公演、これにて終了。ポツネンさん、楽しかったね。お疲れさまでした。たまにはふたりでゆっくり呑もう。

    小林賢太郎

    各会場でご協力頂いた東日本大震災の義援金は、当公演主催でありますTBSラジオを通じ、JNN・JRN共同災害募金に送られます。ご協力ありがとうございました。

    11.8.15 [MON]

     ポツネン『THE SPOT』東京追加公演ご来場ありがとうございました。
     8月14日は6月23日の振替公演でした。皆さんお待たせして本当にごめんなさい。待っていてくれて本当にありがとうございました。すべてこちらの事情で皆さんを振り回してしまい、本当に心から申し訳なく思っています。公演を中止にすることは、舞台人として絶対にあってはならないことです。以後、こういったことのないよう、一層の配慮を致します。
     昨年の『SPOT』と今年の『THE SPOT』、合わせて数えると僕の舞台人生で最多上演回数、最長期間に及ぶ作品となりました。一回一回の舞台を睨みつけ、台詞、動き、表情、一瞬一秒を追い込むだけ追い込みました。そういうことの積み重ねは、お客さんの反応にもちゃんと現れるし、やればやるほど体と台本がぴったり重なりあっていきます。
     次は仙台です。これが最後の『THE SPOT』です。東北の皆さん、劇場で会いましょう。舞台に立って、楽しんでいただく。僕にはこれしかありませんから。全身全霊で上演します。

    小林賢太郎

    11.8.1 [MON]

    撮影快調

     『小林賢太郎テレビ3』製造中です。考える、作る、練習する、撮る。ひたすら繰り返される日々。出し切ってる小林、夏の熱さと相まって煮干しみたいになってます。

     8月24(水)23:30、NHK BSプレミアムにてオンエアです。過去の作品『小林賢太郎テレビ』『小林賢太郎テレビ2』の再放送もございます。

    小林賢太郎

    11.7.8 [FRI]

    演劇ぶっくチャリティオークション

    演劇の雑誌『演劇ぶっく』によるチャリティオークションに参加しています。
    収益は東日本大震災の義援金に充てられます。
    この企画は僕から演劇ぶっく編集部に提案させていただいたものですが、
    キッカケは久ヶ沢徹アニキとの会話でした。
    アニキが「衣装をチャリティオークションに出そうと思う」と言ってくれて、
    僕が「では演ぶに声かけてみましょう」となったんです。
    アニキはいつも道しるべを示してくれる。く~、かっこいいぜ。
    僕はポツネンの衣装の帽子を出品致しました。
    ご協力よろしくお願いします。

    (演劇キック) http://www.enbu.co.jp/kick/charity/index.html

    小林賢太郎

    11.7.5 [TUE]

    テレビ

    「どうしてテレビに出ないんですか?」
    ってよく聞かれます。
    避けているわけではありません。
    理由のひとつは、
    舞台という難しい仕事に挑んでいるので
    他のことをやる余裕がない、といったところです。
    まったく違う職業だと認識しています。
    プロ野球選手に「なぜJリーグに出ないんですか?」
    とは聞かないでしょ?
    唯一の例外が、
    年に一度やってるNHK BSの『小林賢太郎テレビ・K.K.T.V.』です。
    この番組は、
    舞台人としての僕のありかたを尊重してくれるので、
    とてもありがたく取り組ませてもらってます。
    というわけで、やんわりとクランクインしました。
    新作『小林賢太郎テレビ・K.K.T.V.3』
    昨年までNHK-BSは「BS-1」と「BS-2」と「BS-hi」の3つでした。
    今年からはひとつ減って「BS-1」と「BSプレミアム」になりました。
    ってことは番組も全体の3分の1は減っちゃうわけです。
    そんな中、我が『K.K.T.V.』、残りました!
    ありがとうございます!
    小林賢太郎によるコント番組。
    書き下ろし作品あり、
    制作過程を追ったドキュメンタリーあり、
    ギチギチの59分間。
    今年は過去の2作と合わせ、
    3夜連続でオンエア致します。
    お茶の間で会いましょう。

    小林賢太郎

    11.6.29 [WED]

    ポツネン『THE SPOT』
    東京振替公演と仙台公演のお知らせ

    『THE SPOT』6月23日公演の振替公演
    8月14日(日)14時/19時
    会場;銀河劇場

    『THE SPOT』仙台公演
    8月17日(水)19時
    8月18日(木)14時
    会場;仙台市青年文化センター・シアターホール

    振替公演の振替公演をおこなうなんて、
    お客様を振り回してしまい、
    本当に申し訳なく思っています。
    こんなことあってはならないことです。
    深く反省し、舞台の成功に全力を尽くします。

    そして、やっとできることになった仙台での公演。
    大変お待たせ致しました。
    心を込めて全力で上演致します。

    僕の左手は順調に回復しています。
    ご心配とご迷惑をおかけしました。
    また舞台に立つことができて、本当に嬉しいです。
    よろしくお願いします。

    小林賢太郎

    11.6.24 [FRI]

    ご心配をおかけしております。

    6月23日の公演が僕のケガにより中止になったことで、
    お客さまや関係者の皆さまには大変ご心配とご迷惑をおかけしました。
    本当に申し訳ありませんでした。
    僕にとって舞台はすべてです。
    何としても立ちたかった。
    しかしポツネンの共演者である手が悲鳴を上げている。
    打ったり飲んだり貼ったり冷やしたりしたんですがどうにもならず、
    悔しいけれど、中止という判断をせざるを得ませんでした。
    演劇関係者や芸人仲間からも沢山のお見舞いメールをいただきました。
    みんなごめん。ありがとう。
    まあ、折れたり取れたりしたわけではありませんので、大丈夫です。
    現在は体は使えないので頭脳労働に従事しております。
    また劇場で会いましょう。

    小林賢太郎

    11.6.23 [THU]

    ポツネン『THE SPOT』東京振替公演

    6月21日、22日の公演にご来場の皆様、
    本当にありがとうございました。

    6月23日の公演中止について

    小林賢太郎ソロパフォーマンスライブ
    ポツネン『 THE SPOT 』東京振替公演。
    最終日である6月23日公演が中止になりました。
    理由は、僕のケガです。
    左手を痛めてしまいまして、
    あらゆる手を尽くしたのですが、
    どうにも動けないのです。
    100日前の公演のチケットを持って
    楽しみにしててくれた皆様、
    ここまでお待たせしてしまった上に、
    こんな事態になってしまい、
    本当に申し訳ありません。
    ごめんなさい。
    自己管理の甘さを反省し、
    今は治療に専念させて頂きます。
    僕としては、
    ここまで磨き上げた『 THE SPOT 』をどうしても観てもらいたい。
    今後のことはまだ分かりませんが、
    決まり次第、このサイトでご報告いたします。
    この度は本当に申し訳ありませんでした。

    小林賢太郎

    11.6.4 [SAT]

    ポツネン『THE SPOT』名古屋公演

    名古屋芸術創造センターにご来場ありがとうございました。
    ここまで全国11都市で練りに練った『THE SPOT』、
    僕と作品の間に親友のような信頼が生まれているのを感じました。
    本当に楽しかったです。

    次は東京振替公演です。
    3月11日に上演するはずだった『THE SPOT』東京公演。
    魂込めて上演致します。
    銀河劇場でお待ちしております。

    小林賢太郎

    11.5.30 [MON]

    ポツネン『THE SPOT』横浜公演

    神奈川芸術劇場にご来場のみなさま、ありがとうございました。
    この『 THE SPOT 』は
    昨年の1月から『 SPOT 』として初演され、
    初日はここ横浜でした。
    ただいま。横浜。
    初演もご覧頂いたお客様の中には、
    その変貌に驚かれた方も多いようです。
    『THE SPOT』は僕がつくったはずなのに、
    今や自らの意思で深い呼吸をはじめています。
    僕はしがみついていくのに必死です。
    ポツネン氏は涼しい顔してますけどね。

    次は名古屋です。
    エンターテインメントに完成はありません。
    行けるところまで行ってみます。

    小林賢太郎

    11.5.16 [MON]

    ポツネン『THE SPOT』札幌公演

    道新ホールにご来場のみなさま、
    本当にありがとうございました。
    とても気持ちよく演じられました。
    楽しんで頂けたならなによりです。

    5月の札幌は桜が満開でした。
    遅くなっても、春は必ず来てくれますね。
    ありがとう、春。

    『 THE SPOT 』のステージも残り少なくなってきました。
    次は横浜です。
    大切に演じてまいります。

    小林賢太郎

    11.5.9 [MON]

    ポツネン『THE SPOT』京都公演終了

    京都芸術文化劇場での6日間7公演、
    とても良いライブになりました。
    ご来場ありがとうございました。

    震災の影響で減ってしまった観光客が、
    少しずつ戻ってきているそうです。
    とはいえ「まだまだ。めっきりやわ」とのこと。
    この季節の京都、最高ですよ。
    朝お散歩などしようものなら、
    町家の路地に心地よい風がはんなりと吹きなはる。
    世界の皆さん、
    改めまして、KYOTO、おすすめです。

    次なる地は大好きな札幌!
    ああ、楽しみです。
    ピッカピカに磨き上げたコントを、
    全身全霊でお届け致します!

