松下唯　ＳＫＥ４８を９月に卒業　足首のケガ完治せず決断

　名古屋を中心に活動するアイドルグループＳＫＥ４８の松下唯（２３）が９月末で“卒業”することが２６日までに決まった。けがによる長期休養から復帰したが、完治の見通しが立たないため決断した。

　松下は福岡県出身。２００８年の結成時の１期生でチームＳに所属。足首のけがのため１０年１月から休業していたが、今年に入って復帰し、ラジオ番組やテレビのナレーションなどダンスを伴わない仕事をこなしていた。所属事務所は公式サイトで「手術、リハビリを重ねてまいりましたが、完治への道のりは長く、再発の不安から新たな人生を歩くことを選択しました」と説明している。

　松下は自身のブログで「私は本当に幸せ者です。皆さまの『待っているよ』に『はい』という言葉を返したんですが、うそをついているような気がして…。ＳＫＥにいた日々は無駄なんかじゃなく、成長できた大切な場所です。卒業後も楽しく生活できればと思っています」と報告した。