今日本列島に『津波警報』が出されている。
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ニュージーランド外務省の情報公開法に基づき、1999年に公開した極秘外交文書の一部(翻訳されたもの)。
■(前文略)本土決戦を唱える日本に対し「戦意を喪失させるには地震・津波攻撃」が有効手段であると、最後まで検討されていたのである。
◆米政府は第二次大戦の末期から地震・津波兵器の開発を進めてきた。ニュージーランドの沖合いで実施された津波爆弾『プロジェクト・シール』の実施では30メートルを超える津波の発生に成功。日本を降伏させるために、この津波爆弾を使うか、原爆を投下するか検討されたが、精度が高く、効果が大きい原子爆弾が使用された。
◆ニュージーランドで研究開発にあたっていたコンプトン博士が米軍の極秘作戦において中心的な役割を担っていた。同博士は、その後もビキニ環礁での核実験を視察し、津波兵器と核兵器の比較検討を継続して行ったという記録が残されている。
■2005年4月に米国で公開された1945年(終戦の昭和20年)、CIAの前進である米戦略事務局OSSによって作成された「地震を使った対日心理戦争計画」と題する米軍機密文書によれば、第二次大戦末期の1944年にカリフォルニア大学のバイヤリー教授を中心とする地震学者たちが総動員され、「日本近海のどこの海底プレートに強力な爆弾を仕掛ければ、人工的に巨大な津波を起こせるかシュミレーションを繰り返した」という。ここでいう「強力な爆発物」とは、開発まもない「原爆」のことである。この文書には「日本本土攻撃作戦」とし各章に副題が付けられ、「悪魔の攻撃」と呼ばれる章では、「日本人の目を覚まさせるには地獄に飲み込まれたと思わせる必要がある。そのためには、地震を恐れる日本人の特性を徹底的に突くべし。地震攻撃に勝るものはない」と結論付けている。
◆当時の米軍における研究開発部門の責任者であったスタンレー・ロベル博士やマーシャル・チャドウエル博士の分析によれば、「日本の周辺にある海底の地震プレートをピンポイントで爆破すれば、巨大な津波を発生させることが可能となる。目標とすべきプレートの周囲8キロ以内に爆弾を仕掛ければ、一年以内に狙った場所で地震を起こすことができ、津波も誘導できる」。この秘密文書の最後には「地震・津波攻撃の目的は日本人をパニックに陥れることで、神国日本や軍部独裁に対する不信感を醸成することにある。日本人が国家を捨て、個人の生存を第一に考えるようにするためのショック療法ともいえる」と記されている。(引用終わり)
■しかし、結局「原子爆弾」投下に決定した。それは戦後ソ連との冷戦に対し、死者の数が大きいだろうし、とにかく威嚇するのに「派手?」であるからだろう。そしてその効果を比べるため昭和20年8月6日広島(プルトニウム型)、8月9日長崎(ウラン型)の二種類を実験した。ところがどちらも実際は核分裂は20〜30%ほどしか起きず不発だったことが判明している。(「臨界」に達する圧縮方法が不備だった)大きな被害は、核を圧縮するための通常爆弾の威力だった。
◆ところが、終戦(8月15日)直後、大阪市港区では一帯が水没するほどの高潮「津波」が突然(地震は全く感じなく)押し寄せてきたとのこと。(逃げる時間もなくそこらにあった木切れなどにつかまって高いところへ命からがら逃げて助かったという人の体験談より)
その水がひくのに約1カ月かかったという大被害だった。やはり「津波兵器」もその効果を実験したのだろうか。 |
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