    小林賢太郎

    11.4.30 [SAT]

    ポツネン『THE SPOT』静岡公演

    グランシップに来てくれたお客様、
    本当にありがとうございました。
    楽屋から眺める富士山、なんとも贅沢な気分でした。
    やっぱり僕は静岡が好きです。

    ひとりのステージパフォーマーから発信できることの規模。
    これには限界があります。
    一度に伝えられるのは劇場の客席の数だけなのですから。
    けれども、そのぶん濃いものだと思っています。
    なにしろ直接会ってるわけですから。
    お客様の元気な笑い声や、
    アンケートに寄せられる力強いメッセージからは、
    舞台ならではのコミュニケーションの楽しさを感じます。
    何の媒体も通さず、直接「体験」として楽しんでいただく。
    この舞台という特別な仕事に誇りを持って、
    この先のツアーを頑張ろうと思いました。

    次はいよいよ京都です。
    ゴールデンウィークの観光がてら、是非劇場にお越し下さい。

    小林賢太郎

    11.4.26 [TUE]

    心配な奴ら

    僕の後輩でコントの2人組「アウェイ部」のライブがございます。
    以前僕が手伝ったデビューライブを彼らが練り直した「完全版」です。
    まあ僕に言わせりゃちっとも完全じゃありませんが、
    やる気だけは完全にあるようです。
    浅草橋アドリブスタジオ小劇場という気になる名前の会場で行なわれます。
    2011年04月30日(土) 18:30開場 / 19:00開演
    2011年05月01日(日) 18:30開場 / 19:00開演
    興味のある方はどおぞ。
    ない方もどおぞ。

    小林賢太郎

    11.4.24 [SUN]

    ポツネン『THE SPOT』福岡公演終了

    ももちパレスにご来場のお客様、
    本当にありがとうございました。

    ここでツアーはおよそ半分。
    毎日作品を疑っては改良を重ねることで、
    『THE SPOT』はいよいよ凄みを増してきました。
    これからも一回一回、大切に演じてまいります。
    次は静岡。
    劇場でお待ちしております。

    小林賢太郎

    11.4.16 [SAT]

    ポツネン『THE SPOT』新潟公演終了

    新潟りゅーとぴあ・劇場にご来場の皆様、
    本当にありがとうございました。

    4月になりましたね。
    会場でもカーテンコールで触れましたが、
    新1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
    新社会人のみなさん、ご就職おめでとうございます
    全国のお誕生日のみなさん、
    彼女ができたヤツ、
    茶柱が立った方、
    おめでとうございます。
    悲しいこともあるけれど、
    どんな小さなめでたいことも見逃さないぞ。

    次は福岡です。元気にまいります。

    小林賢太郎

    11.4.6 [WED]

    ポツネン『 THE SPOT 』大阪公演終了

    広くてきれいなシアターブリーゼ。。
    初めて劇場に来たというお客様がたくさんいらっしゃいました。
    とても嬉しかったです。
    大阪、1週間8公演、全力で演じました。
    細胞が作家からパフォーマーに入れ替わって行くのを感じました。

    やって良かった。
    やれて良かった。
    僕は元気です。
    スタッフも元気です。
    皆さんも元気そうでよかった。

    次は新潟だよ。
    楽しみにしてます!

    …さて、

    ここまで山口、広島、大阪と、
    このたびの震災の影響を受けていない地域で上演してきました。
    終演後にご協力いただくアンケート、
    皆様からのメッセージ、読みました。
    そこには、来るのをやめた方のことも書かれていました。
    「一緒に来る予定だった私の友達は自粛しました」
    日本人は、やさしい。
    「こんなときに自分だけ楽しんでいいのかな」
    そんなふうに、苦しんでる人を気遣う心を持っている。
    これはとても尊いことです。

    これから僕の舞台、
    またはその他のエンターテインメントに行くことに
    後ろめたさを感じていらっしゃる方に、
    僕からのメッセージです。

    悲しいニュースは事実としてしっかり受け止めましょう。
    知ることはとても大切なこと。
    ただし被災していない人が疑似被災してはいけません。
    前に進める人は立ち止まらずに、どんどん歩き出しましょう。
    日本はこれから大きく復興しなくてはなりません。
    自粛もひとつの考え方だと思いますが、
    経済活動を止めないことはもっと大事です。
    日本が本当に元に戻るには何年もかかります。
    では、いつどのタイミングで自粛をやめるのでしょう。
    元気な人が元気に過ごすことは絶対に正しいこと。
    働ける人が休んじゃもともこもない。
    日本の経済をどんどん動かしましょう。
    僕はそう信じて、
    いつもと変わらず、
    食べて、飲んで、旅をして、
    舞台に立ち続けます。

    劇場に募金箱を用意しました。
    ご協力よろしくお願いします。
    それ以外にも、どんなかたちでもかまいません、
    同じ時間を生きる者どうし、
    協力して乗り越えましょう。

    劇場でお待ちしております。

    小林賢太郎

    11.3.29 [TUE]

    ポツネン『THE SPOT』仙台公演中止に関して

    5月18日(水)から20日(金)まで予定されていた、
    ポツネン『 THE SPOT 』仙台公演が中止になりました。
    仙台市青年文化センターは、
    地震によって建物の一部が壊れてしまい、
    使用できないのです。
    復旧に関してもまだ先のことが分からず、
    振替公演の予定を立てることもできません。
    前売り券をお求め頂いていた大勢のお客様、本当にごめんなさい。
    僕も大好きな仙台で舞台に立つことを本当に楽しみにしていました。
    本当に残念でなりません。

    今、かわりに出来ることがないか必死に考えています。
    どんなカタチになるかはわかりませんが、
    なんとか、がんばります。

    小林賢太郎

    11.3.28 [MON]

    ポツネン『THE SPOT』広島公演終了

    アステールプラザへのご来場、
    本当にありがとうございました。
    5公演、全部が違いました。
    これが、ライブです。

    次は大阪、がんばります。

    小林賢太郎

    11.3.21 [MON]

    ポツネン『 THE SPOT 』山口公演終了

    とにかく上演できたことに感謝しています。
    山口情報芸術センターに来てくれた皆様、
    本当にありがとうございました。
    この三日間に皆さんが聞かせてくれた笑い声と拍手は、
    僕にとってとても特別なものになりました。

    次は広島、全力でまいります。

    小林賢太郎

    11.3.16 [WED]

    僕は舞台に立ちます。

    小林賢太郎ライブポツネン2011『THE SPOT』は、
    上演が開始されます。

    この未曾有の事態に娯楽だなんて、
    とのご批判もあると思います。
    それでも日本の劇場文化を担う者のひとりとして、
    やるべきことだと考えることにしました。
    劇場があって、
    舞台作品が上演されて、
    お客様が来て、みんなで楽しんでいる。
    このあるべき姿を貫くことが、
    日本の「普通」をつくることだと思いました。
    だから僕はいつもどおり、
    一切の妥協を許さず全力で舞台をやります。
    観たいと思ってくれる人がいるなら、上演したい。
    泣いてる人がいるなら、笑わせたい。
    今までもそうだったし、
    これからもそうです。
    劇場で会いましょう。

    なお、会場に被災地支援の為の募金箱を設置致します。
    お寄せいただいた募金はすべて当公演主催でありますTBSラジオを通じ、
    JNN・JRN共同災害募金に送られます。
    皆様のご協力をよろしくお願い致します。 
    http://www.tbs.co.jp/radio/

    小林賢太郎

    11.3.14 [MON]

    2011年3月14日現在

    上演中の劇場が海沿いということもあり、
    心配して下さった皆さんから連絡を頂きました。
    僕は無事です。
    スタッフもみんな元気です。

    3月11日金曜日
    僕は自分のアトリエで、その日の公演の準備をしていました。
    午後2時46分、地震発生。
    はじめはモニターなどの倒れそうなものをおさえてましたが、
    揺れが長く、どんどん強くなってきたので、
    「これはもうダメだ。逃げよう」
    ということになり、避難。
    とにかく劇場に向かうことにしました。
    途中、車を運転していてもはっきりわかる大きな余震が何度かありました。
    劇場に到着すると、
    スタッフとすぐにミーティングが行われました。
    セットや照明が乱れており上演は出来ません。
    余震も続いています。
    次々に情報が入ってきました。
    東京の交通網が麻痺していること。
    そして、東北の被害が甚大であること。
    結果、僕らは帰ることができず、
    そのまま劇場で一夜を過ごしました。
    対岸では千葉県のコンビナート火災が空を赤く染めていました。
    翌朝、
    東京公演の中止を発表しました。

    今後のライブに関して、僕は葛藤しています。
    「こんなときに」という思いと、
    「こんなときだからこそ」という思い。
    僕がやるべきことは何だろう。
    僕にしかできないことは何だろう。
    表現者として、
    人間として、
    慎重に考えています。

    連日テレビで放送される目を背けたくなるような光景に、
    本当に胸を痛めています。
    被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
    犠牲になられた方々とご遺族の方々に深くお悔やみを申し上げます。
    被災地の一日も早い復興をお祈り致します。
    避難されている方々、頑張ってください。

    日本の皆さん、乗り越えましょう。

    小林賢太郎

    11.3.12 [SAT]

    地震の影響により『THE SPOT』の東京公演は中止になりました。

    僕は無事です。
    皆様のご無事をお祈り致します。

    小林賢太郎

    11.3.11 [FRI]

    僕は無事です。

    地震の影響により『THE SPOT』3月11日(金)の公演は中止になりました。

    僕は無事です。
    皆様のご無事をお祈り致します。

    小林賢太郎

    11.3.10 [THU]

    『THE SPOT』全国ツアー、はじまりました。

    いよいよ始まったポツネン『THE SPOT』。
    これからおよそ3ヶ月間かけて、全国12都市で上演されます。
    東京、山口、広島、大阪、
    新潟、福岡、静岡、京都、
    札幌、仙台、横浜、名古屋。
    どこもかしこも楽しみです。

    『THE SPOT』はポツネンの集大成です。
    音効をつかった一人芝居、
    アナグラムとイラスト、
    映像と手のパフォーマンス、など。
    細工は流々。
    劇場でお待ちしております。

    小林賢太郎

    11.3.2 [WED]

    問題

    今、本番の1週間前です。
    このタイミングで僕は何をやっているでしょうか。
    再演ということもあり余裕たっぷりで、
    のんびり健康管理でもしているでしょうか。

