放射性セシウム検出問題 環境省、10万ベクレル以下の焼却灰の埋め立てを認める方針決定
がれきなどの焼却灰から高濃度の放射性セシウムが検出されている問題で、環境省は、1kgあたり10万ベクレル(Bq)以下であれば、埋め立てを認める方針を決めた。
環境省によると、これまでに7都県、42のごみ焼却施設で、焼却灰などから一時保管の基準となっている、1kgあたり8,000ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたという。
27日の検討会では、8,000ベクレルから10万ベクレルの焼却灰については、セメントで固めたり、屋根付きの処分場を使うなど、地下水が汚染しない措置を講じたうえで、最終処分場への埋め立てを認める方針を決めた。
環境省は、運用方法などを調整して、各自治体などに通知することにしている。
(08/28 06:33)