まだまだいる“ズブズブ”売れっ子芸能人

【芸能ニュース舞台裏】

　芸能界全般への影響も大きかったが、いまひとつ緊張感が見られない。

　「いわゆる紳助ファミリーの芸能人も“本当にまずいこと”という意識が少ない。中には『辞め方が潔かった』なんてイベントで言い出す人間もいて、ちょっとズレている感じがしました」と、週刊誌デスク。

　ことは紳助さんだけの問題ではない。

　「もっとズブズブの芸能人が、たくさんいるのは今さら言うまでもない。日本で会わなくてもハワイの別荘で一緒に過ごしたり、地域の土木親睦会という形を取った親分の誕生会でネタをやっている大物売れっ子芸能人がいる。あわてて身辺を整えているのでは？　みなさん引退するんでしょうかねぇ」（同デスク）

　折しも来年は吉本興業の創業１００周年にあたる。

　「メモリアルイヤーの最中に万一、所属タレントから逮捕者を出すようなことになれば水を差すことになる。たとえ『この程度』でも暴力団関係者とのかかわりが発覚した以上、吉本にとっては“切り時”だった。他のベテラン芸人にも釘を刺すこともできる。肉を切って骨を断ったんです」（演芸評論家）