    答えは、
    ひとりでアトリエにこもり、
    もうすぐ公開される作品の脚本を大改造している。
    でした。

    いつもそうです。
    余裕なんてありません。
    直前までコントをひっくり返して、
    革命の連鎖に従う。

    スタッフに言わせれば迷惑な話です。
    せっかくプランしたことも、
    何度も組み立て直すんですから。

    申し訳ない。

    でも、

    行けそうなんだ。
    あそこまで。
    見えかかっているあそこまで。

    あと一週間、
    息継ぎなしでいきます。

    賢太郎

    11.2.23 [WED]

    もうすぐ。

    小林賢太郎のソロライブ「ポツネン」の「 THE SPOT 」が始まります。
    言葉、マイム、手。
    音、灯り、映像、舞台全体に仕掛けたカラクリ。
    いろいろ駆使したコントパフォーマンスをご覧いただきます。

    現在はリハーサルの日々です。
    昨年上演した「SPOT」をベースに作っていますが、
    すごく進化しました。
    もはやポツネンスペシャル。
    上演が待ち遠しいです。

    「 THE SPOT 」はいろいろな都市で上演されます。
    風景、食べもの、人、どこも本当に魅力的。
    地元の方はもちろん、
    これをキッカケに行ったことない街での観劇もおすすめです。

    賢太郎

    11.2.8 [TUE]

    『ポツネン氏の庭 ver. 2011』終了

    『ポツネン氏の庭』へのご来場、ありがとうございました。
    ライブハウスでポツネン。
    本当に楽しかったです。
    あの会場の中で、
    僕が一番楽しんでたかもしれません。
    またやりたいです。

    時間も予算も限られた中、
    スタッフの皆さんは本当に素晴らしい働きをみせてくれました。
    ありがとうございました。
    そして、
    このたった3公演という限定ライブにも関わらず、
    すっごく素敵なオリジナルポスターを作ってくれたgood design companyさん、
    本当に感謝いたします。
    いつもありがとう。

    さあ、3月9日からはいよいよポツネン本公演『The SPOT』です。
    この特別な舞台の為に、
    頭と体と心の照準を丁寧に合わせていきます。

    集中。

    小林賢太郎

    11.2.1 [TUE]

    『ポツネン氏の庭』とは

    この message のバックナンバーを眺めると、
    日記のようにその頃のことを思い出します。
    このサイトがリニューアルされたとき、
    区切りがいいところから過去のものはカットしてましたが、
    2011年2月4~6日『ポツネン氏の庭』を上演するにあたり、
    前回『庭』を上演した2009年11月からのぶんを復活させました。
    さて、
    『ポツネン氏の庭』とは、
    僕の一人芝居の短編集『ポツネン』のライブハウス公演です。
    セットはありません、スクリーンも映像もありません。
    舞台上にあるのはポツネンさんと、彼自身が運べる道具のみ。
    いつもは追い込むだけ追い込んで目つきの悪い小林ですが、
    「庭」だけはリラックスして楽しめる場でありたいと思っています。
    どうぞ油断してお付き合いください。
    札幌 cube garden でお会いしましょう。

    小林賢太郎

    11.1.26 [WED]

    『 ポツネン THE SPOT 』

    やります!
    2010年前半に上演した『 SPOT 』は、
    皆様から大変ご好評をいただきました。
    ありがとうございました。
    しかし限られた公演数で、
    チケットが手に入らなかったという声も多くいただきました。
    お待たせしました。
    この春から『 THE SPOT 』として全国で上演します!
    東京、山口、広島、大阪、新潟、福岡、静岡、京都、札幌、仙台、横浜、名古屋。
    『 THE SPOT 』は、
    僕にとって宝物みたいな作品です。
    皆さんの街まで、
    大事にお届け致します。
    劇場でお会いしましょう。

    小林賢太郎

    11.1.20 [THU]

    K.K.T.V.ジャケット撮影!

    実にエキサイティングな体験であった。
    『小林賢太郎テレビ1・2』のDVD&Blu-rayのジャケット撮影が、である。
    なんとワタクシことポツネン氏、
    自宅の図書室と工作室で、
    空中浮遊している

    …ように見える写真を撮影しました。
    写真をよく見るとどんなカラクリで撮影したかが分かるようになっています。
    この美しくて不思議な写真を作ってくれたのは、
    グラフィックコレクティヴ『 Nam 』。
    「ナム」と読みます。
    グラフィックデザイナーの中沢貴之さんと、
    フォトグラファーの間仲宇さん、
    彼らを中心に活動しているアーティストチームです。
    浮遊のカラクリのみならず、
    様々な要素が折り重なって、
    実にNamらしい、
    しかも小林賢太郎らしい、
    見事な作品になったと思います。
    本当にありがとうございました。

    浮いてるポツネン氏、
    衣装もまた不思議なものをお召しです。
    スタイリングは伊賀大介氏。
    面白かったね!ありがとう!

    そしてこの夢のようなプロジェクトは
    グッドデザインカンパニー水野氏の指揮により現実のものとなりました。
    今回もたっぷりお知恵を拝借しました。
    親分、いつもありがとう。

    ご協力頂いた皆さん、
    とても過酷な現場だったと思います。
    お疲れさまでした。
    本当にありがとうございました。

    一流の表現者に必要なものは、
    才能と努力と人。
    どれかひとつ、ではなく。
    ぜんぶ。
    アイデア出しから、立て込み、撮影、撤収まで、
    その空間はずっと、
    一流の表現者達で満たされていた。
    年に何秒か「幸せだ」と感じる。
    今回の撮影の後、僕は幸せだった。

    小林賢太郎

    11.1.11 [TUE]

    第0回アウェイ部ライブ『アウェイ部』にご来場ありがとうございました。
    身内が言うのもなんですが、面白かった。
    アイデアを出し、組み立て、脚本にして、稽古する。
    広告、音楽、衣装などのコントにまつわる全てのことがらともきちんと向き合う。
    音響さん、照明さん、舞台監督さんと協力して、
    過酷な本番を全力で上演する。
    プロとしてコントライブをつくるって本当に大変。
    それを彼らは、たった1ヶ月で学びました。
    ギッチギチの詰め込み教育です。
    ほんと、よくついてきたと思います。
    このライブのタイトルには「第0回」とあります。
    次回、彼らが自分たちの力だけで発表する「第1回」単独ライブこそが、
    アウェイ部の本当のスタートなのです。
    努力して、結果を出す。
    それしかないんだ。
    それしかないからこそ、正しい努力をしなくちゃもったいない。
    地図の読み方がわからなくなったらいつでもおいで。
    ウッチー、オニー。お疲れさまでした。

    さて、今度は僕の番だ。
    久しぶりに、ミニライブ『ポツネン氏の庭』やります。
    アウェイ部に続き、小さな劇場でのお仕事。
    ライブハウス出身の僕です、
    やっぱり居心地いいんだわ。
    頑張ります。

    NHK BS-hi でオンエアした、
    『小林賢太郎テレビ』と『小林賢太郎テレビ・2』
    DVD化します!
    ジャケットも中身も、とことんやりますよ。
    お楽しみに。

    賢太郎

    11.1.1 [SAT]

    あけましておめでとうございます。

    小林賢太郎によるコントづくりのワークショップ。
    いよいよ作品発表のときが迫ってまいりました。
    僕はこれまでの15年間、
    考え方を考え、つくり方をつくり、
    発表しては正解を確かめてきました。
    これによって導き出されたノウハウの中で、
    今回のワークショップでは、
    あえて僕の個性が出ていないものを伝えるように努めました。
    コントにも基本と応用があるのです。
    アウェイ部のふたりは、
    これまで手探りでやってきたことを
    秩序をもって進めていくことで
    コントづくりの面白さを改めて味わってくれているようです。
    アイデアが持っている可能性を無駄なく使い切る、
    不必要な情報を洗い出す、
    出来るのに生かされていないことや、
    出来るけどやらなくていいことを客観的に判断。
    こういうことはコントに限らず
    あらゆる表現に大切なことかもしれませんね。
    そんなワークショップを経て、
    僕と彼らで完成させたこの小さな作品は、
    まだまだ荒削りですが、
    なかなかのもんになったと思います。
    どうぞよろしく。

    第0回アウェイ部ライブ『アウェイ部』
    2011年1月9日(日)14時/19時
         1月10日(月・祝)14時/19時
    出演;アウェイ部( 内山ヨシノリ / ONY )
    会場;ザムザ阿佐ヶ谷

    賢太郎

    10.12.27 [MON]

    節目。
    僕にとっての節目は暦に関係ありません。
    ひとつの公演の終わり、次の公演の始まりがそれです。
    だから大晦日もお正月もだいたい無視。
    でも今年はツアーを終えて次の作品に向き合うまでの合間が、
    珍しく年越しに重なってくれました。
    切りのいいところで、深呼吸。
    2010年は良い年だったなあ。

    などと振り返る僕の余裕を尻目に、
    必死に戦っているのがアウェイ部のおふたり。
    小林賢太郎による理論と実践のコント教室は黙々と進行中です。
    技術を言葉に代えて正確に伝えるということは難しく、また大切なことですね。
    最近僕はとても良い先輩に恵まれていて、
    芸の事、人の事、いろんなことを勉強させてもっています。
    そんな作家としても演技者としても未熟な僕が後輩に指導なんて、
    ちょっと気が早い話なんですが、
    これもせっかくいただいた使命、
    一生懸命務めさせていただいております。
    トップページにありますのがそのライブのチラシです。
    アウェイ部のひとり、ONY君の手書き。
    この感じ、懐かしい。

    第0回アウェイ部ライブ『アウェイ部』
    2011年1月9日(日)14時/19時
         1月10日(月・祝)14時/19時
    出演;アウェイ部( 内山ヨシノリ / ONY )
    会場;ザムザ阿佐ヶ谷

    賢太郎

    10.12.13 [MON]

