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福島 玄米から微量放射性物質

8月26日 23時16分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

福島県が行っている早場米の検査で、二本松市で収穫された玄米から微量の放射性セシウムが検出されました。検出された値は、食品の暫定基準値を大幅に下回っていて、福島県は食べても健康に影響がないレベルだとしています。

福島県は、収穫の時期が早い早場米について、県内のすべての農家を対象に放射性物質の濃度を調べる独自の検査を行っています。26日、行われた検査では、5か所の水田の早場米のうち、二本松市の旧大平村で収穫された玄米から、1キログラム当たり22ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。これは国の食品の暫定基準値の1キログラム当たり500ベクレルを大幅に下回っていて、福島県は食べても健康に影響がないレベルだとしています。また、この玄米を精米し、白米にしたうえで改めて調べたところ、放射性物質は検出されなかったということです。福島県による早場米の検査は25日から始まり、放射性物質が検出されたのは今回が初めてです。