【2011年夏･民主党代表選挙】前原誠司『お母さん、またご迷惑をおかけします…。』
前原誠司、違法献金を提供した在日コリアンのオモニに電話で報告

前原『お母さん、またご迷惑をおかけします…。』
入力/修正:2011年08月26日03時00分
韓国 joongang.joinsmsn.com JoinsMSN 中央日報ニュース 中央日報 京都=ソ･スンウク特派員
http://joongang.joinsmsn.com/article/aid/2011/08/26/5705841.html?cloc=nnc
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写真
http://pds.joinsmsn.com/news/component/htmlphoto_mmdata/201108/26/htm_2011082601194740004010-001.JPG
前原誠司前日本国外相が、国土交通相時代に、普段から母親のように慕ってきた
在日同胞のチャン･オクプゥン氏を執務室に招待し、一緒に撮影した記念写真。[中央フォト]

日本国内閣総理大臣選挙を控え、在日同胞のチャン･オクプゥン氏に電話した理由

『お母さん、私は党代表選挙への出馬を決心しました。
お母さんに対して再び人々の関心が集中し、さらに申し訳ない問題がたくさん起こるかも知れません。
ご迷惑をかけることとなり、申し訳ありません。』

日本の次期総理の座を賭けた、29日の民主党代表選挙に出馬する前原誠司前外相(49才)が。
在日同胞のチャン･オクプゥン氏(72)に対し、25日に直接電話を掛けて了解を求めた。
自身の出馬宣言により、普段から母親のように接してきたチャン氏が、
政界の攻撃によって苦しめられることはないだろうかと憂慮してのことだ。

続く

次期総理候補の一位に選ばれた前原は、外国人のチャン氏から2005年から受けていた、
25万円(約350万ウォン)の政治資金が問題になり、去る3月に外相職から退いた。
このために、党の代表選挙に出ることをやめようと考えた。
そうしたなか、最近の党内の力学の構図によって押されるように出馬を決心した。
選挙戦の過程で、再びチャン氏の政治資金問題が明るみにでる状況に置かれたのだ。

25日、中央日報特派員とのインタビューの途中、チャン氏は前原から掛かってきた電話を受けた。
チャン氏は、『大丈夫、大丈夫。出馬を決心したんだ、おめでとう。
世論の反応が良く、私も気分が良い。君が総理になったら在日同胞の問題もよろしくお願いする。』と話した。
1分間程の短い通話だったが、チャン氏は感慨無量な表情になった。

慶北(キョンブク/慶尚北道キョンサンブクド)醴泉(イェチョン)出身のチャン氏は、
5才の時に両親とともに日本へ渡ってきて、京都郊外の山科で38年に亘ってプルコギ(韓国式焼肉)店を運営している。
30年余り前に、中学2年生の前原が店の近所に引っ越してきて得意客になった。
彼は、その時からチャン氏を「お母さん」と呼んで慕った。
チャン氏も自身の次男と同い年の前原に対して息子のように接した。

前原は、民主党の菅直人代表の体制下において、主流に分類されている。
党内最大派閥を導く小沢一郎前代表の反対陣営だ。
前原は選挙戦で同じ陣営の野田佳彦財務相を支援すると予想されていた。
しかし、野田氏の人気が伸びず、自派議員の間では非主流に転落するのでは、との危機感が大きくなった。
また、「大衆的人気が高い前原が看板にならなければならない。」という主張も、彼の出馬の決心を促した。
「小沢変数」があるが、前原が総理の座を手にする可能性が最も高い、というのが日本のメディアの分析だ。

以上

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