「基金訓練」は「求職者支援訓練」に制度が変更されます。(10月01日施行)
税金が投入される講座です。ソフトを使いたい。ホームページを作りたいという「就職」とは関係のない動機の人は受講資格はありません。
このブログ他検索に出てくる授業の情報は、あくまでも受講生の自宅学習用に講師が個人的に運営しています。
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2011年10月23日
面接時の試験内容と受講許可基準
基金訓練Web |
受講許可の基準
職業能力開発促進センター(ポリテクセンター)からの指示で、実践演習として達成しなければいけない基準があります。
それに沿って、受講基準を設けました。
面接に落ちた場合は、基準に満たなかったのだと理解してください。
- パソコンの十分な入力スキルがあること(パソコンを使う仕事に就いていたことが望ましい。基礎演習を終了したばかりの人は受講は難しいと考えてください。3ヶ月クラスの場合も基礎演習からの受講生で、就職できた人はひとりもいません。今後、求職支援訓練では、基礎演習から実践演習への継続はできません。)
- 雇用保険のある会社に就職する意思がある人(起業は例外として認める場合もあります。)
- 社会人として生活できる環境を整えている人(復習の時間が每日3〜5時間程度必要になります。)
- 表現として「文章を書く」「絵を描く」ことができる人
- 有料サーバーをレンタルできる人(SEO実践とサイト運営のため)
- 仕事としての依頼を受けることが実現できる人(最終課題は自分のサイトではダメです。)
そもそも、パソコン初心者は受講できません。
タイピングの授業はありませんから。
ある程度の英単語を入力したり、考えているスピードで作文を書くように入力できるスキルが必須です。
そして、「手描きのラフ」を毎週宿題で提出してもらいます。
就職をすることが目的の講座
就職する気がないなら、受講する資格はない。
20代であれば、ほぼ就職させます。
もちろん山のような課題がまっています。(授業以外に毎日5時間、土日も休まず勉強してください。)
できなければ、就職は無理です。
Webは全くの未経験で自信がないといってくる人が多いのですが、始まると習得が早いのもこの年代です。
30代、そうとう頑張らないとね。
かなりの経験をつまないと就職は難しい。
といっても、20代(授業以外に毎日5時間、土日も休まず勉強してください。)以上に努力をする35歳までです。
いろいろな意味で「ギリギリ」です。
いままでの経験値がものをいうのもこの年代です。
40代、はほぼ無理です。
受講する意味はほとんどありません。
実際に、未経験で40代、女性でWebデザイナーになった人の
「ポートフォリオ」
これが、就職前にできあがっていないと無理です。
とくに数学的な論理構造を理解するには、年齢的に無理があるのかもしれません。
今回は、数学・物理の内容が3ヶ月あります。
他人をあてにして甘えがでるのも、この年代の特徴です。
50代、Webの勉強はやめましょう。
それまでの経験を、活かせるところが他にあるはずです。
こちらも、授業についてこれない人を切り捨てるのは忍びないので、申し込むことを辞退してください。
他に、受講できる講座があるかもしれません。
がんばるという言葉ほどには、体力がついてこない。
頭がすぐに反応しないなど、Webの仕事は難しいでしょう。
やりたいという希望だけではダメです。
具体的に努力をしないと。
まず、HTMLを入力しましょう。(インターネットの中に、どう打てばよいかはいろいろ書いてあります。それを探すのも重要な勉強のひとつです。)
そこを抵抗してやらない人は、Webの仕事に就くことは無理です。
いままで就職できた人は、とことん勉強しました。
その結果、就職できただけのことです。
やらなかった人は、もちろん就職できていません。
今回から、3ヶ月コースの倍の期間になります。
3ヶ月コースの内容を6ヶ月かけてやるわけではありません。
プログラミングの内容は多くなりますが、「プログラマー」を育成する講座ではありません。
わかりやすく言えば「プログラミングと営業もできるデザイナー」を育てる講座です。
ですから内容的には、3ヶ月コースの3倍の内容になると思ってください。(いまよりも数倍難しくなります。)
ゆっくりわかるまで、丁寧に。という指導ではありません。
一つ解説したら、次から次と課題をこなして、自力でスキルアップしていってもらいます。
それでなければ6ヶ月勉強した結果、就職までたどり着くことはできません。
志望動機
- パソコンを触るのが好き(あっそ!)
- インターネットを見るのが好き(見るだけの仕事は存在しない)
- 訓練校の評価を話す(それほどの違いは存在しない)
- ホームページを作りたい(趣味のお手伝いではない)
- 将来〜してみたい(夢物語につきあっている暇はない)
- 早く就職するべきなのに、なぜ3ヶ月ではなく6ヶ月を選ぶのか明確な理由がない
- いままで何故作らなかったのか?(いままで作らなかった人は、これからも作らない可能性が高い)
- 目的がソフトの習得の場合は、他の訓練校へどうぞ
- 数学が苦手ではWeb業界を選択することには無理がある(なのに何故選ぶのか)
- なぜいますぐ勉強を始めないのか(9月20日からでは遅すぎる)
いまのクラスもそうです。
動機が曖昧だと作る課題になると、逃げてこなくなる人がいます。
「作る」ということは、ちょっとパソコンが触れる程度で、できることではありません。
作る意思と基礎学力がない人は、6ヶ月を無駄に過ごすことになります。
- 主語述語を明確にした作文を書くことができる
- 手描きで誰が見ても「それ」に見える程度の絵を描くことができる
- 空間把握(天地左右)が理解できる
- 四則演算の意味が理解できる
- ベクトル(力の方向と大きさ)が理解できる
- 中学レベルの英単語はスムーズに入力ができる
- 括弧の使い分けができる
- ダブルクォーテーション(ダブルクォート)が入力できる
- 9月20日までに、HTMLとCSSの入力を自力で勉強できる
- 毎週1回はテストがあります(ハローワークに提出します。それが就職相談の材料になります。)
- プレゼンテーションが毎月2回あります。(最低12回)
面接時の試験
予定通り実施します。
まず記述する。
<html> </html>
次に記述する。
<html> <head> </head> <body> </body> </html>
その次に記述する。
<html> <head> <title></title> </head> <body> </body> </html>
このあたりまでが、最低基準です。
もちろん、何も見ないで入力するということです。(まったくのはじめての人も入力できるようにしてきてください。)
ここまでは、面接時に全員に入力してもらいます。
この辺まで、入力できれば受講するスキルとしては、まずまずです。
次の段階が可能な人は、ドキュメントタイプ宣言とキャラクターを記述します。
たとえばHTML5の場合、
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="utf-8"> <title>はじめてのHTML5</title> </head> <body> </body> </html>
以上が試験内容です。
みなさん、頑張ってください。
面接で受講条件を満たした該当者が定員に満たない場合のみ、二時募集があるかもしれません。
今回は、通常にない倍率のようなのでかなり厳しくなると思ってください。(基金訓練が最後ということでなのでしょうか。)
求職者支援訓練に移行した場合は、60歳以上は受講資格はありません。
50歳以上も就職の可能性がないということで、ほぼ受講できません。
あくまでも、就職を前提として「税金」で運営している講座です。
学校に連絡もなく休んだりと、税金を軽んじる行為は、言語道断です。
こういったルールが守れない場合、修了証の発行ができなかったり、場合によっては退校を勧告してもよいことになっています。