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【経済】

北電「やらせ」認める 泊3号機のシンポジウム

2011年8月26日 22時36分

 シンポジウムでの「やらせ」疑惑を受け、記者会見に臨む北海道電力の(左から)阪井一郎・原子力部長、蔵田孝仁・総務部企業行動室長、佐藤斉・広報部長=26日午後9時、札幌市中央区の同電力本店

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 北海道電力は26日、記者会見し、泊原発3号機(泊村)のプルサーマル計画をめぐるシンポジウムでの「やらせ」疑惑について、社員に参加と推進意見の表明を求める文書をメールで送ったと認めた。

 問題となったのは、2008年10月12日のシンポで、道と泊村など地元4町村の共催で岩内町で開かれた。約380人が参加した。北電によると、メールは同3日付で、現地事務所渉外課が各課に送った。

 北電は、メールを発送した経緯や出席した社員数、意見表明の有無などについて今後、詳細に調査するとしている。

 泊村の牧野浩臣村長は、取材に対し「大変遺憾。北電が安全対策をしっかり行えば、やらせなどする必要がない」と指摘した。

(共同)
 

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