    後輩のコンビ「アウェイ部」と進めているコント作りの為のワークショップ。
    今日は稽古場を飛び出して劇場の下見にやってまいりました。

    ひとつの建物に映画館、劇場、レストランが収まった素敵な建物「ラピュタ阿佐ヶ谷」。
    劇場「ザムザ阿佐ヶ谷」は地下。
    期待と不安が入り交じり、変な顔になるアウェイ部のおふたり。

    左;内山ヨシノリ 右;ONY

    さあ、ここで上演するためのコント、目下製造中です。
    小林、厳しくアドバイスを重ねております。
    アウェイ部、グイグイ付いてきてます。
    どうなる1月9日10日。
    お楽しみに。

    第0回アウェイ部ライブ『アウェイ部』
    2011年1月9日(日)14時/19時
         1月10日(月・祝)14時/19時
    出演;アウェイ部( 内山ヨシノリ / ONY )
    会場;ザムザ阿佐ヶ谷

    賢太郎

    10.12.8 [WED]

    アウェイ部。
    後輩のコンビ名です。
    もともと違う名前のコントグループで活動していましたが、
    この度「アウェイ部」としてデビューすることに。
    小林、彼らのお披露目ライブをお手伝いすることになりました。
    僕はコント師にとって大切なことは「自立」だと考えています。
    ですので、彼らは僕の弟子になったわけではないし、
    僕も「お前らをなんとかしてやる」などとは言いません。
    頑張るのは本人達。
    でも、知ってる事は教えてあげようと思います。
    コント師の心得。コント作りのノウハウ。コントの為の演技のあれこれ。
    そして仕上げは1月9日、10日のライブ。
    まさに理論と実践の短期集中ワークショップ。
    僕にとっても自分の考えを客観的にまとめる良い機会。
    もちろん、彼らに素質があると思ったから引き受けた企画です。
    小林とアウェイ部、頑張ります。

    第0回アウェイ部ライブ『アウェイ部』
    2011年1月9日(日)14時/19時
         1月10日(月・祝)14時/19時
    会場;ザムザ阿佐ヶ谷
    出演;アウェイ部( 内山ヨシノリ / ONY )

    小林賢太郎

    10.12.4 [SAT]

    THE SIX をご存知でしょうか。
    美大生の作品の展覧会です。
    この審査員を仰せつかりました。
    たまには美大卒らしいこともやるのです。
    審査の為に沢山の作品を見せて頂きましたが、
    皆さん本当に素晴らしい。
    あまり褒められた学生じゃなかった美大時代の小林、
    反省しながら選ばせて頂きました。
    2010年12月17日(金)〜19日(日)
    ラフォーレミュージアム原宿で開催されます。
    http://www.the-six.jp/top.html

    小林賢太郎

    10.11.29 [MON]

    『ロールシャッハ』静岡公演が終わりました。
    ご来場のお客様、本当にありがとうございました。

    これで『ロールシャッハ』全45公演は終了。
    出演者、ステージスタッフ、制作チーム、携わってくれた全ての皆様、
    本当にお疲れさまでした。

    昨年と今年、合わせて150日間、
    僕はニューヨークで生活していました。
    ロールシャッハの最初の台本を書き上げるべく、
    エンタテインメントの聖地でカンヅメ。
    自分の事、社会の事、これまでのこと、これからのことを考えるいい機会になりました。

    何をどこから学ぼうと、答えは自分の中から出て来るもんです。
    理解するまで学んだら、
    それに対して自分の意見が明確になるまで考え抜く。
    それを積み重ね、
    伝えたいことを種に、エンタテインメントを成立させる。
    こうすることが、表現を仕事にするうえでの責任だと思ってます。

    僕にとって作品の成功とは、数字で表せるものではありません。
    過程と結果、それぞれに納得がいくことが重要。
    そういう意味で『ロールシャッハ』は成功です。
    いつ、どんなカタチになるかはわかりませんが、
    まだ向き合い続けなければならない作品だと感じています。
    映像も収録してませんし。

    この『ロールシャッハ』プロジェクトが動き出して以来、
    『ロールシャッハ』のこと以外、ほとんど何にも触れていない生活でした。
    そのくらい集中しないと、難しかったのです。
    プロ野球の優勝チームも知らなければ、食べるラー油も知りませんでした。
    世界は情報にあふれていますが、こんな生き方もできるんです。
    それを許してくれた僕の周りの人々に、本当に感謝します。

    さあ、これからゆっくり、人の話を聞こうと思います。

    小林賢太郎

    10.11.24 [WED]

    『ロールシャッハ』東京天王洲公演終了!
    銀河劇場にお越しの皆様、ありがとうございました。
    チケットが取れなかった皆様、本当にごめんなさい。

    この作品は2時間30分くらいあります。
    1日、24時間のうち、
    本番以外の21時間30分は本番の為に使い切りました。
    次の本番のために体を休め、
    次の本番のために前日のビデオを観て反省点を探り、
    次の本番のために新しいアイデアが出ればみんなで練習し、
    次の本番のためにウォーミングアップ、ストレッチ、発声練習。
    あっという間に、本番。

    そうすることが、
    作品の為の正義の行動だと信じて、
    ずっと積み重ねてきました。
    結果はちゃんと伴ってきたと思います。

    次はツアー最後の地、静岡です。
    これが今の僕たちに出来る精一杯です。
    待ってろ!富士山!ガンダム!くろはんぺん!
    よろしくお願いします。

    小林賢太郎

    10.11.8 [MON]

    『ロールシャッハ』札幌公演、終了。
    かでるホールにお越しのお客様、ありがとうございました。

    初日から1ヶ月が経った今も『ロールシャッハ』は日々成長を遂げています。
    この北海道でもいろいろなことを教わりました。
    ツアー後半も1回1回の本番を特別なものとしてやっていこう。

    あ、『ロールシャッハ』の上演時間は2時間以上あります。
    演る方も観る方も過酷です。
    お腹がすいちゃったりして集中できなくなってはもったいない。
    お手洗いにも行っときたい。
    このサイトには「観劇のコツ」というのがありますので、是非ご覧下さい。

    次は東京天王洲公演、よろしくお願いします。

    小林賢太郎

    10.11.1 [MON]

    『ロールシャッハ』大阪公演、終了。
    シアター・ドラマシティにお越しのお客様、ありがとうございました。
    いいライブだった。
    舞台と客席とは直接言葉は交わしませんが、
    とても明確なコミュニケーションがとれたと実感しています。

    僕の仕事は「つくること」と「演じること」ですが、
    どちらにも「伝える」ということが伴います。
    これが大事。
    スタッフと役者に内容を「伝える」ために脚本を書く。
    稽古場で、どう観せたいのか、どう演じてほしいのかをみんなに「伝える」。
    本番、お客様に伝えたいことを「伝える」ために演る。
    終演後、次の本番までに反省点や改良点をまとめ、スタッフや役者にまた「伝える」。
    コミュニケーションを積み重ねて作品は磨かれていきます。
    そして、
    お客様からの笑い声、拍手、アンケート用紙にメッセージを頂き、
    「伝わった」と感じられたときこそが、僕の最大の喜びなのです。

    次は札幌です。
    どうぞよろしく。

    賢太郎

    10.10.24 [SUN]

    『ロールシャッハ』北九州公演、終了。
    ご来場ありがとうございました。
    北九州芸術劇場はお気に入りの劇場です。
    観やすいし、演りやすい。
    この4公演で『ロールシャッハ』はグッと成長しました。
    舞台作品としての基礎体力が上がった感じ。

    さあ、旅は続きます。
    大阪の皆さん、よろしく願いします!

    賢太郎

    10.10.17 [SUN]

    『ロールシャッハ』下北沢公演、終了。
    終了っていうか、
    2週間かけて始まったという感じです。
    毎日が発見の連続。
    本多劇場はやはり学び舎でした。
    次は北九州です。
    よろしくお願いします。

    賢太郎

    10.10.6 [WED]

    『ロールシャッハ』開幕。
    やっとです。
    ずっとこのときを待っていました。
    全国公演はじめの一歩は、
    ホームグラウンドの下北沢からひっそりとスタートしました。
    どうぞよろしく日本列島。
    劇場でお待ちしております。

    賢太郎

    10.9.30 [THU]

    稽古場です。
    稽古場と言うか、「現場」って感じです。
    『ロールシャッハ』というまだ誰も観たことのないカタマリを掘り起こしはじめて数ヶ月。
    作品はいよいよ全貌を現してきました。
    しかし出演者、裏方ともに「まだいける」「まだ掘れる」と執着しています。
    準備期間も大詰めを迎えましたが、
    直前まで、もがくと思います。

    ではここで、『ロールシャッハ』の強力なサポートをしてくれているメンバーをご紹介。

    音楽 ・・・・・・・・・・・・・・・ 徳澤青弦
                       NONA REEVES
    衣装 ・・・・・・・・・・・・・・・ 伊賀大介
    ポスター・フライヤーデザイン ・・・ good design company

    一同、心を込めてお届け致します。
    全国の皆さん、もう少しだけ待っててください。

    小林賢太郎

    10.9.6 [MON]

    『ロールシャッハ』な日々。
    目が光っております。小林です。

    さて、劇場公開初日までは日がありますが、
    予告編がわりに内容のことを少しだけ。

    『ロールシャッハ』というタイトルは、
    心理学で用いられる " ロールシャッハ・テスト " からつけました。
    インクの染みによって描かれた偶然の形。
    これが中心線をさかいに左右対称になっています。
    その図柄は人によって、またその人の心理状態によって解釈が変わる、
    というものです。
    私たちの生活の中にも「人によって解釈が違うこと」って沢山あります。
    ときには同じ事実なのに真反対に解釈されることも。
    それはまるで線対称の図柄の右と左のように。
    答えが一つじゃない場合、どっちも正解ってこともあるわけですから、
    コミュニケーションが不足すると矛盾や対立が生まれたりします。

