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【社会】

「三陸海岸になぜ家造った」 蒲郡市長、津波被害で発言

2011年8月27日 11時43分

 愛知県蒲郡市の金原久雄市長は26日の定例会見で、東日本大震災で津波被害に遭った三陸海岸について「歴史的に津波被害(の記録)が残っている所に、どうして家を造ったのか不思議だ」と話した。被災地では今も多くの住民が避難生活を強いられており、物議を醸しそうだ。

 金原市長は会見後、記者団から発言の趣旨を問われ「三陸は歴史的にも被害が散見され、明治、昭和にも津波があった。先人たちも造るなと言ってきたのに、家が立っているほうがおかしい」と繰り返した。

 東海、東南海地震で想定される蒲郡市の津波にも触れ「地形的、歴史的にみて、水位は上がることはあっても東日本大震災のような津波は絶対あり得ない」と話した。

 11月6日に任期満了の金原市長(3期目)は、今期限りでの引退を表明している。

(中日新聞)

 

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