報道発表資料 [2011年8月掲載]
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児童虐待防止研修セットについて

平成23年8月25日
教育庁

 東京都教育委員会は、児童虐待は、どの学級、どの学校の子供にも起こり得るものであることから、全ての教職員が、児童虐待防止に関わる正しい理解と認識を深めるために研修に取り組むことが大切であると考えています。
 この度、児童虐待に関わる社会情勢等を踏まえ、研修等の質的な充実を図り、教職員の資質・能力をこれまで以上に向上することができるよう作成した「児童虐待防止研修セット」を都内の公立幼稚園・学校に配布しますので、お知らせします。

児童虐待防止研修セットの内容

 各学校が、その状況に応じて研修の内容や時間等を選択することができるよう工夫を行った。概要は、別紙のとおり。

(1) 内容の選択

 研修セットには、以下の5点のそれぞれの項目について資料と解説を用意した。各学校が、その状況に応じて項目を選び、必要に応じて資料等を増刷りするなどして活用できるよう工夫した。

<項目>

  1. 児童虐待に関わる「5の問い」1)基礎編 (児童虐待の定義)
  2. 児童虐待に関わる「5の問い」2)応用編 (児童虐待への適切な対応)
  3. 児童虐待の早期発見のポイント (早期発見のポイント)
  4. 虐待を受けたと思われる幼児・児童・生徒への適切な対応のポイント
    (学校内の組織的な対応や関係機関との連携)
  5. 児童虐待に関わる関連法規1)〜4) (「児童虐待防止法」「児童福祉法」)

(2) 時間等の選択

 一つの項目を5分〜15分間で取り組むことができるようにした。
 職員会議の15分間で研修に取り組む、朝会の5分間で研修に取り組むなど、短い時間でも、確実に成果が得られるよう工夫した。

※別紙 児童虐待防止研修セットについて(PDF形式:178KB)
※別添 児童虐待防止研修セット

※参考資料


問い合わせ先
教育庁指導部指導企画課
 電話 03−5320−6837