    それは遠い遠い、もしかしたらもの凄く近い、
    どこかの世界のどこかの国の、ある「作戦」の物語。

    登場人物は見た目も中身もまったく違うタイプの4人。
    何が起こっても解釈は全員バラバラ。
    そんな4人がひとつのことを協力して成し遂げなければなりません。
    当然「すっ」とはいきません。
    はたして「作戦」は成功?失敗?それとも…。

    こんなとこです。
    あまりにもざっくばらんな予告。
    基本的に僕の作品には予備知識がいりませんから、安心していらっしゃって。
    劇場の客席に座ってリラックスしてれば、
    丁寧に『ロールシャッハ』の世界へとエスコートします。

    そうそう、今回の作品の肩書きは「小林賢太郎演劇作品」となっています。
    これまでは「K.K.P.(Kentaro kobayashi Produce)」と表記して来ましたが、
    「K.K.P.って何?」ってよく聞かれるんで、日本語にしちゃいました。
    漢字で書くとちょっと硬いかな?
    フルネームを名乗ることで「これが今の僕の全部です」っていう気持ちもあります。

    稽古はホントもう凄いことになってます。
    自分で書いたはずなのに、『ロールシャッハ』にはナゾが多い。
    毎日毎時毎分が発見の連続です。
    出演者一同、お客様を楽しませるべく全力で向き合っています。
    合い言葉は「ドカンと一発」。
    劇場でお待ちしております。

    ※初めて劇場にいらっしゃる方は、「観劇のコツ」というのをご用意しました。
    『ロールシャッハ』をガッツリ楽しむために、ぜひご利用ください。

    賢太郎

    10.8.27 [FRI]

    8月25日に再放送になった
    『笑劇開演 小林賢太郎テレビ』
    そして翌8月26日に放送になった
    『小林賢太郎テレビⅡ~ポツネン旅に出る~』
    いかがだったでしょうか。
    いやあ、面白かったですねえ。
    竹井さん、good job。

    再放送がございます。
    小林賢太郎テレビⅡ~ポツネン旅に出る~
    NHK BS-hi 8月28日(土)18時~
    見逃した方は是非。

    さらにオンデマンド配信も決定!
    『笑劇開演~小林賢太郎テレビ』
     8月26日 18:00 ~ 9月9日 24:00
    『小林賢太郎テレビⅡ~ポツネン旅に出る~』
     8月27日 18:00 ~ 9月10日 24:00
    詳細はNHKオンデマンドの公式サイトで。

    さて、

    公式サイト「小林賢太郎のしごと」がリニューアルしました。
    今後もより内容を充実させるべく、ちょいちょいいじっていきます。
    末永くご利用ください。

    現在小林は『ロールシャッハ』制作のまっただ中。
    メンバー4人、「攻め」の態勢でございます。
    途中経過をここでまたちらっと報告できたら。

    毎日暑いですが、皆さま体調など崩されませんよう。

    小林賢太郎

    10.7.28 [WED]

    僕のコント番組の第二弾『小林賢太郎テレビ K.K.T.V.2』の放送日が決まりました!
    8月26日(木)23時15分~(NHK BS-hi)
    一生懸命がんばりました。
    僕も、スタッフも、いわずもがなポツネン氏も。
    さてさて内容は、
    コントを積み重ねて描くポツネン氏の物語「ポツネン旅に出る」。
    番組から出された無理難題に挑んだ「お題コント」。
    他。
    第一弾で学んだことを生かして、さらに充実した内容になったと思います。
    どうぞお楽しみ下さい。

    そして昨年、全日本テレビ番組製作者連盟から
    ATP賞テレビグランプリ2009の最優秀賞を受賞した前作
    『笑劇開演小林賢太郎テレビ』の再放送もございます!
    こちらは『小林賢太郎テレビ K.K.T.V.2』の前夜、
    NHK BS-hi 8月25日(水)23時からのオンエアです。

    2夜連続の『小林賢太郎テレビ』です。
    では、お茶の間でお会いしましょう。

    小林賢太郎

    10.6.20 [SUN]

    2010年10月・11月、新作やります。
    小林賢太郎の作・演出によります、男4人の演劇作品です。
    タイトルは『ロールシャッハ』といいます。
    現在着々と進行中です。
    特別なものをつくるつもりです。
    これまで溜め込んだ創作経験を全部突っ込みます。
    一生懸命がんばりますので、
    よろしくお願いします。
    小林賢太郎演劇作品『ロールシャッハ』
    出演;久ケ沢徹/竹井亮介/辻本耕志/小林賢太郎
    会場;東京下北沢 北九州 大阪 札幌 東京天王洲 静岡
    詳細はこちらへ→http://kentarokobayashiproduce.net/menu.html

    賢太郎

    10.6.14 [MON]

    『小林賢太郎テレビ』クランクアップ!そして…。

    前回のメッセージに
    『小林賢太郎テレビ』が『SPOT』後に動き出した、
    と書きましたが、
    実は昨年の夏から少しずつ撮影は始まっていました。
    時間と距離をたっぷり使って、
    素晴らしい映像を撮って頂きました。
    そして昨日、全ての収録が終了。
    スタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。
    舞台だと稽古の後は本番あるのみですが、
    テレビは違います。
    本番の後に編集があるのです。
    実に興味深い世界。
    いちいち勉強になります。
    さあディレクター!よろしくお願いします!

    そして、
    小林は次の舞台作品に取りかかっております。
    こちらの情報は6月20日(日)にここで発表します。

    賢太郎

    10.6.1 [TUE]

    小林です。
    元気です。
    一ヶ月前に『SPOT』ツアーが終わりまして、
    まず始めにした事は深呼吸でした。
    僕だって出してばっかりじゃ酸欠になります。
    吸収したくて、いろいろと出かけて行きました。
    映画、演劇、コントライブ、スポーツ観戦、美術館にコンサート。
    あらゆる観客としての楽しさをむさぼりました。
    いやー、楽しい。
    クリエイターやプレーヤーが大変な思いで生み出しているそのショーを、
    ただ座って、笑って、泣いて、興奮して、学んで、楽しむ。
    ああ!なんて素晴らしい!客最高!
    普段あまりライブエンターテインメントに触れる機会のない皆さん、
    誰かを誘って是非お出かけください。
    チケットを買う、時間に合わせてその場所まで行く。
    面倒なようですが、いざやってみればそれも楽しいものですよ。
    やっぱりどんなものでもライブは最高です。
    僕の場合、公演中はいろいろ遮断してしまうので、
    いつも公演が終わると、そういう時間を大切にしています。

    さて、それと時を同じくして動き出したのが『小林賢太郎テレビ』(NHK BS-hi)です!
    これは、撮りおろしコントと、その制作過程を追ったドキュメンタリーの番組で、
    2009年に制作された『小林賢太郎テレビ』(NHK BS-hi)の第二弾となります。
    舞台作家がテレビで出来ることって何なのか。
    考えて、つくって、試して、壊して、また考えて。
    機関車がゆっくり進むように、のっしのっしとこしらえております。
    オンエアの予定など番組の詳細は、分かり次第このホームページで発表できると思います。
    お楽しみに!

    賢太郎

    10.5.1 [SAT]

    ライブポツネン2010『SPOT』広島公演、終了。
    もの凄い3日間でした。
    何が凄いって、僕が。
    いやいや。
    全部が。
    アステールプラザにお越しの皆様、本当にありがとうございました。

    これで『SPOT』9都市ツアーはおしまい。
    スタッフのみなさん、
    本っ当~にお疲れさまでした。
    優秀すぎる裏方に支えられてるポツネン氏。
    彼は1人じゃないのです。
    感謝しきれません。

    全40公演、毎日が特別。
    どれひとつとっても同じものはありませんでした。
    『SPOT』は、
    原型となった昨年末の
    『The spot garden of Mr.Potsunen』
    から始まり、
    大千秋楽はもう4月の終わり。
    いまだかつてこんなに充実した6ヶ月があったろうか。
    追い込むだけ追い込みました。
    『SPOT』には芸人として随分鍛えてもらったと思います。

    公演期間中って、いろんなことを考えます。
    凄く自信がわいたりします。
    それはもう無敵になっちゃって、
    「自分にはなんだってできる」なんて思えたりすらします。
    その逆もあります。
    どうしようもなく不安になってしまい、
    孤独感やプレッシャーで、
    気持ち悪くなっちゃったりもします。
    だって世の中には立派な仕事が沢山あって、
    それによってみんなが安全で快適で、
    健康で美しく健やかな暮らしを送っている。
    ところが自分がやってることはどうだろう。
    「小林賢太郎のパフォーマンス」
    こんなものは、はっきりいって世の中になくても大丈夫です。
    舞台作品でお腹いっぱいにはなれませんからねえ。
    しかも僕は、
    日本エンターテインメント大学を卒業してません。
    (そんな大学はありません。)
    日本エンターテインメント協会の会員ではありません。
    (そんな協会はありません。)
    師匠もいません。
    (弟子もいません。)
    いわば無免許芸人。
    またジャンルもはっきりしないもんだから、
    なんかの受賞の対象にもなりません。
    とにかく、
    僕の仕事の価値を保証するものはなんにもないのです。

    そんなとき気持ちを支えてくれるもののひとつが、
    会場でお客様が書いてくれるアンケートだったりします。
    広島公演のぶんも読みました。
    全公演を通して皆さんが書いてくれたライブの感想やメッセージは、
    とても内容は濃く、
    うなるような読み応えでした。
    「私もがんばります」(看護師)とか、
    「俺も負けません!」(ニート)とか、
    「ポツネンへ がんばれ」(8歳)とか。
    みなさん、本当にありがとう。

    アンケートの中には人生相談めいたものもちらほら。
    高校生からの進路の悩みとか。
    こらこら。
    高校時代の僕はとてもお手本になんてならない、
    それはもう我が侭な子供でした。
    だからアドバイスだなんてとんでもない。
    ・・・その代わりといっては何ですが、
    高校生の自分に手紙を書いてみようと思います。
    僕はこのツアー中に37歳になりましたから、
    20年前の僕に。
    ツアー初日の横浜公演で久しぶりに会った、
    高校生の小林少年宛です。

