27日午前7時20分ごろ、岩手県釜石市甲子町のJR釜石線第6唄貝(うたがい)トンネル内で、釜石発花巻行き上り普通列車(2両編成)がクマと衝突、停車した。運転再開後の同8時5分ごろには、約23キロ離れた遠野市の線路上でカモシカと衝突、再び停車した。
JR東日本盛岡支社によると、列車の乗客乗員52人にけがはなかった。クマとカモシカはいずれも死んだ。山間部を走る釜石線は野生動物との衝突事故がよく起きるが、同支社の担当者は「同じ列車が続けて2度も野生動物に衝突するのは珍しい」と驚いている。この影響で釜石線は上下2本が運休し、最大約2時間の遅れが発生。約220人に影響が出た。【安藤いく子】
毎日新聞 2011年8月27日 19時08分(最終更新 8月27日 19時40分)