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C大阪の新外国人は、わずかサッカー歴3年の元歯科大生? 新加入のMFホドリゴ・ピンパォン(23)が26日、チームに合流した。ブラジルの名門バスコ・ダ・ガマからレンタル移籍で加入したブラジル人は「本格的にサッカーを始めたのは20歳から」といきなり衝撃告白。それまでは歯科医を目指していたという異色の経歴の持ち主だった。
ピンパォンは5歳からフットサルを始めたが、11人制のサッカー経験はほとんどなし。兄と同じ歯科医を志し、歯科大学に通っていた06年に「趣味の範囲で楽しんでいた」フットサルでプロの目に留まり、プロサッカー選手の道を選択。07年に2部リーグのパラナ・クラブでデビューした。
09年にはバスコ・ダ・ガマに移籍。すると前年まで元ブラジル代表のスーパースター・FWロマーリオが着けていた背番号11を受け継ぐほど、期待を集めた。FWでもプレー可能で「スピードと決定力には自信がある」とアピールした“ロマーリオの後継者”。未知の可能性を秘めた異色のストライカーが、クラブに初タイトルをもたらす存在となれるか。
◆ホドリゴ・ピンパォン・ヴァイアーナ(Rodrigo Pimpao Vianna)1987年10月23日、ブラジル・パラナ州生まれ。23歳。07年にブラジルのパラナ・クラブでプロデビュー。09年にバスコ・ダ・ガマに移籍し、10年はレンタル移籍により再びパラナ・クラブでプレー。昨年は全国選手権で15試合に出場して6得点。178センチ、69キロ。
(2011年1月27日11時37分 スポーツ報知)