     小林賢太郎君へ

     お久しぶりです。
     きっと今日も君は性懲りもなく
     「美術」と「手品」と「人を笑かす」ということについて、
     24時間考えていたのでしょう。
     その3つは今はバラバラかもしれませんが、
     「『美しい』と『不思議』と『面白い』は、重ねる事ができる」
     ということを、
     いずれ知ることになります。
     君はそのまんま美術大学に進学し、
     アルバイトでマジシャンをやりながらコントの道を歩みます。
     そしてそのまんま
     「小林賢太郎」という職業になるのです。
     君のその信じて疑わない道は、
     まっすぐ20年先まで繋がっていますよ。

     しかし、
     その道を信じる上で、
     高校生の君にとってとても大事なことがあります。
     それは、
    「今興味をもっていることは将来の自分のためになる」ということを、
     まわりの大人にキチンと説明する。
     ということです。
     興味のあることはとことんやるけど、
     興味のないことは一切やらない。
     そんな君は大人から見て実に心配です。
    (20年経ってもその性格は変わってませんが。)
     自信過剰は大いに結構。
     才能を磨く上で自信と不安は両方必要ですから。
     ただし、
     その自信に責任をもつこと。
     「才能」は、
     「周りに心配や迷惑をかける権利」とは違うのです。

     僕はエンターテインメントの力を信じています。
     それを追求する価値を信じています。
     それが正しいことで、
     自分のやるべきことだと信じています。
     君がこれから大人になって、
     がっかりしたり、悔しかったり、傷ついたり、
     そういうことが山ほどやってきます。
     それは、信じているものがあるから起こることです。
     そして、信じているものがあるから乗り越えられます。

     大丈夫、君の夢は叶います。
     でも叶って分かります、
     それはとても地味で、現実的なものなのだと。
     それを理解するということが、夢を叶えるということ、
     って言ってもいいかもしれません。

     そして2010年の今、
     僕はさらに先の夢を追いかけています。
     それがどんな夢かは、
     まだ君には教えてあげないよ。
     じゃ、また、20年後に。

     小林賢太郎より

    なんとも気恥ずかしい感じもしますが、まあ、いいや。
    すいません、
    すっかり長くなってしまいましたね。
    ところで、
    『SPOT』のアンケートにはこんなのもありました。
    「早くDVD化をお願いします。」
    ・・・すいません。収録してません。

    じゃ、また、いつか、どこかで。
    ありがとうございました。

    小林賢太郎

    10.4.23 [FRI]

    ライブポツネン2010『SPOT』名古屋公演が終わりました。
    すごく気持ちよかったです。
    ありがとうございました。

    ツアーが始まってから2ヶ月半、毎日が戦いでした。
    本番が終わるたびに反省点をにらみつけ、
    翌日には必ずクリアしてきました。
    ツアー始めの方と2ヶ月経った最近の公演、
    両方観てくれたお客様から、
    「コントが育っている!」という声を頂きます。
    磨き上げて来たかいがありました。
    ありがとうございます。
    でもですね、
    だからといって前半はダメなのかというと、
    そういうことではないのです。
    例えるならば、
    恐竜の骨は発見されたばかりのときと、
    博物館に展示されたときとでは見栄えが全然違う。
    けれども、化石の価値そのものが変わったわけではない。
    というふうにご理解頂ければと思います。
    その日に出せる最高の状態を心がけていますから、
    公演のどのタイミングで観て頂いても、
    それが本当の僕だし、
    それがライブなのです。

    さあ、次はいよいよツアーファイナル、広島。
    これが今の僕に出来る精一杯です。
    見ててください。
    よろしくお願いします。

    賢太郎

    10.4.17 [SAT]

    ライブポツネン2010『SPOT』仙台2daysが終わりました。
    仙台のお客様、大人。
    グッと観て、ワッと笑って、スッと喝采。
    温かく迎えて頂いて、ポツネン氏もご満悦の様子。
    ありがとうございました。

    さあ、次は名古屋です。
    どうぞよろしくお願いします。

    賢太郎

    10.4.8 [THU]

    ライブポツネン2010『SPOT』静岡公演が終わりました。
    グランシップにご来場のお客様、ありがとうございました。
    なんだか奇跡みたいな二日間でした。
    何度も上演してるはずなのに、すごく特別な感じがしたのです。
    これまでの積み重ねが、結果に繋がってきたんだと思います。
    「良いライブでしたね」
    終演後、スタッフと交わした言葉です。
    感動しました。ありがとう。
    静岡って凄いですね。
    富士山、お茶、新幹線、蒸気機関車、徳川家康、おでん。
    そして見事なソメイヨシノ。
    そこはまぎれもない日本でした。
    We love JAPAN .
    是非また来たいです。
    さあ、日本のステージパフォーマー、次は仙台に参ります。
    よろしくお願いします。

    賢太郎

    10.3.31 [WED]

    ライブポツネン2010『SPOT』東京公演が終わりました。
    東京グローブ座にご来場のお客様、ありがとうございました。
    いや~、盛り上がりましたねえ。
    「ああ、ここがホームグラウンドなんだなあ」
    なんて感じました。楽しかったです。

    「チケットが取れなかった」という声は、
    僕のところにも少なからず届いています。
    特に東京は激戦区だったそうで。
    観たいと思ってくれる人が沢山いるのはとても嬉しいことです。
    でもそれに答えられないことは凄く悔しい。
    そして本当に申し訳ない。ごめんなさい。
    劇場というメディアには良くも悪くも限界があります。
    どんなに素敵なものが生まれても、
    当たり前ですがそこにいる人にしか伝わりません。
    他のメディアに比べて、その声はあまりにも小さい。
    でも、だからこその強さがある。なくちゃいけない。
    演劇とかお笑いライブとか、
    そういう大衆娯楽は開かれたものであるべきです。
    興味をもったら、誰でも「すっ」と体験できるよう、
    僕たちはもっと考えなくてはいけませんね。

    さあ、ツアーは中間地点を超えました。
    しっかり磨き上げた『SPOT』を、次は静岡にお届けします。
    グランシップで会いましょう!

    賢太郎

    10.3.22 [MON]

    ライブポツネン2010『SPOT』札幌公演、無事終了。
    かでるホールにご来場のお客様、ありがとうございました。
    この札幌公演でツアーは23公演を終えました。
    舞台は生き物です。
    僕が作ったものでありながら、
    作品は自ら意思を持って成長を始める。
    僕はそれに必死でしがみついて行く。
    この奴隷な感じ。
    そうだ、この感じ。
    これが良い感じなんだ。
    僕は大変ですけど、ポツネン氏は涼しい顔をしています。
    次は東京公演です。
    グローブ座で会いましょう。

    賢太郎

    10.3.9 [TUE]

    ライブポツネン2010『SPOT』神戸公演、無事終了。
    新神戸オリエンタル劇場にご来場のお客様、ありがとうございました。
    僕、あの劇場が好きです。
    客席の座り心地、良かったでしょ?
    舞台からの景色もとても良いんですよ。また立ちたいです。
    毎晩寝る前にアンケートを読んでます。
    皆さんからのライブの感想、メッセージ。
    届いてます。感動してます。本当にありがとう。
    神戸での8公演は、とても実りあるものになりました。
    『SPOT』はどんどん磨かれています。
    次の札幌公演が楽しみです!

    賢太郎

    10.2.28 [SUN]

    ライブポツネン2010『SPOT』
    福岡公演が終わりました。
    ご来場の皆様、ありがとうございました。
    実はスタートダッシュの疲れが出たのか、
    体調が100点じゃない回がありました。
    舞台用の体が仕上がってない。プロ失格です。
    ところがライブはとてもうまくいきました。
    本番に入ったとたんに絶好調。なぜ!
    いかんいかん。こんな不安定さは芸人として未熟な証拠。
    自己管理、改めて徹底する事を誓った博多の空。
    満員御礼のももちパレスでのスタンディングオベーションは凄い迫力でした!
    しっかり受け取りましたよ。
    本当にありがとう。

    さあ、次は神戸です。
    目を閉じて、深く息を吸って。
    いくぞ。

    賢太郎

    10.2.21 [SUN]

    小林賢太郎ソロパフォーマンスライブポツネン2010『SPOT』横浜公演。
    全部書くと長いタイトルですね。
    ご来場の皆様、ありがとうございました。
    満員御礼の横浜BLITZ。
    充実したスタートを切ることができました。

    横浜は僕が育った街です。
    公演の合間に街を歩くと、
    演劇部員の美大受験生、小林少年の記憶が鮮やかに蘇りました。
    行きつけだった店はまだありました。
    たまり場だった美大受験予備校はなくなってました。
    あの頃の僕は美術とか演劇とか手品とか、それぞれに深く興味を持って、
    「さあて、僕の将来はどれなのか」なんて真剣に考えていたもの。
    今、その全てが僕のやるべきことになって、
    それによってこの街に帰って来ました。
    ポツネンさん、
    「初心」のもっと前の「種」みたいな気持ちを思い出させてくれてありがとう。

    さあ、ハードル上げて行きますよ。
    ライブは生き物。『SPOT』がどんなふうに育って行くのか、
    僕も楽しみでなりません。
    とことん付き合ってやるぜ、ポツネンさんよ。
    次は福岡。ももちパレスで会いましょう!

