'11/8/27
呉市営バス、回数券廃止
呉市は26日、来春予定する市営バスの広島電鉄への移譲に伴い、現在11種類ある回数券を廃止することを明らかにした。運賃の支払いに使うICカード「PASPY(パスピー)」の利用を促すのが狙い。
回数券は年末に販売を終了し、来年4月1日から使えなくなる。既に購入している回数券は、市交通局の定期券販売所などで払い戻しをする。
交通局の回数券は紙製で、80円や100円の11枚つづり券などがある。バスの回数券は路線別の計算事務などに手間がかかるデメリットがあり、広電は既に廃止している。
市は、移譲後のバス事業に赤字が出た場合は補助金を出す予定にしており、回数券よりも利用実態を把握しやすいICカードへの移行を促す。