    賢太郎

    10.1.1 [FRI]

    小林賢太郎のコント公演
    ポツネン2010『 SPOT 』の上演が決まりました。
    2月17日~4月30日まで。
    開催都市は、
    横浜、福岡、神戸、札幌、東京、静岡、仙台、名古屋、広島。
    正月返上でコント工場フル回転。
    いいのつくってますよ。
    劇場でお待ちしております。

    ポツネン

    09.12.29 [TUE]

    『トゥインクルフェス2009』へ沢山のお運び、
    まことにありがとうございました。
    将軍も「満足じゃ」だそうです。

    2009年、
    今年も相変わらずコントの為に使い切った一年でした。
    試したかった事を試して、勉強したかった事を勉強して、
    2010年までにやっちゃいたかった事は全部やりました。
    これで次の一歩を踏めます。

    みな様におかれましても、良いお年を。

    小林賢太郎

    09.12.20 [SUN]

    『 ポツネン氏の庭 ~ The spot garden of Mr.Potsunen ~ 』
     が終わりました。
     ご来場のみなさま、ありがとうございました。
     僕にとって半年ぶりの舞台、
     そして10年ぶりのライブハウスでもありました。
     かつて渋谷の小さなライブハウスで必死にもがいていた記憶が一気に蘇りました。
     初心忘れるべからず、本当に大事なことですね。
     セットなし、映像なし、緊張感もあんまりなし。
     ただお客さんの前に登場して、ぽつりぽつりとネタをやる。
     びっくりするほど楽しかったです。
     なにも我慢しなくていい。
     僕が面白いと思う事を考えて、ストレートに、やる。
     当たり前のようで、なかなか叶わないことなんです。
     僕はこの一週間、どんどん考えてどんどん実行しました。
    「試される大地」の「試せるハコ」
     僕にとってcube gardenはそんな場所でした。
     またやりたいです。
     寒い中、当日券を待ってくれてたお客様、ありがとうごさいました。
     風邪ひかないようにしてくださいね。
     雪の札幌は本当に美しかったです。

    賢太郎

    09.11.7 [SAT]

    こんにちは。
    現在小林は『ポツネン氏の庭』を黙々とこしらえております。
    今回はこれまでの公演とちょっと違います。
    会場は札幌のライブハウス cube garden です。
    お客様により近い空間で、やりたいことをやります。
    フルコースディナーより少しお手軽なガーデンパーティー。
    皆様のお越しを心よりお待ちしております。

    小林賢太郎

  • 11.8.25 [THU]

    小林賢太郎テレビ3

     年に1度のお楽しみ、小林賢太郎のコントの番組『小林賢太郎テレビ』。早いものでもう3作目となりました。変なコントばっかりですが、なかなか気に入っています。

  • 11.8.20 [SAT]

    『THE SPOT』千秋楽!仙台公演

    『 THE SPOT 』仙台公演にご来場ありがとうございました。ずいぶんお待たせしてしまいましたね。ごめんなさい。一生懸命がんばりました。約束を果たせてよかったです。

  • 11.8.15 [MON]

     ポツネン『THE SPOT』東京追加公演ご来場ありがとうございました。
     8月14日は6月23日の振替公演でした。皆さんお待たせして本当にごめんなさい。待っていてくれて本当にありがとうございました。すべてこちらの事情で皆さんを振り回してしまい、本当に心から申し訳なく思っています。

  • 11.8.1 [MON]

    撮影快調

     『小林賢太郎テレビ3』製造中です。考える、作る、練習する、撮る。ひたすら繰り返される日々。出し切ってる小林、夏の熱さと相まって煮干しみたい になってます。

  • 11.7.8 [FRI]

    演劇ぶっくチャリティーオークション

    演劇の雑誌『演劇ぶっく』によるチャリティオークションに参加しています。
    収益は東日本大震災の義援金に充てられます。
    この企画は僕から演劇ぶっく編集部に提案させていただいたものですが、
    キッカケは久ヶ沢徹アニキとの会話でした。

  • 11.7.5 [TUE]

    テレビ

    「どうしてテレビに出ないんですか?」
    ってよく聞かれます。
    避けているわけではありません。
    理由のひとつは、
    舞台という難しい仕事に挑んでいるので
    他のことをやる余裕がない、といったところです。

  • 11.6.29 [WED]

    ポツネン『THE SPOT』
    東京振替公演と仙台公演のお知らせ

    『THE SPOT』6月23日公演の振替公演
    8月14日(日)14時/19時
    会場;銀河劇場

    『THE SPOT』仙台公演
    8月17日(水)19時
    8月18日(木)14時
    会場;仙台市青年文化センター・シアターホール

  • 11.6.24 [FRI]

    ご心配をおかけしております。

    6月23日の公演が僕のケガにより中止になったことで、
    お客さまや関係者の皆さまには大変ご心配とご迷惑をおかけしました。
    本当に申し訳ありませんでした。
    僕にとって舞台はすべてです。
    何としても立ちたかった。

  • 11.6.23 [THU]

    ポツネン『THE SPOT』東京振替公演

    6月21日、22日の公演にご来場の皆様、
    本当にありがとうございました。

    6月23日の公演中止について
    小林賢太郎ソロパフォーマンスライブ
    ポツネン『 THE SPOT 』東京振替公演。

  • 11.6.4 [SAT]

    ポツネン『THE SPOT』名古屋公演

    名古屋芸術創造センターにご来場ありがとうございました。
    ここまで全国11都市で練りに練った『THE SPOT』、
    僕と作品の間に親友のような信頼が生まれているのを感じました。
    本当に楽しかったです。

  • 11.5.30 [MON]

    ポツネン『THE SPOT』横浜公演

    神奈川芸術劇場にご来場のみなさま、ありがとうございました。
    この『 THE SPOT 』は
    昨年の1月から『 SPOT 』として初演され、
    初日はここ横浜でした。
    ただいま。横浜。

  • 11.5.16 [MON]

    ポツネン『THE SPOT』札幌公演

    道新ホールにご来場のみなさま、
    本当にありがとうございました。
    とても気持ちよく演じられました。
    楽しんで頂けたならなによりです。

  • 11.5.9 [MON]

    ポツネン『THE SPOT』京都公演終了

    京都芸術文化劇場での6日間7公演、
    とても良いライブになりました。
    ご来場ありがとうございました。

  • 11.4.30 [SAT]

    ポツネン『THE SPOT』静岡公演

    グランシップに来てくれたお客様、
    本当にありがとうございました。
    楽屋から眺める富士山、なんとも贅沢な気分でした。

  • 11.4.26 [TUE]

    僕の後輩でコントの2人組「アウェイ部」のライブがございます。
    以前僕が手伝ったデビューライブを彼らが練り直した「完全版」です。
    まあ僕に言わせりゃちっとも完全じゃありませんが、
    やる気だけは完全にあるようです。

  • 11.4.24 [SUN]

    ポツネン『THE SPOT』福岡公演終了

    ももちパレスにご来場のお客様、
    本当にありがとうございました。

    ここでツアーはおよそ半分。

  • 11.4.16 [SAT]

    ポツネン『THE SPOT』新潟公演終了

    新潟りゅーとぴあ・劇場にご来場の皆様、
    本当にありがとうございました。

    4月になりましたね。

  • 11.4.6 [WED]

    ポツネン『 THE SPOT 』大阪公演終了

    広くてきれいなシアターブリーゼ。。
    初めて劇場に来たというお客様がたくさんいらっしゃいました。
    とても嬉しかったです。

  • 11.3.29 [TUE]

    ポツネン『THE SPOT』仙台公演中止に関して

    5月18日(水)から20日(金)まで予定されていた、
    ポツネン『 THE SPOT 』仙台公演が中止になりました。

  • 11.3.28 [MON]

    ポツネン『THE SPOT』広島公演終了

    アステールプラザへのご来場、
    本当にありがとうございました。
    5公演、全部が違いました。
    これが、ライブです。

  • 11.3.21 [MON]

    ポツネン『 THE SPOT 』山口公演終了

    とにかく上演できたことに感謝しています。
    山口情報芸術センターに来てくれた皆様、
    本当にありがとうございました。
    この三日間に皆さんが聞かせてくれた笑い声と拍手は、
    僕にとってとても特別なものになりました。

  • 11.3.16 [WED]

    僕は舞台に立ちます。

    小林賢太郎ライブポツネン2011『THE SPOT』は、
    上演が開始されます。

    この未曾有の事態に娯楽だなんて、
    とのご批判もあると思います。

  • 11.3.14 [MON]

    2011年3月14日現在

    上演中の劇場が海沿いということもあり、
    心配して下さった皆さんから連絡を頂きました。
    僕は無事です。
    スタッフもみんな元気です。

  • 11.3.12 [SAT]

    地震の影響により『THE SPOT』の東京公演は中止になりました。

    僕は無事です。
    皆様のご無事をお祈り致します。

  • 11.3.11 [FRI]

    僕は無事です。

    地震の影響により『THE SPOT』3月11日(金)の公演は中止になりました。

    僕は無事です。
    皆様のご無事をお祈り致します。

  • 11.3.10 [THU]

    『THE SPOT』全国ツアー、はじまりました。

    いよいよ始まったポツネン『THE SPOT』。
    これからおよそ3ヶ月間かけて、全国12都市で上演されます。
    東京、山口、広島、大阪、
    新潟、福岡、静岡、京都、
    札幌、仙台、横浜、名古屋。
    どこもかしこも楽しみです。

  • 11.3.2 [WED]

    問題

    今、本番の1週間前です。
    このタイミングで僕は何をやっているでしょうか。
    再演ということもあり余裕たっぷりで、
    のんびり健康管理でもしているでしょうか。

  • 11.2.23 [WED]

    もうすぐ。

    小林賢太郎のソロライブ「ポツネン」の「 THE SPOT 」が始まります。
    言葉、マイム、手。
    音、灯り、映像、舞台全体に仕掛けたカラクリ。
    いろいろ駆使したコントパフォーマンスをご覧いただきます。

  • 11.2.8 [TUE]

    『ポツネン氏の庭 ver. 2011』終了

    『ポツネン氏の庭』へのご来場、ありがとうございました。
    ライブハウスでポツネン。
    本当に楽しかったです。
    あの会場の中で、
    僕が一番楽しんでたかもしれません。
    またやりたいです。

  • 11.2.1 [TUE]

    『ポツネン氏の庭』とは

    この message のバックナンバーを眺めると、
    日記のようにその頃のことを思い出します。
    このサイトがリニューアルされたとき、
    区切りがいいところから過去のものはカットしてましたが、
    2011年2月4~6日『ポツネン氏の庭』を上演するにあたり、
    前回『庭』を上演した2009年11月からのぶんを復活させました。

  • 11.1.26 [WED]

    『 ポツネン THE SPOT 』
    やります!
    2010年前半に上演した『 SPOT 』は、
    皆様から大変ご好評をいただきました。
    ありがとうございました。
    しかし限られた公演数で、
    チケットが手に入らなかったという声も多くいただきました。

  • 11.1.20 [THU]

    K.K.T.V.ジャケット撮影!

    実にエキサイティングな体験であった。
    『小林賢太郎テレビ1・2』のDVD&Blu-rayのジャケット撮影が、である。
    なんとワタクシことポツネン氏、
    自宅の図書室と工作室で、
    空中浮遊している

  • 11.1.11 [TUE]

    第0回アウェイ部ライブ『アウェイ部』にご来場ありがとうございました。
    身内が言うのもなんですが、面白かった。
    アイデアを出し、組み立て、脚本にして、稽古する。
    広告、音楽、衣装などのコントにまつわる全てのことがらともきちんと向き合う。

  • 11.1.1 [SAT]

    あけましておめでとうございます。

    小林賢太郎によるコントづくりのワークショップ。
    いよいよ作品発表のときが迫ってまいりました。
    僕はこれまでの15年間、
    考え方を考え、つくり方をつくり、
    発表しては正解を確かめてきました。

  • 10.12.27 [MON]

    節目。
    僕にとっての節目は暦に関係ありません。
    ひとつの公演の終わり、次の公演の始まりがそれです。
    だから大晦日もお正月もだいたい無視。
    でも今年はツアーを終えて次の作品に向き合うまでの合間が、
    珍しく年越しに重なってくれました。

  • 10.12.13 [MON]

    後輩のコンビ「アウェイ部」と進めているコント作りの為のワークショップ。
    今日は稽古場を飛び出して劇場の下見にやってまいりました。

    ひとつの建物に映画館、劇場、レストランが収まった素敵な建物「ラピュタ阿佐ヶ谷」。

  • 10.12.8 [WED]

    アウェイ部。
    後輩のコンビ名です。
    もともと違う名前のコントグループで活動していましたが、
    この度「アウェイ部」としてデビューすることに。
    小林、彼らのお披露目ライブをお手伝いすることになりました。

  • 10.12.4 [SAT]

    THE SIX をご存知でしょうか。
    美大生の作品の展覧会です。
    この審査員を仰せつかりました。
    たまには美大卒らしいこともやるのです。
    審査の為に沢山の作品を見せて頂きましたが、
    皆さん本当に素晴らしい。

  • 10.11.29 [MON]

    『ロールシャッハ』静岡公演が終わりました。
    ご来場のお客様、本当にありがとうございました。

    これで『ロールシャッハ』全45公演は終了。
    出演者、ステージスタッフ、制作チーム、携わってくれた全ての皆様、
    本当にお疲れさまでした。

  • 10.11.24 [WED]

    『ロールシャッハ』東京天王洲公演終了!
    銀河劇場にお越しの皆様、ありがとうございました。
    チケットが取れなかった皆様、本当にごめんなさい。

    この作品は2時間30分くらいあります。

  • 10.11.8 [MON]

    『ロールシャッハ』札幌公演、終了。
    かでるホールにお越しのお客様、ありがとうございました。

    初日から1ヶ月が経った今も『ロールシャッハ』は日々成長を遂げています。
    この北海道でもいろいろなことを教わりました。
    ツアー後半も1回1回の本番を特別なものとしてやっていこう。

  • 10.11.1 [MON]

    『ロールシャッハ』大阪公演、終了。
    シアター・ドラマシティにお越しのお客様、ありがとうございました。
    いいライブだった。
    舞台と客席とは直接言葉は交わしませんが、
    とても明確なコミュニケーションがとれたと実感しています。

  • 10.10.24 [SUN]

    『ロールシャッハ』北九州公演、終了。
    ご来場ありがとうございました。
    北九州芸術劇場はお気に入りの劇場です。
    観やすいし、演りやすい。
    この4公演で『ロールシャッハ』はグッと成長しました。

  • 10.10.17 [SUN]

    『ロールシャッハ』下北沢公演、終了。
    終了っていうか、
    2週間かけて始まったという感じです。
    毎日が発見の連続。
    本多劇場はやはり学び舎でした。

  • 10.10.6 [WED]

    『ロールシャッハ』開幕。
    やっとです。
    ずっとこのときを待っていました。
    全国公演はじめの一歩は、
    ホームグラウンドの下北沢からひっそりとスタートしました。

  • 10.9.30 [THU]

    稽古場です。
    稽古場と言うか、「現場」って感じです。
    『ロールシャッハ』というまだ誰も観たことのないカタマリを掘り起こしはじめて数ヶ月。
    作品はいよいよ全貌を現してきました。
    しかし出演者、裏方ともに「まだいける」「まだ掘れる」と執着しています。

  • 10.9.6 [MON]

    『ロールシャッハ』な日々。
    目が光っております。小林です。

    さて、劇場公開初日までは日がありますが、
    予告編がわりに内容のことを少しだけ。

  • 10.8.27 [FRI]

    8月25日に再放送になった
    『笑劇開演 小林賢太郎テレビ』
    そして翌8月26日に放送になった
    『小林賢太郎テレビⅡ~ポツネン旅に出る~』
    いかがだったでしょうか。

  • 10.7.28 [WED]

    僕のコント番組の第二弾『小林賢太郎テレビ K.K.T.V.2』の 放送日が決まりました!
    8月26日[木)23時15分〜(NHK BS-hi)
    一生懸命がんばりました。

  • 10.6.20 [SUN]

    2010年10月・11月、新作やります。
    小林賢太郎の作・演出によります、男4人の演劇作品です。
    タイトルは『ロールシャッハ』といいます。
    現在着々と進行中です。

  • 10.6.14 [MON]

    『小林賢太郎テレビ』クランクアップ!そして…。

    前回のメッセージに
    『小林賢太郎テレビ』が『SPOT』後に動き出した、
    と書きましたが、
    実は昨年の夏から少しずつ撮影は始まっていました。

  • 10.6.1 [TUE]

    小林です。
    元気です。
    一ヶ月前に『SPOT』ツアーが終わりまして、
    まず始めにした事は深呼吸でした。
    僕だって出してばっかりじゃ酸欠になります。
    吸収したくて、いろいろと出かけて行きました。

  • 10.5.1 [SAT]

    ライブポツネン2010『SPOT』広島公演、終了。
    もの凄い3日間でした。
    何が凄いって、僕が。
    いやいや。
    全部が。

  • 10.4.23 [FRI]

    ライブポツネン2010『SPOT』名古屋公演が終わりました。
    すごく気持ちよかったです。
    ありがとうございました。

    ツアーが始まってから2ヶ月半、毎日が戦いでした。

  • 10.4.17 [SAT]

    ライブポツネン2010『SPOT』仙台2daysが終わりました。
    仙台のお客様、大人。
    グッと観て、ワッと笑って、スッと喝采。
    温かく迎えて頂いて、ポツネン氏もご満悦の様子。
    ありがとうございました。

  • 10.4.8 [THU]

    ライブポツネン2010『SPOT』静岡公演が終わりました。
    グランシップにご来場のお客様、ありがとうございました。
    なんだか奇跡みたいな二日間でした。
    何度も上演してるはずなのに、すごく特別な感じがしたのです。
    これまでの積み重ねが、結果に繋がってきたんだと思います。

  • 10.3.31 [WED]

    ライブポツネン2010『SPOT』東京公演が終わりました。
    東京グローブ座にご来場のお客様、ありがとうございました。
    いや~、盛り上がりましたねえ。

  • 10.3.22 [MON]

    ライブポツネン2010『SPOT』札幌公演、無事終了。
    かでるホールにご来場のお客様、ありがとうございました。
    この札幌公演でツアーは23公演を終えました。
    舞台は生き物です。

  • 10.3.9 [TUE]

    ライブポツネン2010『SPOT』神戸公演、無事終了。
    新神戸オリエンタル劇場にご来場のお客様、ありがとうございました。
    僕、あの劇場が好きです。
    客席の座り心地、良かったでしょ?
    舞台からの景色もとても良いんですよ。また立ちたいです。

  • 10.2.28 [SUN]

    ライブポツネン2010『SPOT』
    福岡公演が終わりました。
    ご来場の皆様、ありがとうございました。
    実はスタートダッシュの疲れが出たのか、
    体調が100点じゃない回がありました。

  • 10.2.21 [SUN]

    小林賢太郎ソロパフォーマンスライブポツネン2010『SPOT』横浜公演。
    全部書くと長いタイトルですね。
    ご来場の皆様、ありがとうございました。

  • 10.1.1 [FRI]

    小林賢太郎のコント公演
    ポツネン2010『 SPOT 』の上演が決まりました。
    2月17日~4月30日まで。

  • 09.12.29 [TUE]

    『トゥインクルフェス2009』へ沢山のお運び、
    まことにありがとうございました。
    将軍も「満足じゃ」だそうです。

  • 09.12.20 [SUN]

    『 ポツネン氏の庭 ~ The spot garden of Mr.Potsunen ~ 』
    が終わりました。
    ご来場のみなさま、ありがとうございました。

  • 09.11.7 [SAT]

    こんにちは。
    現在小林は『ポツネン氏の庭』を黙々とこしらえております。
    今回はこれまでの公演とちょっと違います。
    会場は札幌のライブハウス cube garden です。